木曜日の風のいろ9


毎日いろんなできごとがありますね。
歩き疲れたら、立ち止まって足元を見てみましょ。小さな草が風に揺れてます。
振り返って見てみれば、いつの間にやら道だってできてるはず。曲がりくねったって、
でこぼこしてたっていいのでは。ここまで来れたのだから。
今からだって、一歩ずつ、一歩がきつかったら、半歩ずつ、ゆっくり歩いて行きましょう。
相変わらず、今日は今日の風が吹く、そんな気持ちでね。

木曜日には木曜日の風のいろ。
今日も風に乗せてメールを送ります。




   進行形 (2018.12.27)      今年ももうすぐ      終わろうとしている      日日時時刻刻と      一瞬たりとも休むことなく      進み続けている      頭の中でも      あれもしなくちゃ      これもしなくちゃと      思考も止まることはない      身体の方は      それに応えられるだけの      余裕はなく…      でも      一応      明日は仕事納め      監査もあるし      なんとかキリだけはつけて…      その後は      見ぬふりをしてきたものたちに      少しは目をやって      きっと      あくせくしながら      残りの時間を過ごすことになる      何事も進行形だから      そこのところは      逆らわず      逆らえず      やれるだけのことはやって      後は      流れのままに…      こんな感じで      ふわっと      カーテンを閉めることにしよう
   相 応 (2018.12.20)      空気が乾燥して      大気が不安定      その不安定な大気の波を      うまい具合につかまえなくっちゃ      波に乗りそこなうと      風邪をひきやすいんだって      鼻水やくしゃみで      身体もやっぱり水分不足になる      自分ひとりで      気をつければ済む話でもないけど      こういう時期は      ウィルスの蔓延なんかもあるからね      でも      その季節なりの      相応な状況なんじゃないかと      冬には冬なりの      そして      自分には自分なりの      過ごし方      気をつけ方      相応の…
   蓄積と分解 (2018.12.13)      あれも食べたい      これも食べたい      欲求に任せていると      大変なことになる      身体の中に取り入れたものが      思った以上に蓄積し      機能低下で      分解できなくなる      なんでもそう      手に入れたものが      溜まっていったものたちが      そこここに…      身体の中も      心の中も      居る場所も      取り入れたものは      蓄積しない内に      機能が低下しない内に      ちゃんと分解して放出      生きている間に蓄積した      生きていくためのノウハウなんかも      分解して分類して      誰かの役に立ちますように
   問 題 (2018.12.6)      日々いろんなことが起こる      外国人労働者問題      北方領土問題      米軍機の事故とか      あおり運転とか      テレビや新聞やネットなど      ニュースで知ることが多い      なのに      今日      自分で      ニュースより先に      体感?体験?      Sユーザーの通信障害問題      大いに問題      すっごい身近な問題      結構依存してることを痛感      通じないというのはかなり不安      なんとか戻ってくれたようで      良かったけど…      今からの問題は      年末に向けて      片付      大掃除      これが一番大きいかもね      気力体力振り絞らなければ
   好 日 (2018.11.29)      雨が降っても      風が吹いても      夏の暑さも      冬の寒さも      …      声を聴いて      音を聴いて      肌で感じて      そのままに受け入れる      その日その日の      季節季節の      あるべき姿が      あるだけ      ただ      あるだけだから      ただ      肯定すればいいだけ      今日はいい一日だった      日日いい一日でありますように
   習 慣 (2018.11.22)      朝起きたら      部屋のカーテンを開け      着替え歯磨き洗顔      一連の流れは習慣だから      何かを考えるなんてことはない      出掛ける前にやること      行ってからやること      往復に通る道      習慣はさほど変わることは無いから      だからこそ      日常を安心して送れる      アクシデントとか      非日常とか      そう言うほどでは      無かったかも知れないけれど      平常心では居られないことも多々あった…      今は      愛車の不調      代車の操作は      いつもの習慣どおりにはいかない      手や足の位地…      意識もせず      習慣で居られることの      ありがたさを痛感      今年も後ひと月余り      ただでさえ慌ただしい季節      心穏やかに      いつも通り      乗り越えて行かなければ
   Tちゃんへ (2018.11.15)      あなたの      その小さな身体は      エネルギーに満ち      精一杯に生きている      ミルクを飲んだり      あくびをしたり      眠ったり      お父さんとお母さんの努力が実って      やっと授かった生命      うっすら目を開け      周りをキョロキョロ      何が見えているのかな      あなたは      夢と希望を運んで来た      周りの大人は      あなたに光を見ている      柔らかな髪      ふっくらな頬      リズミカルな鼓動      温かな抱き心地      どれもが幸せに溢れている      その幸せのお裾分けを      ほんの少〜し頂いて      健やかな成長を      一緒に見守らせて貰えればと      願っている
   な ぜ? (2018.11.8)      なぜ倒れたの?      なぜ3人の子供を残して      なぜまだ40才なのに逝ってしまったの?      なぜ … ?なぜ…?      逆縁を悲しむご両親      夫を父親を亡くしたご遺族      なぜ…?なぜ…?と問い続けているかも…      お通夜の席での      ご住職様のご法話      生老病死      生はしょうと読む      生きるということ      せいと読むときは生まれることをいう      生きて老いて病んで死ぬ      そういうふうにできている      四苦八苦という言葉もあるように      生きていく間には      辛いと思うことがいろいろある      そのいろいろあることが      当たり前なのだから      それらはなぜ?ということではない      なぜ?というのは      生まれて来たことや      家族や仕事や      まわりの人達との      出会いがあったこと      それらの方がよほど不思議で      なぜ?という問いかけに      値することなのだと      そう思えば      感謝しかないと      生まれて来てくれてありがとう      出会ってくれてありがとう      ご縁を繋いでくれてありがとう      そういう言葉をかけて      見送ってあげましょうと      故人にご縁のあった方たちが      この場に集っているのです      見送りに立ち会って頂いて感謝ですと      昨今には珍しい大きな会場      しんと静まったたくさんの人達を前に      一つひとつ噛んで含めるように言葉を続ける      なぜだか生まれて来て      なぜだか何かのご縁でつながって      なぜだか私もその会場にいる      辛いことや      苦しいことがあっても当たり前      なぜ?という      問いかけをせずに      生きて行けるようになんて      なれるだろうか…
   夢を持てば (2018.11.1)      あァなりたい こうなりたい      将来の夢を口にする子供達の姿は      キラキラしている      大人だって      仕事や趣味や暮らしを      この先どうして行きたいか      夢のある姿はいいなと思う      ずっと町の花売り娘でいるよりも      将来は花屋さんで働きたいと      思っていた彼女は      人に接するときのマナーや      言葉づかいを一生懸命に学ぶ      それらを身に付けたとき      彼女は花屋さんを通り越して      貴婦人になっちゃった      あまりにも有名なサクセスストーリー      幸運な出会いと      頑張るいじらしさ      磨かれて行くその過程に      魅了される      でも      結局      花屋さんで働くことはなかったんだな      自分でも      どうしたらいいのか      分からなかったんだろうね      思い出の町をそっと訪れる姿は      ちょっと切なかった      思い描いていたものよりも      大きなものを手に入れたから      良かったのかな      たぶんハッピーエンド      惜しみ無い拍手を贈られて      舞台は幕を降ろす      幸せをつかんだ彼女は      この先      どんな夢をみるのかな      夢を達成させることや      それより大きなものを手にできれば      素晴らしいよね      夢を持たなきゃ      始まりさえ無かったんだから      でも      一番素晴らしいのは      それに向かって頑張る姿なんだね
   新生か再生か (2018.10.25)      自分が通い      娘たちも通った      母校の小学校が      近隣の小学校と統合され      廃校になった      新生した学校は      向こうの校舎が使われ      こちらの校舎は今      周りを防護壁で覆われ      取り壊し真っ最中      時おり通り掛かると      その防護壁の間から      元校舎の欠片たちが      だんだんと山になっていく様子が      見える      あんなことやこんなこと      思い出せることも思い出せないことも      だんだんとうず高くなっていく      取り壊しが終わって更地になれば      その後には      やはり      近隣の中学校と統合される      新しい校舎が建つ      高校はすでに三年前      三校の統合が終わっている      新生というのか      再生というのか      それぞれが歩み始めている      終焉と誕生を繰り返し      人の住む世界は続き      子供たちの世界も      続いていって欲しい
   マイペース (2018.10.18)      自分なりの生き方      いつまで経ってもヘタッピで      こんなんでいいのかと      ほとほとアイソをつかす      でも      そのときそのとき      考え込んだり      立ち止まってしまったり      それなりに一生懸命で      でもでも      あまり表には出さず      わりかしポーカーフェイス      なんじゃないかと…      でもでもでも      わりかし誰でもそうで      いろいろあっても      みんな自分なりの生き方      結局           自分が      生きやすい生き方で      人それぞれに      みな      マイペース
   ネーミング (2018.10.11)      いろんなものに      いろんな名前があるね      人や      物や      出来事にも      誰が      どうやって      決めるんだろうね      猫はいつから      猫なんだろう      ミミちゃんは      友人ちで暮らし始めてから      ミミちゃんになった      知人宅に生まれた赤ちゃん      とってもかわいい名前      一生つき合っていくんだものね      素敵な名前をつけてもらえて良かったね      さてさて      平成もあと半年あまり      次の時代は      どんな名前になるのかな
   影 響 (2018.10.4)      母は幸せだっただろうか      祖母は幸せだっただろうか      その前の曾祖母は?      今の私が幸せかどうか      三代前の先祖の      まわりの環境や      置かれた状況や      どういう生き方をしたかなどが      遺伝子レベルでかかわっているのらしい      ほんの多少かも知れないけれど      そんなところにかかわりがあるなんて      不思議…      今の時代が      こんな時代だなんて      明治維新が成されるかどうかの頃に      生を受けた曾祖母たちには      想像もできないよね      曾祖父はどんな人だったのかは知らない      何人もいるしね      でも      確実に少しずつ      遺伝子は受け継いでいるんだよね      やっぱり不思議…      今の私は      結構めぐまれているかも知れない      時代      環境      状況      いろいろに感謝      そしてもし子孫に      なんらかの影響を与える可能性が      あるのならば      遺伝子レベルで      幸せに生きなくちゃ      かなり      自分によるところも      あるんじゃないかと思うので
   思い込み (2018.9.27)      いつも      こうありたいと      思い描く姿…      みなに同じように接するとか      優しくとか…あるけれど      なかなかそうは      いってなかったんだね      できてるかと      思っていたんだけど      その通りには伝わってなかった…      受けとる側の      心情ってのもあるからね      読めてなかった      分かってもらえてる      なんて      甘かったよね      思い込み…      だった…      んだね…
   在り方 (2018.9.20)      大病をして      それを告白もしていた      でも      ちっともそんなことを      感じさせなかった      味わいのある女優さんだった      いろんな役の      いろんな演技を見てきた      演じていることを      忘れそうだった      本当にそこに      そういう人がいるのかと      思えるほどだった      役の中の言葉も      インタビューなどに応えるときの      ご自身の言葉も      心に沁みるものが多かった      いつでもその時の      在り方を      教えられるようだった      もう      その演技を見ることも      その言葉を聞くことも      できなくなった      大好きだったのに      女優人生と      ご自身の人生を      生ききったその姿に      拍手を送りたいと思う
   使者 (2018.9.13)      秋の訪れを告げる使者は      ひらりと舞う落葉だったり      鳥の声      冷たさを連れてくる風だったり      そんな季節の変わり目の使者なら      ロマンも感じるけれど      人生の変わり目の      試金石ともなる困難や      なんの予報もなくやって来る試練      乗り越えなければならなかったり      挑戦が必要だったり      望んだ訳でもないのに      突然目の前に現れる      使者ですか      生きていく上で      誰にも必要な      使者なのですか
   根底には (2018.9.6)      嬉しいとき      楽しいとき      可笑しいとき      ひとは笑顔になる      悲しいとき      寂しいとき      悔しいときも      涙を流すことがある      自然に出る表情      ちょっと無理することも      あるのかも知れないけれど      人と接するときは      つい表情を読んでしまう      読めないことも多々あるけれど      そんなときはそんなとき      いらない憶測は      しないでいよう      根底には      優しさを持っていたいと思う
   預けもの (2018.8.30)      持てるものが決まっていて      それ以上のものは      預けなければ      ネットカフェで暮らしてる人      狭いスペースに置けるものなんて      さほどもなくて      言わば究極のシンプルかも      かわいがってるペットも      一緒に居ることは不可能で      ペットショップに預けてる      本人は甘んじてるのかな      抜け出したいのかな      ペットのうさぎさんと      一緒に暮らせる日が戻るといいね      でも      きっと      大きな手に      預けてるようなもんなんだね      人の人生だって      自分の意思だけでは      全然思うように行かないし      お預けします      とでも思ってれば      ちょっとは救われる?
   クリーニングとリフレッシュ (2018.8.23)      日頃の洗濯は家でする      季節の変わり目に      自宅で難しいものは      クリーニング屋さんのおせわになる      でも昨今は      少々ハードなものでも      優しく手洗いなんてものも      コースを選べば      洗濯機にお任せで      ありがたいね      衣類だけではなく      家の中も外回りも      きれいになることは      気持ちがいい      そして      たまには脳みそだって      クリーニングすることがいいそうで      これは誰かには頼めないので      自分でやらなきゃね      オススメは      上目遣いの目の運動      キョロキョロキョロ      脳の働きが活性化されて      いつもじゃない発想も      生まれるんだとか      感情的になってしまったり      イライラしてるときなんかにも      効果があるらしく      いらない思考のお掃除ってことかしら      水分補給で      身体の中もリフレッシュ      お目目キョロキョロで      頭の中のいらない思考もクリーニング      日々いろいろあることが      当たり前だし      さっぱりさせることが必要なのも      当たり前      さあさあ      効果を求め      お試しするとしましょうか
   願い (2018.8.16)      今のこの時代にも      どこかの空の下で空爆や自爆テロ…      巻き込まれた幼子が傷つき      横たわった姿で映っていた      飽食のこの国は      豪華な食事を持て余し      大量廃棄されていると      ニュースは伝える      傷ついた幼子に      おいしい食事や楽しい遊びなど      体験できるときがこの先来るのだろうか      まずは安全な暮らしや      勉学できる場があることが      最優先ではあるけれど…      私には見知らぬ伯父と伯母がいた      実母の兄と姉      戦後の生活物資や食糧さえ満足に無い時代      良薬など手に入る術もなく      二十代の若さで相次いでその命を終えた      祖父母や母の悲しみはいかばかりだったか      生産性なんて全く無い戦争の      犠牲者とも言える存在が      すぐ近くにも居たのだ      誰しもが      穏やかな日常や平和な世界を      渇望しているはずなのに      今もなお…      せめて      幼子に笑顔が訪れることを      願わずにはいられない      政権者にはその責務を      是が非でも果たしてもらわなければ
   普通がなにより (2018.8.9)      皆にできても       自分にはできないこともあるし      泣きたいときや笑いたいときに      がまんをしたり      がまんが難しくて失敗したり      皆それぞれ      昨夜見た映画      劇場中笑いが溢れる      コメディだったから      でもペーソスもあり      作りが二重三重構造で      案外深い      時には誰かと力を合わせたり      頑張ることも必要      失敗を恐れたり      落ち込まなくても大丈夫      その頑張りが実を結ぶこともあるんだし      そんなこんなを      日常の中に織り交ぜつつ      思いだし笑い      一粒で二度おいしい      皆いろいろあることが普通      普通で居られることはありがたい      そんな日常に感謝して      よし明日も頑張ろう      昨夜見た映画      そんなふうに      思わせてくれたのでした
   もう少しだけ (2018.8.2)      あれも欲しい      これも欲しい      なんて      欲張りじゃぁないつもり      着るものは      もうそんなにいらないし      電化製品も      壊れなきゃ買い替えない      欲はもう通り過ぎているみたい      でも      それなりのトシだし      おばさんはコウルサイから      言いたいことはワリト言う      こうだったらいいのに      ああだったらいいのに      かなわないと      分かってることでも      言うだけは言ってみる      いらないお世話と      分かってることでも      思ってるだけよりは      外に出す      一人でテレビに向かって      おばさん同士で集まって      思ってることは大体似てる      みんなのストレスが      もう少しだけ      無くなるといいのにね      世の中が      もう少しだけ      暮らしやすくなるといいのにね
   満 地 球 (2018.7.26)      エンデバーに乗り込んだ      宇宙飛行士のDさん      お気に入りのCD      ふるさとを持って行った      歌っていたのは      歌手のYさん      地元でのコンサート      生の歌声を聴くチャンスに恵まれた      オリジナル曲      ミュージカルナンバー      誰もが知るポップス      数々の      心地よいメロディと歌声      心地よい時間と空間            最後のアンコール      選ばれた歌は      ふるさと      演出は傍らに置かれていた      モニターの映像      Dさんとのご縁で      許可を頂いた上での上映      確か数年前      テレビのニュースで見た覚えはあった      日常に紛れて      すっかり忘れていた      今、目の前の      地平線から上る満月      ではなく      月平線から上る満地球      月と地球と太陽とかぐやの軌道が      一直線に並んだ時のみ撮れる      貴重な映像      その映像に合わせて聴く      Yさんの歌声に依るふるさと      あァ      私たちのふるさとは      この地球なんだ      ごくごく当たり前のことに      気付かせてもらえた      ホッとできて      なんとも贅沢な      感動的なひとときだった
   関連性 (2018.7.19)      身体の中の水分と体温とか      その水分と平衡感覚とか      血液の濃度と環境とか…      生まれた所と現在地とか      子供の頃の好きだったことと      大人になってからの職業とか      一つ一つ取り上げて      バラバラに思えることも      あァやっぱり…と      良くてもそうでなくても      何かしらの関連性      本好きは本が捨てられない      チクチクとなみ縫いで      縫いものをする      娘は楽器の手入れをしようか      その先をどうしようか考える      関連性も継続性も      何かと何かの      つながりがあればこそ      人や物やできごとや      それぞれとの出会いがあったから      知り合うことができたから      今の私だって      ここに居る      確認作業が      ちょっとは進んでいるのだろうか
    あちらこちらの そして願い (2018.7.12)      昨年の夏      県南の方で豪雨があった時      この辺りでもかなり降り      家の前の川の水が      茶色になり水量が増え      流れも激しく      2階の窓から思わず動画を撮った      今回もかなり降り      夜中に何度も窓から様子を見た      昨夏ほどではなくホッとしたが      その後      テレビの画面が変わるたび      あちらこちらの悲惨な状況…      広範囲に渡り      被災の数は日増しに増え      全容はまだまだ見えて来ない      東日本の震災      西日本の豪雨      どこがどうなるのか      どこがどうなっても      ちっともおかしくない      私たちは      そんなこの国に住んでいる…      ただただ早い復旧と      穏やかな日々を取り戻せることを      願わずにはいられない
   一瞬 (2018.7.5)      かつて 一瞬の という作品を書いた      船のデッキから見た海面の様子      快晴でキラキラしていて      でも      そのキラキラする瞬間は      一瞬しか無くて      船の速度や太陽の角度や      風の影響や      キラキラの移り行く様が      人生に似ていると思って      あァあの頃そんなこともあったなと      通り過ぎた人生の一瞬を      ちょっと振り返ってみたり      一瞬の の後は      できごと とか      輝き とか      思い出 とか      迷ったあげくそのままにした      今 一瞬に○○ というのが      話題になっていて      ある番組の中の漫画が      実際の漫画誌に掲載されるのだとか      ○○は 咲け      いいなあ      言い切れるのって      ホントは何でも      一瞬の内に決まるし      決められていて      咲け というのは      きっと      与えられた側の使命なんだろうね      内容は分からないんだけど      一分も一時間も一日も      一生も      一瞬が連なってて      その連なりの中で      何かできるんじゃないか      なんて      ついつい      幻想を追いかけたくなるけれど      一瞬にすべてがある      とも言えるし      一瞬を      大事にしなきゃ      なんだね
   峠の先 (2018.6.28)      山あり谷あり峠あり      峠って      山の上と下のちょうどまん中辺り      上にも行ければ      下にも行ける      まん中辺りを漂うのが好きだから      ここら辺りがちょうどいい      とも思うけど      今年は      この峠ってのが多くて      何度も上がったり下がったり      で      今ちょうどまん中辺り      これからも上がるのか      はたまた下がるのか      律儀とか誠実とか      責任とか忍耐とか      慎重とか限界とか      言い表す言葉はいろいろ      今日は      精神面での峠の日らしくて…      持続性や社会性や      合理的だったり安定的だったり      きっと      今からの方が重要      まだまだだもの      見据える      なんて言えない      眺めるくらいの気持ちで      この先も
   それぞれとの関わり方 (2018.6.21)      今日は夏至      地球は広大な宇宙の中の      1個の星に過ぎないけど      私たちが住んでる星だから      地球を中心に置いて      太陽の通る道すじ黄道は      ぐるっと360度      出発の0度を春分      90度が夏至      さらに秋分冬至      間を15度ずつ分けて24節気…      なかなか全部は覚えられないけど      少しずつ関わりがあって      少しずつ違いもあって      それぞれの良さもあって      それぞれが繋がっていて      時間の経過とともに      今日は夏至      今年ももうすぐ半分      人生は残りの方が少なくて      人との      物との      季節との      時間との      それぞれとの関わり方      大切に考えて行かなければ
   トンネルを抜ければ… (2018.6.14)      結構な大雨の予報が出ていた日      隣県への用事があり      走る車の中にいた      大雨というほどでは無かったけれど      小雨が降り      今からひどくなるのだろうか      そう思わせるような暗い空の下      車は走り続けた      いくつかのトンネルを抜け      ちょうど県境辺りだろうか      長いトンネルを抜けたとき      地面は濡れていなかった      黒雲はあったけれど      おどけてでもいるように      刻々と姿を変え      その雲の向こうにある太陽が      雲が形を変えるたびに      あちこちから天使の梯子を伸ばした      そのたびに車窓越しに何枚も写真を撮った      その梯子たちは      だんだん集約されて1本になり      まるで空の1点を照らす      スポットライトのようになっていった      空で繰り広げられた      太陽と雲のライブショー      まさに      トンネルを抜ければ      の光景だった
   付録とおまけとついでに (2018.6.7)      子供の頃      付録のついた本を      買ってもらったときは      嬉しかったな      今は大人の本にも      豪華なのがついてるのがあって      それ目当てで買う人もいて      ちょっとしたブームに      なってるらしいよ      やはり子供の頃      おまけつきのキャラメルも      嬉しかったな      おまけをずいぶん集めたよね      先日は      手土産にお饅頭を10個買ったら      おまけを1個くれた      それは自分用ってことに      あっ そっちに行くなら      これも持ってって      今 これやってるから      それもやっとくよ      ついでにってことでね      付録もおまけも      ついでにも      共通してるのは      本来の何かがあってこそ      まずは      本来のもの      それから…      でもやっぱり      付録やおまけもいいよね      ついでにって      誰かに頼むのも      何かを頼まれるのも      いいことなんじゃないかな
   染み込んで… (2018.5.31)      俳優のYさんが      聞き手のエッセイストに      語っていた      役を演じるときは      その役に      自分を半分くらい明け渡す      今回は7割くらいかも…      自分を自分だと      思い込んでいても      自分かどうか分からなくなる      というようなことも…      記事を読んでいて      アァ      そうなのか      そうなんだ…      でもなんだか      腑に落ちた      そしてそれは      役者として役を演じる      ということだけではなく      一人の人として      生きるということにおいても      そうなのかも…      と思えた      自分を自分だと思って      生きているけれど      本当は      自分じゃないかも知れない      生かされているんだもの      大いなる力で      無自覚の内にも      役者ではないのだけれど      一人ひとりがみな      与えられたそれぞれの      役を…      そうなのか      そういうことなのだろうか      ふと見た言葉が      入り込んで      腑に落ちて      消化をしたのだろうか      身体に      心に      染み込んで来た気がした
   あめつちの間 (2018.5.24)      頭上の天と      足元の地の間で      千年という未来を      生きていこうとてしているSHIROMIの      星への祈りの話を      目にしたばかりなのに      前途ある若者の潔い謝罪と      ただただ目先の      己の保身にのみ終始した      大の大人の情けない弁明とが      同時期に      繰り広げられている      この国のこの空間      画面を変えても      誰かが同じように      頭を下げていた      潔く何かを手放せるかどうか      それができさえすれば      新たな恵みも      もたらされるはずなのに      固執は      自分自身をも苦しめる      友人との会話は      気力体力のある間での断捨離      あめつちの間      身も心も      軽やかに生きていければ      それに越したことはない
   お先に (2018.5.17)      歌手のSさんが逝った      あまりにも突然に…      同世代が逝くと辛いなァ      今までだって      友人や知人や親戚など      あまり世代の変わらない人達を      何人も見送って来た      なぜみんな      お先にと      逝ってしまうんだろうね      やりたいことや      まだ先への夢や希望や      生きたいという気持ちや      いろんな思いを積み残したまま…      生きる日数は平均すると      大方31000日だとか      つい数日前      目にしたばかりだった      照らし合わせて      残りの日数を計算してみたり…      そんな余裕なんて      たぶん余りないんだね      いつの日か      私だって      きっと誰かに言うんだね      お先にって
   ときどき晴れときどき曇りときどき雨 (2018.5.10)      時間が在るときに      そこに在るもので      できることをやりましょう      まだ何も始まっていないし      まだ何も終わってない      と歌ってる人が居た      まだまだ途中なのでね      一つ一つ目の前のことを      一つ一つ真摯な気持ちで      まだ始められないし      まだ終われない      という気持ちもある      ときどき晴れてくれればありがたい      ときどき曇る日もありがたい      ときどき雨だってなくっちゃね      晴れの日には晴れのこと      曇りの日には曇りのことを      雨の日には雨だからできること      なにかしらはやれるはず      ボチボチ始めなくっちゃね      ボチボチ終わりだって見えて来る      いろんな空模様に感謝です
   自分流グリーンスムージーの作り方 (2018.5.4)      またまたやって来ましたこの季節      数年前から巷で流行っているスムージー      ついつい乗っかってしまいたく      なるのです      まったくもって自分流      まずは材料から      取りあえずはミドリをいっぱい      あるもの使って作ります      キャベツを作った時は      色の濃い外葉なんかも      ガンガン使うし      人参やかぶの葉っぱ      実(?)を食した後の      ブロッコリーの葉っぱなんかも      ウン使えそう      洗って刻んで冷凍庫      背伸びしてしまったレタスの葉っぱ      少し薄いミドリだけどね      小さいのなんかもちぎって      ちゃんと有効活用      後は      一口サイズで冷凍庫に      スタンバってるリンゴやバナナ      自家製の甘夏マーマレードや      生姜のすり下ろしや甘酢漬なんかも      一役かって      みんな仲良くガガガガガーッと      冬の間はお休みしてたけど      畑の野菜たち      成長して来ましたし      お役立ち季節到来なのです
   平たく平たく (2018.4.26)      年度替わりから      大方一ヶ月経って      年度末の事務処理をなんとかこなし      監査を終えれば      ひと月遅れで      やっと新年を迎えられる気分      お屠蘇ならぬ春いろの      ロゼでも開けて      ひとりで祝杯でもあげましょう      寒い冬を耐え      開花した桜も散って      若葉の季節になったのは      良いけれど      なぜか      気分の落ち込むこの季節      山越え谷越え      やっとなんとか      平地に戻れたのでしょうか      右肩上がりとまでは      行かなくていいのです      平々凡々がありがたい      見通しの良い道さえ      続いてくれれば…      毎年の      いつもの      この時期の      心境なのです
   照合とか整合とか (2018.4.19)      毎月後半になると      月末の監査に向けて      自分にハッパが必要…      納品書や請求書や      それぞれの指示書を      チェックして計上して…      仕訳やファイリングの数々      まだまだ先は遠い…      とかいろいろ言ってみたところで      照合も整合も      たかが知れてます      世間では      どうでもいいようなことに      うつつを抜かし      その弁明に明け暮れて      またまた      無駄とも思える時間を費やし…      伝票類のチェックや計上より      そちらの照合や整合性の方が      よほど      重要だったりするのです      やったことと      言ったこと      ちゃんと照合して下さい      整合性がないのは      おかしいと思います
   境 目 (2018.4.12)      ぴしっとすることが苦手で      ファジーというか      アバウトというか      ついついそういうふうに      傾きがちで      だから      海と空の境目が      ぼ〜っとしてても      それはそれで良くて      日々の暮らしの中にも      あれこれやりかけが多いけれど      あれこれやりかけている内に      少しずつ進んで      気づいたら      なんとなく終わりも      見えて来て      これはここまでとか      ここから先はとか      その境目を区切らなくても      全体として見れば      あれもこれも      なんとかはなっている      今日と明日の境目辺りに      眠りに落ちても      ちゃんと時間も身体も      続いていて      いつでも      いつの間にか      その境目をすっ〜と      通り抜けている
   今年の桜 (2018.4.5)      毎年毎年      その一年の想いを      ぎゅっと凝縮して      今年も      今年の桜が咲く      我が世の春とばかりに      花を咲き誇らせ      桜自身がこの時期を      謳歌しているかのよう      花の下では人びとが      その花たちを見上げ      感嘆の声をもらす      桜にとっては      まさに至福のひととき      あっという間ではあるけれど      今年は      近いところばかりだけど      何ヵ所かまわって      それぞれの桜を堪能した      良かった      今年も      今年の春が来て      今年の桜を見られて      明日からも      がんばれる      来年も      今年の桜〜と言いながら      満開の桜を見るために
   お話ししましょ (2018.3.29)      誰かを尊敬していたり      誰かを慕っていたり      その誰かを守りたい      その誰かの役に立ちたい      そう思うのは      たぶん人としての心情なのだろう      たとえ礼を言われることなど      ないとしても      率先して      そうあろうとして      そのように動く      誰かのために…      自分の意思に反してでも      それこそが      あるべき姿なのだと      いや      先ずは我が身が優先      そんな気持ちも      少しはあったのだろうか      いずれにせよ      正しいと信じてそうしたのなら      そしてまだ今でもそう信じているのなら      そんな面倒くさそうな顔をしないで      そんなにはぐらかそうとしないで      思ったとおりのことを      行ったとおりのことを      そのままのとおりに話したなら      辛くあたる人がいたとしても      貶めようとする人がいたとしても      大半の人は      理解を示してくれるだろうに      それに      なにより      これからの自分自身に      堂々と向き合えるんじゃないかと      要らないお世話ながら      思ってみたり
   手元足元 (2018.3.22)      雨の日は      足元に気を付けなくっちゃ      雨の日じゃなくても      家の中でもね      手元もね      落としたり      持ち忘れたり…      うっかり      おっちょこちょい      慌てん坊      いろんな失敗からの学習が      何度でも必要なのでしょう      レンジでチンしたマグカップ      持ち損なって      床に…      手元の確認を怠ったばっかりに      足元に広がっていく牛乳      失敗の始まりの      朝でした      …つもり      が危ない      何の気なしに…      も危ない危ない      再確認      注意事項      満載なのです
   空 洞 (2018.3.15)      なぜか分からないけど      突然      何もない空洞に落っこちた      辺りは      朝もやのような      ボヤ〜ッとした白い      何もない空間…      なぜ自分がそこに居たのか      いや      空洞の方が      当然の顔して      前からそこに居たのか      突然だけど      あまりにもごくごく普通の      出来事のようで      何も驚くことはないという状況で      不安も無く      心地良ささえあった      え〜ッとか      わァ〜ッとか      思った瞬間に      もう      その空洞は無く      というか      そもそも      ただの感覚だった…      その感覚は      眠りに落ちる直前の      でも      確かに記憶に残る      ほんの一瞬の…      落っこちる感覚と      あの白い空洞を      今夜も…
   分と丸 (2018.3.8)      分相応だとか      分不相応だとか      じゃなくて      分離するとかしない      とかじゃなくて      1分2分の時間でもなく      もちろん誰かの分け前のこと      でもなく      全然分けてない状態      分かれてない状態      丸っと      分けようとするから      ややこしい      自分の中では      あれもこれも同列なので      くるっと丸めて      丸っとさせとこうと      思います
   息と呼吸 (2018.3.1)      似ているけど…      ちょっと違う      呼吸は      吸って吐くという      機能的な…      息は      吐息ため息      息づかいなど      心情的なことも      言い表すと…      休息や安息      息吹なんて使い方も      息は      自らの心…      だから      思いもかけず      早くなったり      浅いと感じたりもするのかァ      時々      深呼吸しなくっちゃ      なんて思うけど      吸うより      吐く方が      大切だったりするらしい      吸うのは情報収集で      吐くのは自己表現なんだそう      なんにしろ      日頃      溜め込んでいることが多いから      いろんなものを      少しずつでも      出していかなきゃね      今日から3月      寒い間にダルダルになってた      心と身体から      気力体力を引っぱり出して      ウォーキング再開      そして      気持ちを出せるこの場に      感謝      息も      呼吸も      ラクにできるといいよね
   目安と感覚 (2018.2.22)      色んなものをきっちりと      とはなかなかいかないけれど      仕舞うときや並べるときに      文字なら五十音順      数字なら小さい順      長さなら短い順      例えばそんなふうに      また使うときや      探すときに      大体この辺り      伝票一枚でも      サンプル一つでも      血液型はA型でも      性格はかなりおおざっぱ      だから      アバウトに      この辺りっていう      おおよそ感が大事      時間の経過はこのくらい      物を持ったときの重さはこのくらい      買い物のときの金額はこのくらい      おおよその見当がはずれることは      滅多にない      大体の目安がつけば      大体は生きられる      きっちりし過ぎないことが      今の私には      合っているらしい
   感謝の気持ちを (2018.2.15)      義両親が亡くなり      実家の両親も亡くなり      それぞれの仏壇や遺影に      手を合わせたり      お茶を供えたりしているけれど      仏教の教えや儀式には      詳しくはない      いつだったか      テレビ番組の中で      曼陀羅の絵図と宇宙の仕組みを      関連付けて話しているのを      見たことがあって      疎い私は      驚きを感じたことがあった      昨今      空海が頻繁に取り上げられていて      現代の      政治や経済      医学、教育、土木建築      あらゆる方面に      至るところに      その影を色濃く見てとれる      のだという      ずっとずっと昔の      かつての偉人の      礎の上に      現代の生活がある      そうか      そうなのか      あまりにものほほんと      当たり前の顔して      享受して過ごしているんだ      日々や今在ることに      もっと感謝しよう      明日も手を合わせて      そして      少しは      知ろうとしなければ
   宇宙の片隅で (2018.2.8)      先日の天体ショー      月と地球がもっとも近づく      スーパームーンと      ひと月に二度めの満月となる      ブルームーンと      皆既月食により月が赤っぽく見える      ブラッドムーンが      同時に起こるという      薄雲がひろがって      鮮明ではなかったけれど      その薄雲の切れ間を      見計らって      それらしい様子を      少しだけ      見ることができた      淡々と      粛々と      刻々と      活動を繰り返し      何年に一度かのタイミング      先々月には      ふたご座流星群      このときは      15分くらいで15個くらい      見ることができた      見上げても      見上げなくても      宇宙では      それぞれの意味があって      それぞれが存在し      地球も      その中の一つで      青い光の中にも      人々のささやかな暮らしがある      なんてことを      遠くの星を眺めながら      遠くの星からは      どう見えているんだろう      なんてことを      ちょっとだけ思ってみた
   調子よく (2018.2.1)      自律神経とやらが      失調してるらしい      過去にも      何度もあったことだけど      一つだけ取り出して      気にしても      しょうがないんだね      近くからよりも      遠くから      全体を見る      一つは一部で      そこだけじゃない      一部があってこその全体      ついつい忘れてしまうから      気づかせてくれたんだね      一部が良くなれば      全体も良くなるのかも      気にしなくていいときは      何にも気にしないんだもの      たまには      こういうときもってこと      毎月の月末の山場を      昨日越えたから      今からは      復調のはず      山あり谷あり      でも      それがリズムとなって      調子よく      行ければいいな      まだまだ続くョなのだから
   安 心 (2018.1.25)      今日の仕事も無事終えた      明日の予定もインプット      今夜の食事の      メニューと食材も思い浮かべて      うんヨシヨシ      大丈夫      あれどこやったっけ…      その話聞いてないよ…      そんなときは      それぞれの      探し物をしたり      確認作業をしたり      そんなことの繰り返しで      小さな安心を積み重ねて      日々を過ごしている      ちょっと気になることがあって      ある検査を受けた      何も無ければ      それで良し      何かあっても      原因が分かれば      それも良し      どちらにしても      結局      安心を得るためのこと      やっぱり      日々の積み重ね      小さな安心が      必要だったりするのです
   届いた言葉 (2018.1.18)      小豆を鍋に入れ      あんを煮る      コトコト クツクツ       フツフツ ブツブツ      何やら音が聞こえる      それは小豆の言葉なんだと      どこで生まれどう育ち      どうやってここまで      運ばれて来たのか      せっかくここで出会えたのだから      小豆の言葉を聞いているのだと      映画の中のセリフだった      雨には雨の      風には風の      全てのものが      言葉を持っている      だからいつも      耳を傾けているのだと      いいなあ      そういうセリフ      雨の言葉      風の言葉      小豆の言葉      自然体の役者さんの      映画の中の言葉      ちゃんと心に届いた      私も      いろんな言葉に      耳を傾けて行こう      これからも      いい言葉が      届いて来ますように
   気 配 (2018.1.11)      春の気配…      秋の気配…      移ろいゆく季節の      それぞれの気配      雨の気配…      人の気配…      何なんだろう      この感じるものは      静電気のような      微弱な電界が      身体を包んでいて      それが      匂いや足音よりも先に      感じ取るのらしい      ま その      難しいことはおいといて      感じ取るというのは      人も動物も共通して      持っているものらしい      もし      取捨選択ができるのなら      いい気配だけを      気にしても仕方ないことは      見て見ぬふりなんかも      多少は必要だったりして      今年もまだ      始まったばかり      どんな気配を      感じ取って行くのだろうか
   きざし (2018.1.4)      昨年は      北の脅威なんてものがあった      シャンシャンの      明るい話題もあった      大雨は身近なニュースだった      年が明けて      昨年を振り返ったり      今年の予測      誰かとの対談などの      報道番組いろいろ      今年の見通しは      どうなんだろう      元日も二日も      穏やかな日差しで      幕開けとしては      いいきざし?      一人の力では      どうしようもないことも      多いけれど      周りを見まわして      明るいきざしとなるものを      探そう      まずは一人から      まずはできることから