くろまめの種子(たね)物語3




1975年、十和田湖・奥入瀬を旅しました。
歩き歩きながらりんごを食べ終わった後、種を道路脇の地面に埋めました。
小さな穴を掘って埋めたそこは今頃どうなっているのだろうと思います。
その頃から落ち葉を拾ったり、木の実を採ったり、種を持ち帰ったりしていました。
種には特別な思いがあります。


 ひよこ豆(2016.10.10)

探していた「ひよこ豆」をようやく手に入れました。種やさんでは売られて いませんし、ネット販売で買うのはちょっと心配でしたし。例えば炒ったも のは種にはなりませんから(笑)。 アメリカ産のひよこ豆を種用に購入しました。「芽は出ますよ」とお店の方 が答えてくださいました。 ネットで、種蒔き〜発芽〜収穫までを調べてみましたら、おおかたが発芽し ていますが原産国のインドの気候が好きなようで雨や風には弱いようです。 失敗例成功例から大いに参考になります。 先ずは実験。 豆を水に浸してサイズが膨らんできたら引揚げて、鉢に植える。 3粒ずつにしたのは「三本の矢」のように助け合って風が吹いても倒れない ようにとの思いもあります。どれかが残って育てばいなあと。どれも残らな いかも知れませんが・・・。 芽が出たら、乾燥気味に育てます。 また実験して豆を水に浸してみようと思っています。今度は芽が出るまで待 ちたいところですが、同じように観察して行く中で、豆が割れたという実例 もあるようですから油断できません。 ところで今回のお店では国内産の虎豆や花豆、緑豆も、他、多種類の豆が売ら れていました。我が家の菜園で過去に福島の友人からもらった「花豆」を煮豆 にし、他は畑に植えました。赤い花が咲いたときは嬉しくてなりませんでした。 しかし気温の上昇で(30度以上になると花が落ちて実をつけないことを後に知 りました)サヤが出来ずに綺麗な花だけを楽しんだという結果になりました。 この失敗で花豆の産地が北海道や本州でも山のほうの涼しい地方のものが多い ことに納得しました。 ヒヨコマメを11月に入ったら畑に植えようかと思っています。上手く冬を越せ たら来年の5〜6月に収穫ができると思っています。成功者の事例を参考にしな がら楽しみながら。

 種を磨いてアクセサリーに。(2016.8.24)

友人がしているペンダントトップに惹かれました。それはクルミの種でした。 亡きお父さまの手作りだと聞いてますます惹かれました。 これまで種は土に戻して増やしていましたが、アクセサリーにすることは 考えもしませんでした。 八月といえば桃。産毛に覆われて小さな小さなゴマシミの肌。化粧箱に鎮 座している美しい桃はパスしまして、それでも十分に美味しい桃でござい ました。 ↑きれいに溝の中も洗い落としました。尖がっています。     ↑そらまめがサンドペーパーで尖りを落としてくれました。 この色合いも気に入りましたが、ちょっと痛々しい感じもあり、      ↑椿オイルで磨いてみました。ツヤピカが重たく感じられました。しばらくす るとツヤピカが褪せました。   ↑オリーブオイルで磨きましたら、ねっとり感が出ました。オイルがなかなか 浸透していきません。我慢してそのままにして置きましたら、油っぽい感触は なくなっていました。コレで良しとしました(^^)。 4個中、3個は縦に穴を空け(上から下まで貫通)、1個は種の先に穴を空け ました。 今は触っては眺めています。イメージが浮かぶまでの楽しい時間です。 ブローチに。釦に。ブレスレットに。ストラップに。 秋風が吹く頃になると空気が澄んで速く乾きがます。 柿の種も。うふふふ。

 お日さまに感謝(2016.1.15)

新年明けて関東に初雪を見たのが1月12日の朝でした。 それまでは暖かい日々が続いていて、ベゴニアもキレイに咲いていました。 それが雪の朝にとたんに弱りました。それは本当にびっくりぽん! 氷点下になって組織の細胞がダメージを受けたようです。 昨日今日のお日様にあたためられて、また元気になりそうな。    菊はベルギーマムです。一昨年に買いました。買ったときは盆栽のようにして まあるく刈られていて、びっしり花が咲いていました。 時々カットして仏前に供えていました。これからもまたお供えを続けられます。   アスパラガスは冷気に触れないように水分が蒸発しないように枯葉で守って います。でもスカスカなので寒いのかも。   ハヤトウリは強いです。なあんもしなくても自力で生きています。 もしかしたらこのまま生長を続けるかも。   今年も種にまつわる話など書いて行きます。 どうぞよろしく!