くろまめのスローフード10
私の郷里は九州山地を流れている川の支流の源にあります。
霧深いV字谷の集落、宮崎県西都市銀鏡(しろみ)です。
かつて人は尾根から尾根の山道を歩いて行き来していました。
ダムが出来、道ができてからは暮らしを文明の利器が助けてくれています。
今でも母は畑と花木の剪定が大好きでこの時間は猿や鹿や猪とご機嫌をとりあっています。
昭和30年代の「地区の記念祭」の料理や「婚礼の御膳」も再現してみたいと思います。
我が家の菜園でとれたお野菜で母の味を再現することがとても楽しいです。
冷凍保存(2020.9.29)
withコロナでキッチンに立つことが増えました。ふたり暮らしなので
時間を気にすることもありませんし、掃除洗濯も気分転換になります。
断捨離はスローテンポでも進んでいます。「これでおしまい」にはなら
ない点がなかなか面白いです。
冷凍保存していた畑の野菜を消費して行くのも面白いです。コロナ前と
比べると冷凍保存有り難し!
鍋に使う分だけの野菜を投入し、半解凍したらトマトを半切り、ショウガ
は薄切り(繊維を断つ)。オリーブオイルとニンニク、塩、黒胡椒で調理。
やや柔らかく仕上げました。このままでも美味しいです。チーズを載せてチン
したら赤ワインに合いました。
鶏の手羽元を焼き付けてからバルサミコ酢とミリンで煮ました。そして残った
上写真の野菜を付け合わせに。
昨日の野菜を食べていることさえ嬉しい気分になりました。
シイタケの冷凍準備中。
キノコ類は冷凍すると旨味が出ます。
マイタケ、エノキダケ、シメジ、マッシュルームなど消費中です。
ソバを挽きました(2020.1.4)
我が家の畑で採れたソバの実です。台風の影響もあり、収穫量はほんの少し。
ソバの実を夫(そらまめ)がコーヒーミルで粗挽きしました。歯の調整にも研究心
が見えて、私の期待感はかなりのものに(^^)。
水だけでこねました。粉に殻が混ざっています。見た目期待通りになりました(^^)。
のばしてみるもボソボソですから、細くには切れません。孫が切りたがりました。
包丁を持たせるのが不安でしたが上手に太く切ってくれました。
自家製田舎蕎麦の出来上がり(^^)。
一杯の田舎蕎麦です。シェアしていただきました。
味わいながら、孫に話す機会が得られて良かったです。明治生まれの祖母が元気な
あいだは毎年の年越し蕎麦を打ってくれていたこと、しかも家族11人ぶんのソバ
だったことなど、簡単には食べられない当時のようすを話すことができました。
リンゴ(2019.11.27)
干しブドウをぬるま湯で戻し、戻し汁で煮ただけ。 無塩バター少し使いました。
シナモンを振りかけていただきます!
デザート(2019.7.19)
粉末寒天と甘納豆で作りました。
梅を漬けました(2019.6.22)
「らっきょう酢」に梅を漬けました。昨年友人が漬けた梅を味わって感動! 甘さと
酸っぱさのバランスが良く、梅もやわらかくて実に上品(^^)。友人は自宅の梅の黄色
がかったのを漬けたと言っていました。天日に干したとも言っていました。
このことを踏まえて、初トライですのでちょっと贅沢して南高梅の3L(黄色がかった)
を漬けました。
漬け方は簡単です。ネット情報をおすすめします(^^)。
さて、今後は、ひと月経ったあたりに天日干しを考えています。ワクワク
豆腐漬かりました(2019.4.19)
見た目はチーズだ! 塩味が足りない。お豆腐の水切りが甘かった感あり。
イメージしていたものに近い仕上がりでした。
「木綿豆腐の粕漬け」。 2週間後には
ガーゼの中で、いい色合いになっていました。味のほうは?
豆腐&味噌(2019.3.29)
「木綿豆腐の粕漬」ハヤトウリを漬けた粕を再利用。工程はくろまめ流
ですからイメージ先行型です。
水切りは重石を段階的に重く(豆腐が崩れないように)して半日ほど様子を見、
豆腐が硬くなったらガーゼで包んで酒粕に漬ける。
さて、結果はどうなるか?
おいなりさん(2019.2.14)
「いなり寿司」
私が生まれ育った山あいの集落の豆腐やさんのアゲは四角でした。ですから
お稲荷さんは三角形をしていました。大きく口を開いた、おおらかなお稲荷
さんでした。具は五目寿司。赤い刻みショウガがあるのはオシャレな感じが
したものです。
私は時々懐かしのいなり寿司を作ります。こちらは関東のアゲで長方形。
具を詰めたら口を閉じます。一口サイズの可愛い「いなり寿司」です。これは、
よそ行き用の洋服みたいでちょっと面白くない。面白くて美味いのは、アゲが
パンクしないギリギリに具を詰め詰めて太らせます。アゲを裏返しにしている
方は中の具が違うから。 酢飯にゴマやゆかりやふりかけなどを混ぜ混んで超時短
のお稲荷さんです。
これがまたうまいんだなぁー(^^)。
ハヤトウリ漬かりました(2019.1.29)
2018.11.28に本漬した隼人瓜の奈良漬けです。先日恐る恐る取り出して漬かり具合、
感触を確かめました。弾力良し! 食感も味も合格! 色が濃いのは熟成1年の酒粕
に漬けたからです。
実家に送りました。奈良漬けのほうには酒粕をたっぷり入れました。鮭の切り身を
漬けたのも好評でした。
鶏モモ肉を酒粕に3日ほど漬けて、酒粕を落とさずに蒸し煮にしてみました。びっくり!
美味しいではありませんか!(^^)。 奈良漬けをする際に酒粕をたくさん使いました。
しばらくは漬け粕でいろいろ楽しめます。中身はいいから漬け粕を頂戴って言う人が
出てくるかも(笑笑)