工房 豆&豆 −15
真鍮や銅、天然石などを使って指輪、ペンダント、ブローチなどのアクセサリーをハンドメイドしています。
ハンドメイドの作品は通販サイト「ミンネ」で販売しています
天気の良い日は畑で野菜作りをしています。
畑本番(2025年5月14日)
窓から見える田んぼに水が入り田植えが終わり夜にはカエルの大合唱が聞こえる。
我が家の菜園はトマト、ナス、ピーマン、ニガウリなどの夏野菜が植えられて元気に
育っている。サトイモやビーツも芽が伸びてきた。ジャガイモに花が咲き、大豊作の
エンドウ豆がサヤをぶら下げている。インゲンがツルを支柱に巻き付けシュンギク、
チンゲンサイ、青じそも元気だ。道ばたから移植した菜の花やからし菜も根付いた。
花の咲き終わった「ケサエ菜」は大量の種を付けて地面にこぼれ始めたので少しづつ
家に持ち帰って乾燥させて採種している。「花壇」の花の種類もどんどん増えていて
楽しみだ。雑草のチガヤの退治に燃えている。出てきた芽を「もぐらたたき」している。
次の大仕事は500個のニンニクの収穫だ。
工房の作業も気候が良くなってきたので時々は車に工具を積んで畑の傍らで作業したり
している。ゴミが出ても飛んでいくし音が出ても人がいない。
最近のミニトレイは真鍮と銅と錫で作った。錫のインゴットは熱を加えると比較的溶け
やすい。銅は真鍮より柔らかい。
鹿の角でレンコンを作った。鹿の角は外側は固いが中心部は細かな穴が空いている。
レンコンを作るときは中心部まで固い部分を選んだ。真鍮でもレンコンを作った。
パスタのメジャーの穴のバランスが面白いと思い真鍮のペンダントトップにしてみた。
畑の月桂樹の枝切りをした。その枝で幅広リングや三角のリングスタンドを作った。
馬蹄とレンコンは繰り返して使うモチーフであるが、ローズクォーツに馬蹄形を彫り込んで
ペンダントトップを作った。
春本番(2025年3月22日)
春分の日が過ぎた。数日前は珍しく積雪もあったが日々暖かくなってきている。
今日の気温は20℃ぐらいまで上がった。畑の種まきも忙しくなってきた。
アブラナ科のトウ立ちの季節なので菜の花が食卓にあがる頻度が増えてきた。
土手や空き地に群生をつくっている「からし菜」や「アブラナ」を畑に移植して
にんまりしている。
足腰の筋力を維持するためにウォーキングを心がけているが散歩の途中で「ツル」
を採取して車の中でカゴを編んだりしている。
最近入手したデュモルチェライトインクォーツやアイオライトで早速指輪を作った。
均一な天然石ではなくて複数の鉱物が混ざりあったり石の中に結晶の不連続面が
見えたりするのが面白い。
銅は加熱して加工。熱による酸化膜の黒ずみがアンティークな雰囲気を醸し出して
くれる。
指輪以外にもペンダントトップも制作した。石は覆輪留めしてヒモ穴は3mmの
径のヒモが通るようにしている。
2025年スタート(2025年1月19日)
年が改まっても工房の作業机の周辺は特に整理整頓がされることもなく
相変わらず雑然としている。まあこのような失敗作や昔作ったパーツ
などを眺めているうちにアイデアがわいてきたりするので片付けたくない
というのもある。
真鍮や銅を加工するときにはバーナーで熱すると柔らかくなる。叩いて加工
するとすぐにまた硬くなるので再加熱を繰り返す。このとき材料の下に置く
セラミック素材のハチノス(ハニカムブロック)も熱せられて赤くなり
バーナーの熱とブロックの熱とのサンドウィッチ効果で真鍮や銅の過熱が
早まるのでありがたい。
真鍮や銅を叩いてひねってバングルを作るのは楽しい作業でもある。バングルの
仕上げは硬すぎてもだめで柔らかすぎても形が崩れやすいので最後の仕上げに
ちょっと加熱したりする。
ラピスラズリのハート形の指輪やムーンストーンの指輪も制作した。ムーンストーン
は内部の結晶の構造により「シラー効果」がきれいにでる場合もあるがそれほどでも
ない時もある。石の内部のキズなどの不連続面は削り込んでいってもなかなか消えない
ことも多い。天然の石なので気まぐれだ。