くろまめのスローフード10
私の郷里は九州山地を流れている川の支流の源にあります。
霧深いV字谷の集落、宮崎県西都市銀鏡(しろみ)です。
かつて人は尾根から尾根の山道を歩いて行き来していました。
ダムが出来、道ができてからは暮らしを文明の利器が助けてくれています。
今でも母は畑と花木の剪定が大好きでこの時間は猿や鹿や猪とご機嫌をとりあっています。
昭和30年代の「地区の記念祭」の料理や「婚礼の御膳」も再現してみたいと思います。
我が家の菜園でとれたお野菜で母の味を再現することがとても楽しいです。
青パパイヤ(2022.12.20)
先日、近所のパパイヤの畑で青パパイヤを貰いました。
ここは車で通過する場所でユニークな手書き看板の「パパイヤ」はオーナーの呼称かしら?、
と思っていました。やがて苗木が植えられ徐々に南国の風情になり旗が立ち晴れた日には
特に立ち寄りたくなるのでした。畑で作業している方に「そらまめ」が声かけると親切に
対応してくださいました。「青パパイヤ」のことを詳しく話してくださいました。熱帯地方では
木ですが日本では春に苗木を植えて秋に収穫する1年草扱いとのこと。肥料は落花生の殻が
根粒菌がいて良いとのこと。そのうちビニール袋を持ってきて、ちょっと寒さにやられかけた
というたくさんの青パパイヤを獲って持たせてくださいました。
ブルームという白い果粉が付いていて特に新鮮の証らしいです。
効能とレシピをネット検索しました。酵素を含んでいることは嬉しい情報でした。
たんぱく質を消化する、糖質や脂肪も分解する、抗酸化作用もあるなど効能がすごいです。
ポリフェノールやビタミンCも含まれていて南国の果物らしい。
レシピは豊富にあり、しかも簡単(^^)。
苦味成分のアク抜きは皮をむいてタネを取り、水に10分浸け置く。
29個の下処理に三時間ほどかかりました。冷蔵庫で1週間、冷凍はひと月持つそうです。
コンポート。薄甘く仕上げました。
スライス ニガウリに似た苦味あり。炒めたり煮たりバリエーション豊かです。
冷蔵、冷凍保存。
コンポートをミキサーにかけてスムージーに。調味料として使えば酵素が具材をやわらかく
してくれます。
来年秋の「販売市」を見逃さないようにしたいです。
嬉しい出会いでした。
うるち米ともち米(2022.7.16)
相変わらず片付けをたのしみとして過ごしています。
食品はなかなか片付かないです。思いつきで買って、一二回使ったきりのアレやコレを
透明引き出しに入れて「待機中!」とラベルを貼っています。
1キロ入りのもち米があと3合ばかり残っていました。「おこわ」にしておしまいにしようか。
食べきれず冷凍保存か。一気に消費はしないことに。
うるち米1合半にもち米半合の炊き込みご飯を作りました。
具材
塩昆布、梅干し(一昨年産梅干に穀物酢を加えたらふっくら再生)、ニンジン(穀物酢漬け)。
調味料なし。
もち米がとっても良い仕事をしてくれましたよ。
食べるときにごま油をたらしたり摺りごまをふりかけたり海苔をかけたりして
いただきました。
私は目が悪いのできめ細かい包丁さばきはできなくなりました。
具材のサイズが不揃いです。
土鍋で炊くのが楽しくて、汁物には鉄鍋を使っています。具たくさんの汁物や
粥には昔ながらの土鍋を使っています。いろんな鍋、食器を捨てることは、
これから先の食事のことを考える楽しい時間でした。
ホント! カラダに合う食べ方は人それぞれ。健康チェックしながら
「今日もごはんが美味い!」まこちありがたい。嬉しいこってす(^^)。
あっ!
もうひとつ。ニラ半わの消費にこんなことしました。
市販のキムチにニラを混ぜ込みました。ニラの量が良かったようです。
その後発酵が進んでいます。
酢のチカラ(2022.6.18)
梅雨の六月。
食に関する情報に敏感になります。ある日、テレビでいろいろな「お酢」の
特長と料理の相性、効率の良い摂取の仕方などを紹介していました。
たまたま穀物酢を買い置きしていたので穀物酢で三種の酢漬けを作りました。
写真左から、炒り大豆、キャベツ、タマネギ。右端は2年もの梅干し。
カチカチ縮んだ梅がお酢に浸り着膨れ状態に。なるほど〜再生。
炒り大豆も着膨れして翌日にはやわらかくなりました。サラダの
トッピングは良かったです。アレンジしてシラスとヒジキとの炊き込みご飯を
やってみようっと!、と思いながらまだ炊き込みはやっていません(^^)。
キャベツ、タマネギは魚、肉料理に。キノコ、赤や緑の野菜、ハーブなどを
足したりして使い切りました。このカンタン酢漬けは七月、八月あたりまで
続けてみようと思いました。
溜まった空き瓶のサイズがピッタリも嬉しい。次はどの酢に夏野菜たち、
ニンジン、ニンニクを漬けるか、酢のチカラを信じておもしろがっています。
安心安全な食事に加えて運動!運動はややもすると信条が崩れてイカンバイ。
先人たちの知恵が立証されるのを見て聞いて、令和のキッチンで右へならい!(^^)。
豆とトマト(2022.2.21)
明けて2022年。月日の流れを肌で感じています。
趣味のこと、いろいろたのしんできましたが、今は料理と掃除が
面白くて日々精進しています。掃除したら、洗濯もの干したらエアロバイクで
「足漕ぎ」。キッチンでは「カカト落とし」を心がけています。
料理は、有るもの材料。簡単調味料。「はい。できましたー」創作料理
なので嬉しい気分になります。
頻繁に使うのは豆缶いろいろ、若鶏の丸焼き、トリの手羽元、無塩トマト缶、
山芋、豆腐、オートミール、もち米、ほうれん草、ニラ、ネギ、カボチャ、
パクチー、など。
調味料は鶏ガラ、ニンニク、ショウガ、オリーブオイル、ナンプラー、こめ油、
コリアンダー、黒酢、バルサミコ、五香粉、紹興酒などです。
鍋は寸胴鍋、フライパン、土鍋ばかりです。
コロナ禍断捨離、して良かったとキッパリ言えます(^^)。
創作ですが、ハイ!
テレビでヒントを得ることがあります。横浜中華街の朝粥を紹介してたので、
たまたま家にあった材料で作ってみました。丸焼き鶏の残り、残りご飯、
紹興酒、パクチー。
塩麹でやわらかくさせた手羽元とタマネギのバルサミコ煮の残りを下地にして
豆スープを作りました。
コラーゲンたっぷり。
無塩トマト缶載せて
赤インゲンマメ、白インゲンマメミックス豆を載せて
煮大豆、冷凍ニンニク、鶏ガラ加えて煮ました。
美味しくできましたー。八号鉢にいっぱい。このままスープ、オートミール粥、
チーズ載せレンチンの三食食べ切りましたー。
マリネはパプリカとタマネギ
コストコのパプリカはサイズも鮮度も良いです。
肉厚なので焼いて熱い内に皮を剥きます。タマネギはレンチンし、三杯酢と
黒胡椒だったり、フレンチドレッシング漬け、中華ドレッシング漬けもします。
余談ですが、アボカドも同じく失敗ないです。わたしコストコの回し者では
ありません(^^)。
あら? 何時?
晩ご飯〜 なに作ろうかしら。
炊飯土鍋と新玉ねぎ(2021.4.11)
ふたり暮らしには2合炊きがちょうど良いです。
この土鍋で白ごはん、白がゆ、中華がゆ、ぞうすい、リゾット、
炊き込みごはんを炊いて失敗したことはありません。素直に
炊きかたレシピ通りに炊いてみて納得!(笑笑笑)
いろいろアレンジしては自画自賛(^^)。
コロナでキッチンタイムをたのしむ日が続いています。
で、ツナ2缶と新玉ねぎの炊き込みごはんです。ひまわり油が
なかなか良いです。テレビで豚バラと新玉ねぎを紹介していた
ので作りましたが、口中で豚の脂がイヤな感じになりました。
それでツナはどうかな? 試して正解!
味付けは、めんつゆ50ccだけです。青のり、焼きのりなどの
海藻系をふりかけて食べました。
スローフードではなくてファストフードが続いています。
スパムとセロリ(2021.3.26)
テレビも新聞も「料理」に関する情報でいっぱい!
コロナは家ご飯に革命をもたらした、と感じます。「マリアージュ」の妙。
楽しいです。
そして今日も簡単炊きご飯を美味しくいただきました(^^)。
テレビでちらっと見たベーコンと海苔?の炊き込みご飯をアレンジして、
スパムとセロリのマリアージュ。味付けはお米2合に対してめんつゆ50cc。
具材はそれぞれ1センチ角に切って、簡単簡単。
福豆の炊き込みご飯(2021.2.7)
今年は福豆を2袋買いました。まくときは小声で思いは強くパラパラと。
恒例の炊き込みご飯、ダシと具で味を変えています。
昆布茶少量、昆布、醤油、みりん。椎茸、油揚げ。
炒り豆をそのまま使わずにしばらく水に浸しました。食感はふくふくとして
なかなか良い(^^)。
新聞で「福豆と里芋の炊き込みご飯」のレシピを見て、各地の伝統福豆炊き込みご飯
(オーバーでしょうか?)を知りたくなりました。
現代の時短調理のアイデアには感心しますが、昭和世代なりの懐かしみのご飯から
アレンジして面白がっています。
冷凍保存(2020.9.29)
withコロナでキッチンに立つことが増えました。ふたり暮らしなので
時間を気にすることもありませんし、掃除洗濯も気分転換になります。
断捨離はスローテンポでも進んでいます。「これでおしまい」にはなら
ない点がなかなか面白いです。
冷凍保存していた畑の野菜を消費して行くのも面白いです。コロナ前と
比べると冷凍保存有り難し!
鍋に使う分だけの野菜を投入し、半解凍したらトマトを半切り、ショウガ
は薄切り(繊維を断つ)。オリーブオイルとニンニク、塩、黒胡椒で調理。
やや柔らかく仕上げました。このままでも美味しいです。チーズを載せてチン
したら赤ワインに合いました。
鶏の手羽元を焼き付けてからバルサミコ酢とミリンで煮ました。そして残った
上写真の野菜を付け合わせに。
昨日の野菜を食べていることさえ嬉しい気分になりました。
シイタケの冷凍準備中。
キノコ類は冷凍すると旨味が出ます。
マイタケ、エノキダケ、シメジ、マッシュルームなど消費中です。
ソバを挽きました(2020.1.4)
我が家の畑で採れたソバの実です。台風の影響もあり、収穫量はほんの少し。
ソバの実を夫(そらまめ)がコーヒーミルで粗挽きしました。歯の調整にも研究心
が見えて、私の期待感はかなりのものに(^^)。
水だけでこねました。粉に殻が混ざっています。見た目期待通りになりました(^^)。
のばしてみるもボソボソですから、細くには切れません。孫が切りたがりました。
包丁を持たせるのが不安でしたが上手に太く切ってくれました。
自家製田舎蕎麦の出来上がり(^^)。
一杯の田舎蕎麦です。シェアしていただきました。
味わいながら、孫に話す機会が得られて良かったです。明治生まれの祖母が元気な
あいだは毎年の年越し蕎麦を打ってくれていたこと、しかも家族11人ぶんのソバ
だったことなど、簡単には食べられない当時のようすを話すことができました。
リンゴ(2019.11.27)
干しブドウをぬるま湯で戻し、戻し汁で煮ただけ。 無塩バター少し使いました。
シナモンを振りかけていただきます!
デザート(2019.7.19)
粉末寒天と甘納豆で作りました。
梅を漬けました(2019.6.22)
「らっきょう酢」に梅を漬けました。昨年友人が漬けた梅を味わって感動! 甘さと
酸っぱさのバランスが良く、梅もやわらかくて実に上品(^^)。友人は自宅の梅の黄色
がかったのを漬けたと言っていました。天日に干したとも言っていました。
このことを踏まえて、初トライですのでちょっと贅沢して南高梅の3L(黄色がかった)
を漬けました。
漬け方は簡単です。ネット情報をおすすめします(^^)。
さて、今後は、ひと月経ったあたりに天日干しを考えています。ワクワク
豆腐漬かりました(2019.4.19)
見た目はチーズだ! 塩味が足りない。お豆腐の水切りが甘かった感あり。
イメージしていたものに近い仕上がりでした。
「木綿豆腐の粕漬け」。 2週間後には
ガーゼの中で、いい色合いになっていました。味のほうは?
豆腐&味噌(2019.3.29)
「木綿豆腐の粕漬」ハヤトウリを漬けた粕を再利用。工程はくろまめ流
ですからイメージ先行型です。
水切りは重石を段階的に重く(豆腐が崩れないように)して半日ほど様子を見、
豆腐が硬くなったらガーゼで包んで酒粕に漬ける。
さて、結果はどうなるか?
おいなりさん(2019.2.14)
「いなり寿司」
私が生まれ育った山あいの集落の豆腐やさんのアゲは四角でした。ですから
お稲荷さんは三角形をしていました。大きく口を開いた、おおらかなお稲荷
さんでした。具は五目寿司。赤い刻みショウガがあるのはオシャレな感じが
したものです。
私は時々懐かしのいなり寿司を作ります。こちらは関東のアゲで長方形。
具を詰めたら口を閉じます。一口サイズの可愛い「いなり寿司」です。これは、
よそ行き用の洋服みたいでちょっと面白くない。面白くて美味いのは、アゲが
パンクしないギリギリに具を詰め詰めて太らせます。アゲを裏返しにしている
方は中の具が違うから。 酢飯にゴマやゆかりやふりかけなどを混ぜ混んで超時短
のお稲荷さんです。
これがまたうまいんだなぁー(^^)。
ハヤトウリ漬かりました(2019.1.29)
2018.11.28に本漬した隼人瓜の奈良漬けです。先日恐る恐る取り出して漬かり具合、
感触を確かめました。弾力良し! 食感も味も合格! 色が濃いのは熟成1年の酒粕
に漬けたからです。
実家に送りました。奈良漬けのほうには酒粕をたっぷり入れました。鮭の切り身を
漬けたのも好評でした。
鶏モモ肉を酒粕に3日ほど漬けて、酒粕を落とさずに蒸し煮にしてみました。びっくり!
美味しいではありませんか!(^^)。 奈良漬けをする際に酒粕をたくさん使いました。
しばらくは漬け粕でいろいろ楽しめます。中身はいいから漬け粕を頂戴って言う人が
出てくるかも(笑笑)