工房 豆&豆 −13

真鍮やターコイズを使ってペンダント、ブローチなどのアクセサリーをハンドメイドしています。
ミンネ ハンドメイドの作品は通販サイト「ミンネ」で販売しています
天気の良い日は畑で野菜作りをしています。




 10月半ば(2023年10月16日)

今年の夏は記録的な猛暑続きであったがようやく秋らしい気候になってきた。寒さが やってくるはやさも極端で「暖房」という言葉が頭をよぎるほどである。暑さに弱い ニンニクの植え付け時期を待っていたがようやく先日510個を植え付けた。翌日には 予定どおりのまとまった雨が降った。キンモクセイも暑さで開花が2週間ほど遅れている らしい。この近所でもようやく香りが漂い始めた。 前回のアップからおよそ2か月経った。最新の指輪は白のピンクオパールをハート形に加工 して覆輪留めをし周囲をネジネジで囲った。馬蹄をモチーフに和釘や銅をヘッドにした。和釘は 鋼(ハガネ)でできているのでもともと固いがバーナーで熱して急冷したら焼き入れ状態に なっていたようだ。ドリルもヤスリも刃がたたなくなった。もうドリルの刃が古くなったのかと 新品を使ってもいっこうに削れない。焼きなましという言葉を思い出し、再加熱してゆっくりと 冷やし何とか加工ができた。真鍮は急冷しても固くなることはないのでその違いを再認識した。 ローズクォーツを馬蹄の形に加工してペンダントトップにした。ヒモを通す穴が必要なのである 程度の厚さが必要だ。 真鍮を編んでメッシュ状態にしてブローチにした。メッシュの端を固定させるために真鍮の リングで裏打ちしてブローチピンを取り付けた。 オイスターカッパーターコイズの石を覆輪留めして周囲をねじった真鍮線で囲った。土台に 厚めの真鍮を使ったので重量感がでた。

 8月半ば(2023年8月12日)

日照りが続いていたが台風の遠い余波で雨が降った。久しぶりに黒い雲が速く流れて いき入道雲がむくむくと発達する。雷がなり遠くの空には入道雲の予備軍がむくむく している。もう8月も半ば。畑をやっていると雨の気配が嬉しい。 ブルーオパールは前回制作したときは2mm径のリングだったが今回は平らな真鍮で リングを作り削って3〜6mmの幅にした。 ラピスラズリは丸ヘッドにデュアルラインにした。石の周りにネジネジを装飾でいれる のをいくつか作った。銀ロウ付けのテクニックが上達してきたと思う。 ムーンストーンの原石を切り出して磨いたらシラー効果が出て確かに「月」のような イメージになった。ブルートパーズをランダムカットしたらとても感じの良い形になった。 フローライトはグリーンの濃さがちょうど良い感じだ。 真鍮のランダムホールはいくつか作ったが規則性をもたないランダムにするのもなかなか 頭を使う。馬蹄に赤メノウを埋め込んだ。銅を熱してひねってペンダントトップにした。

 4月に入る(2023年4月19日)

桜と菜の花の季節が終わり、沿道にはツツジの花が咲き始めた。 畑のニンニクやタマネギは順調に伸びていて先日はサトイモを植え付けた。 先月は初めての入院、初めての全身麻酔手術だった。小さい頃からヘソは むやみにいじるものではないと言われてきたが、事前に看護師さんにクリーム を塗られながらクリーニングしてもらった時にはこれから大変なことが起きると ドキドキしたものだった。胆のうから3センチ大の胆石が出てきて看護師さん たちが珍しがっていた。小さい胆石を割ってみると年輪のように層になっていて 何年物かわかるのではないかと思った。小さい頃に食べた駄菓子の「かわり玉」の ようでもあった。 真鍮のヘッドに黒檀をはめ込んで表面は同じ高さに削り込んだ。 以前凹面ヘッドの指輪を作ったがひとまわり小さな凹面ヘッドにしてみた。 馬蹄はこれまでもいくつか作っているがシンプルな形状にしてみた。 インカローズは縞模様の無い部分を削りだし覆輪留めにした。 ホヌ(かめ)は天然石を使わないオール真鍮で制作した。 赤メノウはシュガーローフカットにした。 アクアマリンはペンダントトップにした。 ルビーは穴をあけてペンダントトップにした。表面のざらざらした部分を残した。