野放し菜園日記9
リタイア後にはじめた家庭菜園。今では130坪ほどになりました。雑草と共存しながら野菜作りを楽しんでいます
ニンニクの追肥 (2019年11月30日)
久しぶりの快晴。朝方は氷点下の気温だ。
エンドウは順調に伸びていた。
ニンニクは冬が来る前に追肥した。
小カブは間引きしていないので窮屈そうだが白いカブがいっぱい
できていた。
雨がいっぱい降ったので菜っ葉類は元気だ。残っていたサトイモを
掘って終了とした。今年は夏に雨が少なかったりキクイモがサトイモ
に倒れこんだりで不作だった。
霜が降りるようになったので残っているソバの実を集めて終了とした。
白い花は既に無く受粉しなかった花は茶色に変色してパラパラになって
いた。運よく受粉した花はとんがったソバの実になって存在を誇示して
いるかのようだった。
ニンニクの発芽 (2019年11月10日)
ニンニクを植えてから10日ほど経ったが芽がきれいに出揃っていた。
同じ日に蒔いたエンドウの種も発芽していた。
ソバは実が熟して黒くなっているが先の方だけで全体の花の数からすると少ない。
時間差でも実ってくれればよいが寒くなってきたので全部受粉するのは難しそうだ。
少しずつでも収穫してベランダで干している。
紅菜苔の茎の紫色がきれいになってきた。
ニンニクを植える (2019年10月31日)
昨年のニンニク植えの日を越えてしまった。昨日種ニンニクの仕分けをした。
ホワイト六片を200個、中国ニンニクを100個。既に芽が出始めている
ものも。
本日、植え付けた。
茂った葉っぱの陰で大根が大きくなっていた。
毎年、残った種の袋をよく確認しないで新しい種を買うのでエンドウの種が
だぶついていた。キヌサヤ、スナップエンドウ、グリーンピースの種を大量に
蒔いた。来年の春はエンドウ三昧になりそうだ。
ジュズダマ実る (2019年10月16日)
台風にもびくともしないジュズダマが実って黒くなってきた。黒光りする
実はいかにも丈夫そうだ。ジュズダマの親戚筋で栽培種がハトムギらしい。
台風から立ち上がったソバは白い花をいっぱい咲かせ所々に三角形の実を
付けているがよく見ると実を付けないまま茶色に枯れている花も見受けられる。
自家受粉できない花なので手で撫でて受粉を助けあとは虫や風に任せていたが
花粉と出会えなかった花もあるようだ。植え付けのときに密集させチャンスを
増やす対策が必要なのか。手で撫でる作業をした。大きな海原を泳ぐクジラや
深海魚など、真っ暗い中で相手を探す、生息密度が小さい生き物たちの大変さ
を想う。
しばらく植え付けしてなかった落花生だが、こぼれ種か畑の片隅に一株だけ黄色い
花を咲かせた。踏んづけないように棒を立てて見守ってきた。地上部が枯れたので
掘ってみると落花生が現れた。
今頃の畑はイチジクの香りが漂っているが今日は日本風の金木犀の香りも漂っていた。
見ると背の高い金木犀にオレンジ色の花がいっぱい付いていた。
ソバの実 (2019年10月13日)
台風19号が去って台風一過となった。ベランダのプランターに被せた
不織布は一部はがれていた。近くを通過したので気圧計は970ヘクトパスカル
まで下がった。通過直後は南の風に変わりベランダを直撃。アルミサッシの隙間
から雨がポコポコ音を立てながら侵入したがタオルで吸い取って大事には至らな
かった。
畑の道具格納用ポリバケツは今回も蓋が飛ばされ中の網が飛散していたが前回と
違い中は濡れていなかった。雨が止んだあとの風で飛ばされたものと思われる。
今どきは背の高い野菜は無く若い菜っ葉が多いので大きな被害は無いがソバが
倒されていた。でも帰るころには元気に立ち上がってきていた。
倒れながらも所々にソバの実ができていた。
熟して茶色になっている実もあった。
フランスキクイモの花 (2019年9月29日)
前回の畑行きは着いたとたんに雨が降り出し何もしないで撤収。ベランダの
プランターに蒔いた紅菜苔や小カブが発芽してきた。空に黒雲がでてきたの
で午前中に畑へ。
車から全体を見渡すとフランスキクイモの黄色い花が咲いていた。背丈は
大きくなったが天候不順で枯れたり倒れたり、サトイモに倒れかかるので
ほとんどを抜いた。でも時期がくれば生物の本能で花を咲かすに違いない
と思い若い数本を残しておいた。蕾が多い。早速花を摘んでから撤収した。
天候不順のせいかイモは増えていなかった。
ソバの花はめしべの長さで2種類あって自家受粉しにくいらしいので手でなでて
受粉のお手伝いをした。また茎が倒れやすいとのことなので土寄せをした。
既に半分ほどが風などで倒れているが腰が曲がったまま元気に花を咲かせている。
土寄せしようとしたが「ほっといて!私このままのほうが過ごしやすいの!」という
声が聞こえてきたような気がした。腰の曲がったおばあさんが畑仕事をしていたり
するが見た目ほど大変ではないらしい。
雨が程よく降ったせいか菜っ葉が元気に生長している。
月桂樹が成長期なのか急に背丈が伸びた。強風に弱くなるので枝をカットした。
実際、先日の台風の強風で根の周りの土が持ち上がりかけていた。葉っぱは
持ち帰って乾燥させる。
紅菜苔と小カブの種を蒔いた。
ソバに花芽が (2019年9月17日)
台風で大型ポリバケツのフタが飛び中の道具が水浸しになっていたが、外に
広げて乾かした。
ソバに早くも花芽が付いた。種を蒔いて20日ほど。早い。
先日種を蒔いた、ターサイ、チンゲンサイ、スティックブロッコリー、ダイコン
はきれいな芽が出ていた。今回はカラシナ、米良野菜、ダイコン第二弾を蒔いた。
ヘビの抜け殻を発見。くろまめに声をかけたが見慣れた光景らしく反応はイマイチ
だった。
アスパラガスがまだまだ芽が伸びてきている。アスパラもモロヘイヤも倒れて
ダイコンの発芽の邪魔になっているので起こして竹竿でサポートした。
秋野菜の種を蒔く (2019年9月6日)
秋野菜の種袋を持って畑へ。1シーズン寝かせておいた種もあるので発芽率
が気になるが全部処分したいところだ。
ソバが順調に伸びていた。ベランダに蒔いたソバは元気がないがやはり畑の
地力はすごい。
草刈りをして久しぶりに畑の表土を見た。ダイコン、スティックブロッコリー、
チンゲンサイ、ターサイなどの種を蒔いた。
ミニトマトの実が真っ赤だが表皮が割れているものが多いので撤収すること
にした。キュウリもとっくに枯れていたが残骸を撤収した。
撤収後は地ならし。次回はつるありインゲン、からし菜、米良野菜などを
予定している。
雑草刈りもあと2割ほどを残すところまできた。体力切れでもあるが、
ちょうど日が暮れてきたので時間切れということにして帰途についた。
ソバ4日目 (2019年9月2日)
そろそろソバの芽が出ている頃と思って畑へ。
出ていました。刈った草をきれいに始末しないで蒔いたので枯草が覆いかぶ
さっている部分も。生長の阻害になる可能性があるので取り除く。
発芽直後は大事な時期なので水を遣る。
畑の半分の雑草を刈った。ミニトマトは完熟してたわわにぶら下がっているが
大半が皮が割れていて、もったいないが収穫できない。キュウリは葉やツルが
枯れていて終了。ナスは枝をカットして根切りをして追肥をした。秋ナスに期待。
モロヘイヤは葉の茂りが最盛期だが、そろそろ葉が固くなってきた。キクイモは
黄色い花を期待しているが3メートルぐらいに生長して枯れて倒れ隣のサトイモ
に迷惑をかけている。半分ぐらいの株を抜いて処分した。枯草を刈っていると
草に隠れてしまったニラやバジルを刈ってしまうことがあり良い香りが漂ってくる。
そろそろダイコン、スティックブロッコリー、インゲン、菜っ葉類の種まきの時期だ。
ソバの種を蒔く (2019年8月29日)
8月中には蒔きたかったソバの種。ベランダのプランターでは早くも3センチ
ぐらいに伸びている。畑には本日蒔いた。
荒地でも良くできる、手間はあまりかからないとの情報を良いことに、かなり
手抜きになった。刈った草はまだ残っているがそのうち土に帰るだろう。
畝はあとから作業しやすいようにスジをつけ高くせずに軽く掘った。
水遣りはしたがやはり雨が欲しい。
カボチャ撤収 (2019年8月26日)
しばらく畑に行っていなかった。そろそろソバの種を蒔く準備もしなくては。
案の定草がはびこっていた。
草の中に半分倒れかかったミニトマト。完熟状態だった。
カミキリムシに食われて瀕死の状態で枯れかかっていたイチジク。新しい枝を
伸ばし実?ができていた。傍をとおると良い香りがする。
カボチャは幾つか収穫遅れで腐っていたものもあった。撤収することにした。
ソバの種を蒔くあたりを草刈りした。
スイカを食べる (2019年8月10日)
畑で収穫したスイカ、1個でしかも小さい未熟のまま採ったと思い込んでいた。
しばらく部屋で鑑賞していたが今日カットしてみた。実も種も白っぽいのでは
と思っていたが黄色い実で種もしっかり熟していた。シャキ感もしっかりして
美味しかった。植えた当時の苗の写真を確認したら「小玉スイカ」だった。
早とちりしていた。
猛暑水遣り (2019年8月5日)
連日の猛暑。雨が降らない。水遣りに畑へ。ホースを借りてたっぷりと
水を遣った。もちろん雑草のエリアにはやらずに「兵糧攻め」気分だが
けっこう元気だ。
一番カボチャを見ると収穫時期を逸したようで腐り始めていた。
二番手、三番手以下は元気だ。収穫時期には気を付けよう。
スイカは生長がピタリと止まってしまった。全体のツルの様子も元気が無い
ので腐る前に分離することにした。
部屋の飾りとしてしばらくは使えそうだ。
スイカを地上に (2019年7月25日)
梅雨明けのような夏の日差し。買い物帰りに畑の様子を見に立ち寄る。半袖
なので蚊を心配したがいなかった。強い日差しで腕が日に焼けた。
スイカは順調に大きくなっていた。
重そうなので地上に下しライ麦のワラで座布団を敷いた。鳥に狙われないよう
に葉っぱを被せてカムフラージュ。
カボチャが元気でどんどんツルを伸ばすので方向転換させた。葉っぱの陰では
カボチャが順番に生長していた。
フランスキクイモの高さが「くろまめ」をはるかに超えていた。
「サンビリーバブル」と「カラミント」がベランダに仲間入りした。
スイカの赤ちゃん (2019年7月18日)
雨の日が多いので水の心配は無いが日照がほしい。晴れ間を見て畑へ。
いつもは水を持っていくが今日はあまり作業もしないだろうとノンアル
ビールにした。草刈りは「残党刈り」程度に。「まだ生きながらえていたか!」
と頭の中で唱えながら刈ってゆく。
小さなスイカがぶら下がっていた。このような小さな時から縞模様があるとは
知らなかった。ミニトマトがどんどん採れだした。苗屋さんが裏から出してきた
「わけありモロヘイヤ」も元気だ。いつの間にかモロヘイヤ担当になっていて
摘み取りから茹でて包丁で叩くまでが自分の役割だ。
ショウガ復活するか (2019年7月10日)
前回おおかたの草を刈ったのでところどころに生き残った草が元気な緑色をして
いる。これらを個別にしらみつぶしに刈っていくのが楽しい。
今年こそはと思って植え付けたショウガだが芽が出ないので半ば放棄していた。
畝が草で覆われていたが今日掘り返してみた。地上に芽をのばしているものもあっ
たが地中で芽を伸ばしかけているものもあった。一回掘り出して雑草をきれいに
して再度埋めた。復活してくれるだろうか。
カボチャの下にライ麦の麦わらを敷いた。
ミニトマトは元気に赤く熟している。スイカやメロンも黄色い花を咲かせている。
支柱を増やした。カミキリムシにやられて枯れかけていたイチジク。脇から枝が
伸びて結構茂ってきた。
カボチャ現る (2019年7月6日)
しばらく梅雨らしい雨の日が続き畑はご無沙汰だった。昨日晴れ間が出たので
行ってみる。十分な水分を受けて雑草の勢いがすごい。ニンニクを収穫したあと
は草を刈っていなかったので膝のあたりまでの高さだ。草刈りホーで倒してゆく。
カボチャやメロン、スイカの苗を植えたあたりはツルが伸びている可能性がある
ので慎重に。清潔そうな皮をしたカボチャができていた。メロンやスイカは
キュウリのように支柱を立ててツルをグルグル這わせるようにした。花が咲いて
いてプロの農家は花を間引きして大きな実を採るとよく聞くが、家庭菜園なので
小さな実でもいっぱい付いたほうが面白そうだ。
あらかた草を刈ったあとは見回り。キクイモは大きく育ちサトイモのほうに倒れて
いるものも。支柱を立てて垂直にした。見ていてグロテスクといってよいほどの
姿になっているが清潔そうな黄色い花を付けるのが楽しみだ。ミニトマトは赤く
なってきたので時々つまんで食べている。いよいよ支柱の先端まで届きそうで脇枝
も迷宮状態になってきた。追加の支柱を立てて結び付けた。つるありインゲンと
モロヘイヤは初収穫した。ラベンダーが咲き蜂が蜜を吸いにきている。日陰のほう
にはカラーが白い花をつけ、雨に元気をもらったキノコが顔を出している。
ライ麦100%の古代クッキー (2019年6月29日)
ライ麦の味見をしていなかったので一番シンプルな古代クッキーを作ることに。
コーヒーミルで挽いてミニ石臼で挽くところは昨日の小麦と同じ。
フライパンで焦がさないように炒って水を加えた。水は天然水。その後さらに
粒子を細かくしようとすり鉢ですった。
フライパンで焼くときにオイルは入れないようにした。塩も入っていないクッキー状
の食べ物ができた。昨日のウドンは塩味だったが今回のクッキーは素朴な粉の旨味が
出ていた。
縄文時代は木の実などをすり潰して食料にしていたらしい。このようなものでなかった
かと勝手に想像している。
小麦の全粒粉100%ウドン (2019年6月28日)
小麦、ライ麦を収穫したが収穫でひと仕事終わったような気がして食べる
ほうに進まない。綿のときもそうだった。綿花を収穫してほぼ満足。気持ち
では糸を紡いで何か布や飾りみたいなものを作りたいとは思っている。
穀物はやはり食べないと完結しない。パンは難しそうだ。特にライ麦を使った
黒パンは本格的にやると大変そうだ。手始めにウドンからやってみよう。
小麦の全粒粉100%ウドン。はじめてなのでネットで検索。まずは小麦を
コーヒーミルで粗挽き。
次にミニ石臼で粉を細かくする。食べた感触は細かいほど良いらしいが結構な
労力で一回で力尽きる。
フスマが100℃の温度では調理が完全ではないらしい。茹でるだけでは100℃
が最高なのでフライパンで焦げない程度に熱を加えるとのこと。焦げてしまうと
麦こがし、はったい粉になってしまうので焦げないように注意をする。
予め作っておいた塩水を入れてこねる。粒子が粗くてとてもウドンという感触ではない。
浜辺での砂遊びといったところか。練ったあとは30分ほど寝かせて粒子の中に
水分が浸透していくのを待った。
伸ばして切ったがもろくて細く切ることができない。お湯の中に入れたらすぐに
分解してしまいそうだ。
結果、分解はなくかえって弾力を得て丈夫になった。最初は粉が少なめと思ったが
食べてみると「中身が濃い」ので腹はいっぱいになる。味は「そばがき」や「はったい粉」
に近い。フライパンでは焦がさないように気を付けたので本来持っている味かもしれない。
料理のレシピを見ると全粒粉100%があまりなく30%ほどを混合するケースが多い
ようだ。でも初めて穀物を収穫したので「何も引かない、何も足さない」でやって
みたいのだ。ウドンというよりは縄文時代あたりの「古代食」といったところか。
昔からファミリーに腹いっぱい食事をとらせるのがいかに重要で大変であったか、
感慨深い。ミニ石臼を回しながら馬の力、水の力、蒸気の力、電気の力が文明の発展に
不可欠であったと思った。これらがなければ人は毎日食べるためにほとんどの時間を
費やす生活になっていたのだろう。次回は「修行」のつもりでもう少し粒子を細かくして
みたい。
ライ麦の脱穀 (2019年6月26日)
ベランダに一週間ほど吊るしておいたライ麦の穂先。いよいよ脱穀しようと
いうことで畑へ。フォークでしごくと効率が良いとのことなのでフォークを
持つ。あとは定番、棒叩きのための棒も持つ。
フォークでこそぐと種が飛び出す。大きく生長した穂なのに中は未熟らしく
種が出てこないものもあれば小さな穂なのに既に種が半分露出しているものも
ある。大概の穂は種がいっぱい飛び出した。
風の向きがひんぱんに変わるのでそれに合わせて殻を飛ばす。「くろまめ」は
ゴーグルをして目を完全防備している。
フォークは面白いが日が暮れてしまいそう。ブルーシートに半分の穂先を広げ
棒で叩いた。「くろまめ」は昔から見慣れた光景なのか、このほうが好きらし
く「あんじゅこいしやほうやれほー・・・」と言いながら叩いていた。
同じ長さの畝に小麦とライ麦の種を蒔いたが結果同じぐらいの収獲量だった。
ライ麦のほうが小粒で黒パンに近い色をしている。
コーヒーミル&ミニ石臼 (2019年6月25日)
小麦の玄麦をすり鉢で潰そうとしたが歯が立たず先日コーヒーミルを購入した。
手廻し式で臼式(グラインド式)。プロペラ式はダメらしい。調べてみて細挽き、
粗挽きの仕組みを初めて知った。早速小麦を入れて回すと粗挽きの全粒粉が現れた。
粒の外側の茶色の固い部分は「フスマ」と言うらしい。お米でいうとヌカにあたる
部分で家畜の餌にもなるがお菓子の材料としても使われているそうだ。市販されて
いる白い小麦粉はこのフスマを取り除いた中心部。中心部もフスマも細かく挽いた
ものが全粒粉。
粗挽き全粒粉だったら使えると思い再登場したのがミニ石臼。試し挽きのため量が
少なくて外に出てこないので持ち上げてみた。細挽き全粒粉になっていた。
ライ麦収穫 (2019年6月18日)
薄曇り。まずはジャガイモの試し掘り。まあまあの形のジャガイモが飛び出して
来る。もうちょっと置いといても良いかなと思ったが、もう止まらない。試し掘り
のつもりが本掘りになってしまった。
小麦の脱穀の第二ラウンド。やはりベランダで叩くよりは格段に気持ちが良い。
風が吹くのを見計らってパラパラと上から落とし殻を飛ばした。
だんだん小麦らしい色になってきた。
ライ麦を収穫した。背丈が高いので穂先だけをカットした。穂先が大きいのに種が
未熟そうな穂。小さい穂先なのに完熟して種がはみ出しかかっているもの。早い時期
に茎が折れて枯れ色になっているが種が未熟そうな穂などなど。カットした穂先は
しばらく干して脱穀となる。
穂先が無くなって本体だけのライ麦。次回根元を切って倒そうと思っていたが
穂が無く立っている姿が寂しそうなので切り倒し、本日の作業終了。
小麦脱穀 (2019年6月16日)
ベランダに一週間ほど干した小麦を脱穀した。ブルーシートを敷きフトン叩きで
叩いた。粒は簡単に外れるが穂をまんべんなく叩くのに技術がいる。
小麦の粒とその殻がいりまじり分離するのがやっかいだ。普通は風を送り殻を
飛ばすのが一番良いのだろうがベランダだとそうもいかない。ブルーシートの
両端を上げ下げして振動を与え底のほうに小麦の粒を移動させオタマですくい
上げた。オタマの中には殻も混ざっているしブルーシートのほうにも小麦が
残っている。
日が暮れてきたので第一ラウンド終了。後日第二ラウンドをすることにした。
畑で思い切り風に当てて殻を吹き飛ばしたい。
小麦収穫 (2019年6月5日)
薄曇り。小麦の収穫日和。ガーデンセンターにてカマを買った。何しろ穀物を収穫
するのははじめての事。カマも刃がギザギザのものが刈り取りに向いているような
のでそれにした。ニンニクを収穫したあとにソバでも蒔こうかと思っていたが目の前
にカボチャの苗があったのでそれにした。ツルは広がるが植え付けるところだけを
お世話してあとは耕さなくて良いのでお手軽だ。スイカの苗も買った。赤い実の
スイカが良かったが黄色しかなかったのでそれにした。ついでにメロンの苗も買った。
ミニトマトの緑の実ができていた。ミニトマトの生長は力強い。他の夏野菜たちは
何か弱々しげだがミニトマトはちょっと待てと言いたくなるぐらいだ。
カマは思っていたより良く切れた。
「くろまめ」は「落穂拾い」。
畑で束ねてダンボールに詰めて持ち帰ったがマンションで台車に乗せ換えるときに
ダンボールが「崩壊」。ガムテープが無くて底の部分がしっかりしていなかったので
ある程度は予想していたが制御不能に。やっと横にして通路を運び始めたが通路の幅
ギリギリ。一定間隔にある通路の出っ張りに穂先がこすれ、そのたびに「脱穀」された
実がこぼれ落ちる。もったいないが10回ぐらいこすって到着。ベランダに干した。
ニンニクの次は小麦だ。
ニンニク収穫 (2019年5月31日)
地上部が枯れてきたニンニクを収穫。中国ニンニクもホワイト6片も良く太っていた。
根はカットした。根から水分が蒸散するので付けておいたほうが良いという説があり
昨年は根付きで持ち帰ったが、根付きのままだと玉の形が崩れるという説を採用して
今年は根をカットした。
赤いポッドは中国ニンニク、白いポッドはホワイト6片、真ん中のダンボールはスペイン
ニンニクの一部。スペインニンニクは遅れて植えたのでまだ玉が小さく残りは次回の収穫
とした。
ライ麦もだんだん薄茶色になってきた。背丈は「そらまめ」が隠れるほどの高さだ。
小麦の殻をむいたら実が出てきた。穂全体も小麦色だが実も健康的な小麦色だ。
そろそろ収穫時期か。
ショウガ発芽 (2019年5月27日)
買い物帰りに畑に寄ってみた。何日か前に激しい雨があったので安心していたが
野菜たちは水が欲しそうだった。たまたま葉っぱの上で休んでいたカエルが
ふっくらとした体つきをしていたが雨のせいではなく生まれもっての体つきかも
知れない。
エンドウ豆が太っていた。
キュウリは小さなベビーキュウリができていた。
つるありインゲンは支柱にツルが巻き付いていた。ベランダのヒョウタンはなかなか
支柱に巻き付こうとしないがこのインゲンは素直な性格のようだ。
ショウガが発芽していた。乾燥すると生長しなくなるので上に枯草を掛けておいた。
ニンニクが枯れ色で倒れているなと思ったら、記録によると昨年は昨日26日に収穫
していた。今度行ったときに収穫だ。
ライ麦は小麦より成熟が遅い。スクスクと背丈だけは伸びている。
小麦をためし採りした。仏壇に供えた。
スティックブロッコリー移植 (2019年5月9日)
ベランダのプランターに種を蒔いていた野菜たち、ターサイ、チンゲンサイ、昔ヤサイ
は体が小さいがトウ立ちして黄色い花が咲き始めた。春の暖かさに会って「終活」を
始めたらしい。畑に移植しようと思っていたがプランターで一生を全うさせることにした。
スティックブロッコリーだけはトウ立ちしたものを食すので半数を畑に移植することに
した。今まで密集していたスティックブロッコリーの苗は半分抜かれて心もとなげだ。
中国の故事の「唇亡びて歯寒し」が思い浮かんだり南極の皇帝ペンギンが体を寄せ合って
寒さをしのぐ様子が目に浮かんだ。風に吹かれて斜めになっている。
土を落とさないようにプラスチックの箱に入れて畑に運んだ。
つるありインゲンの隣に植えた。
小麦が太ってきた。
近くの保育園の園児たちの元気な声が聞こえてくる。
春ダイコンの種を蒔いた。
モロヘイヤを植える (2019年5月3日)
先日モロヘイヤの苗が無かった店にまた行ってみた。数日中に入荷するとのこと
だが待ちきれずに別の店へ。やはり無くて店員さんに聞くと、ちょっとお待ちください、
とバックヤードへ。寒さにやられて少し元気がないですが、と言いながら苗を持って
きてくれた。半額とのことなので4個買う。
新しく買った「草刈りホー」の初仕事。畝と畝の間は「ホー」で、畝の中は手作業で
草を刈るのが原則だがニンニクの畝があまりに草ぼうぼうになっていたので「ホー」を
使ってしまった。アッと思ったがもう遅い。新品で切れ味の良い「ホー」がニンニク
の首をカットしてしまった。再起不能なので掘ってみたら良い形のニンニクができていた。
そのあとは選手交代でニンニクは「くろまめ」に。私がカラスノエンドウ退治をしている
間にニンニクの畝は手作業できれいになっていた。
菜の花を放任して伸ばしていたらその陰になったエンドウの生長が悪かった。でも数株が
盛り返していたが今日見たらサヤができていた。
あたりが薄暗くなってきた。夕陽を背景にライムギの穂をパチリ。
本日の畑の野菜の様子。
夏野菜の植え付け (2019年4月28日)
雨があがり久しぶりの良い天気。ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、
バジル、青ジソの苗を植える。今年こそはとショウガも植える。親戚にもらった
皇帝ダリアの種茎?も花壇に植えた。
フランスキクイモの芽が伸びていた。
雑草取り用の「ホー」が金属疲労で壊れてしまった。使用頻度は一番高いし、
しつこい雑草を取るために首のところにかなりの負担があったと思う。これは
待ったなしで補充する必要あり。
今年は「千成ひょうたん」の苗も買ってみた。ひょうたんは形が面白く素朴な味が
あるので普段からリビングに貰ったひょうたんを飾っている。背丈は相当高くなる
らしい。丁寧に成長過程を見たいのでベランダで育てることにした。アシタバも
バジルの分家もベランダに持ち帰った。
先日蒔いたつるありインゲンの芽が出揃っていた。数日の雨で日光が足りなかった
ようで葉の色が黄色っぽかった。これから盛り返すだろう。モロヘイヤはまだ苗が
売られていなかった。ベランダで生長しているターサイ、スティックブロッコリー、
チンゲンサイ、昔ヤサイ、ハヤトウリも次回は畑に引っ越す予定にしている。
サトイモの植え付け (2019年4月18日)
サトイモの種芋から緑の芽が伸びてきたので畑に植え付けた。ジャガイモが
元気な芽を伸ばしていた。幾つかの芽はまだ土を持ち上げて外をうかがって
いるものも。
ライ麦が伸びて「くろまめ」の背丈を超えた。小麦は脇の下あたりか。
小麦の穂にオシベができていた。
長ネギの畝を一本にまとめ、そのあとに「つるありインゲン」の種を蒔いた。
「花壇」にタイムに種を蒔いた。夏野菜のシーズンに向けて何本か畝を整備
した。アスパラガスを収穫して帰宅。
タケノコの季節 (2019年4月12日)
久しぶりの畑だ。カラスノエンドウ、ホトケノザなどの雑草が伸びていた。
特にニンニクの周りにはホトケノザが伸びてニンニクの背丈ほどになっていた。
仕事の優先度はサトイモのための畝作り。苦土石灰や発酵鶏ふんを入れた。
観賞用として残しておいた菜の花が背丈以上になり茎はサトウキビのように
固く太くなっていた。遠くの満開の桜と記念撮影をした後は倒した。
アスパラガスが出ていた。
ライ麦は背が高くなったが穂の実はそれほど大きくない。小麦は先人たちの品種改良
のおかげか背丈は低いが穂の実は太っていた。
赤いチューリップが咲いていた。畑の周辺に植えておいた花が特に世話をすることも
ないのに時期が来ると咲く。楽しみのひとつだ。
畑を通りかかった知り合いに掘りたてのタケノコをもらった。今年は出来が良い
とのこと。
ジャガイモはまた芽が出ていなかったが、芽が押し上げた土がひび割れて盛り上がって
いた。
ライ麦に穂ができる (2019年3月28日)
ぐんぐん伸びている麦。見るとライ麦に穂が出ていました。小麦はまだの
ようです。
断捨離で昔川で拾った石の一部を捨てることに。もったいないので畑の
花の回りに置きました。
ジャガイモを植える (2019年3月24日)
キタアカリの種芋3キロ、カットして乾かした。日光に当てると芽が元気に
なるとのこと。夜は室内に退避させて昼はベランダに。切り口が乾いたので
畑で植えることにした。
通常はカットした切り口を下にして芽が素直に上に出るようにするが「逆さ植え」
という切り口を上にするやり方もあるようだ。芽は不自然に下側に出るので強い
芽だけが地上に現れるのだとか。弱い芽はの地中で自然淘汰され芽カキの作業も
解消されるらしい。今回は通常のやり方にした。
むかし野菜の菜の花は好んで食べているが隣の畝のエンドウが日陰になってしまう
ので倒した。種取り用に何本かは残した。
木工の道具を持ち込みカットした。ちょうど力の入り具合が良いようでベランダで
やるより快適にカットすることができた。木くずは風の吹くままどこかへ飛んでいった。
ビワが元気に新芽を伸ばしている。小さく仕立てたいのだが勉強不足で枝切りの
タイミングをつかめないでいる。
アスパラガス現る (2019年3月16日)
ベランダの菜っ葉たち。トウ立ちして黄色い花を楽しんでいたが食べれる
部分を摘んで全部抜いた。腐葉土と肥料を加えて種を蒔いた。チンゲンサイ、
スティックブロッコリー、むかし野菜など。
ジャガイモの種イモを日光浴。芽が大きく丈夫になるとイモを三分割に
出来そうだ。芽カキで無駄にする芽も減らせるかもと期待。
畑のアスパラガスに第一号が現れた。太い。
フキノトウも隠れていた。
ジャガイモの畝に苦土石灰と発酵鶏ふんを入れた。
ニンニクの追肥 (2019年2月27日)
ベランダのニラが5センチほどに伸びてきた。先端をつぶして嗅いだら匂い
はニラだ。雑草ではない。畑のニラも同じぐらいの長さに伸びていた。
ソメイヨシノと同じように株分けした仲間なので性質は似ているのだろう。
ニンニクに追肥をして土寄せをした。土は適度な湿り気で耕していても
気持ちが良い。
麦が順調に生長している。特に小麦の伸び方がはやい。
雑草にまみれて地を這っていたエンドウ。支柱に固定してやった。
菜花咲きました (2019年2月20日)
寒い日が続いた後、昨日から春の暖かさになった。日差しが強くベランダ
にでるのも楽しくなった。タイムは元気に増えている。畑から移植したニラ
から小さな芽が出てきた。雑草かもしれない。沈丁花の紫の花芽は先が開いて
きて花を近づけるとよい香りが漂っていた。「むかし野菜」は小さな花芽が
付いていた。春は確実にやってきているようだ。
畑の様子を見に出かけた。畑の土は湿気を帯びて春らしい黒色だ。麦は小麦
がライ麦より背が伸びていた。
「むかし野菜」の菜の花が咲いていた。畑のほうがベランダより生長が良い。
やはり畑の地力か。
菜花を摘むのは野山でキノコを摘んだりワラビを採ったりと同じでなかなか
楽しいものだ。
アスパラガスはまだ出現していない。ニラもまだまだ。ニンニクは雨と温かさで
緑が復活、生長を再開していた。今度追肥をしよう。
ホースで水やり (2019年1月30日)
雨が降る気配がありません。天気予報では数日中に雨がパラつくかもと
言っていますがあてになりません。畑には隣のNさんが来ていて蛇口に
つながったホースを貸してくれました。朝方はホースの中の水が凍って
いて解けるのを待っていたとのこと。土はカラカラでどんどんしみ込ん
でいきます。ホースが届かない場所のために中間地点の容器に一旦水を
貯めます。
くろまめがタンクからジョロで水を汲んで往復します。
ニラもすっかり地中で寒さと乾きをやり過ごしています。ニラと長ネギを
掘って持ち帰りベランダのプランターに植えることにしました。
作業終了です。
雨よ降れ (2019年1月24日)
一昨日の畑で土がかなり乾燥状態でライ麦、小麦、ラッキョウ、ニンニク
など雨が欲しそうだったのに水やりを忘れていた。天気予報では近いうちに
雨が降らないようだ。ということで水やりに畑へ。
畑の近くに水道の蛇口があり使ってもよいとの許可をもらっている。ポリタンク
で水道からまずは大きなポリバケツに一旦水を移す。そこからジョロで水まき。
ニンニクも葉の先が寒さと乾燥で色が変わっていた。
麦は乾燥のせいか麦踏みのしすぎか葉が倒れていたが、水をやって帰りごろ見ると
葉が立ち上がってきていた。
フランスキクイモを植える (2019年1月22日)
頂き物のフランスキクイモ、ベランダの植木鉢にも植えたが畑にも
植えた。紫キクイモともいい体に良い成分が含まれていて注目の作物
とのことだ。花は普通のキクイモと同じ黄色らしい。毎年秋になると
自然のキクイモの花を探して摘んで仏壇に供えたり部屋に飾ったりする
のを年中行事としていたがなかなか鮮度の良い花に行き当たることは
なかった。今年は鮮度の良いキクイモの花を摘めそうだ。
アスパラガスの伸びた部分は光合成を続けて翌年のアスパラガスの栄養に
なるとのことで自然放置しておいた。とっくに枯れて光合成はしていなかった
ものをカットした。
宮崎からもらった菜っ葉の固定種「むかし野菜」に菜の花ができた。これから
黄色の花だらけになるのだろうか。
畝の土おこしをした。雨が降っていないので土ぼこりがすごい。ライ麦、小麦、
ラッキョウ、ニンニクなど雨が欲しそうだ。
畑始め (2019年1月4日)
今年の畑始めは母娘3代の麦踏みになった。