野放し菜園日記3


   鶏小屋を設置 (2013年12月23日)

 久しぶりに畑へ。隣の畑のNさんより鶏小屋の中古をもらっていたがしばらく何も出来ないで いた。動かそうとすると結構重い。鶏小屋のかたわらに直径15センチほどの青竹が何本かあった のでコロとして使った。多分Nさんが親切に近くの竹林から切り出して置いていてくれたものと 思う。コロを後ろから前に移動しながら何とか設置完了。小屋は道具や肥料の置場として使う 予定だ。

 ダイコンを20本ほど抜く。まるまる太って食べごろだ。ゴボウを抜く。人差し指ほどの太さ のゴボウが出てきたが手抜きでやったので下半分は土の中に残ってしまった。ブロッコリーが いっぱい出来ていた。ホウレンソウ、長ネギ、紅菜苔、ターサイを収穫。

 夕食で野菜たちを茹でてシンプルに食べたが、無農薬、有機栽培の味はさすがに旨かった。

      




   残りのサトイモを掘る (2013年11月16日)

 寒さがやってきたせいでサトイモの葉が黒く縮れている。残りのサトイモを全部掘りあげる。 日当たりの悪い場所は葉の伸びも悪かったがイモも小さかった。太陽の光の貴重さを再認識した。 全体的にはイモはぷっくらしていてまあまあの出来であった。ピーマンは生長が遅くなり小さい 実はシシトウと間違えそうなものもある。最後の30個ほどを収穫して掘りあげた。バジルも 抜いたが枯れていてもバジルの香りを漂わせていた。

からし菜を収穫。漬物にしてご飯に乗せると美味だ。日陰でひっそりと生長していたショウガを 抜いてみる。プーンと爽やかなショウガの香りが漂う。薄くスライスして甘酢漬けも良いな。 えんどう豆の種を蒔く。


      




   ダイコンを間引く (2013年11月3日)

 ラッキョウとダイコンとニンニクの畝が並んでいる。ラッキョウは紫色の花が満開だ。オシベ、 メシベが見える。球根で増えることを選択したラッキョウには種が出来ないとのこと。それでも 紫色にきれいに咲くのは太古の昔の名残りなのだろう。丈夫で風にも強いので安心していられる。 ニンニクもほぼほったらかし状態だ。ダイコンはこれまで何回か間引きをしたが今回で完全に 一本立ちになった。長さが20センチを越えたダイコンは一人前の姿で、「くろまめ」はさっそく 割り干しにしてベランダに干した。

紅菜苔は相当大きくなってきた。ここまでくると生長の差がはっきりしてくるので間引きしやすい。 ターサイは横に葉を広げ丸くなってきた。大きな丸に囲まれて窮屈そうなターサイを間引く。 間引くというのも失礼なほど大きくなっているので収穫したと言い換えたほうが良さそうだ。 長ネギ、ブロッコリーも収穫。隣の畑のNさんがサトイモを収穫していて、おすそ分けを頂いた。

Nさんは要らなくなった犬小屋と鶏小屋があり今度運んできてくれるそうだ。肥料や道具入れに なりそうだ。

      




   安納芋の収穫 (2013年10月28日)

 秋晴れだ。最近デジタル表示の気温&湿度計を購入した。今まで使っていたアナログ方式の 湿度とほぼ一致していてなかなか良い。がぜん信頼度が増した。部屋に風を通すとデジタルは 割とはやく反応するがアナログはおっとりと変化して最終的には同じ値になる。

 畑の安納芋を掘ることにする。この芋は苗一鉢を友人からもらって植え付けたものだ。ある程度 ツルが伸びた時点でカットして分家させた。ツルは茂って両隣の畝まで覆われた。ツルを全部とって からスコップで掘った。想像していたよりたくさんの芋がぶら下がっていた。

 ナスはいよいよ花が咲かなくなった。実の生長もゆっくりになった。次の野菜のこともあるので 最後の収穫をして掘りあげた。ホウレンソウがきれいに芽を出していた。ゴボウ、からし菜、紅菜苔、 ターサイなど間引きしないと窮屈そうだが間引きは今度することに。ダイコンは順調に生長している。 青首ダイコンのほうが全体に生長が良いようだ。

 ブロッコリーは葉っぱにアオムシに食べられた穴が空いている。葉を裏返して退治しようとした が、アオムシは既に朝食の時間を終わって根元の隠れ家のほうにお隠れあそばしているようだ。 芽キャベツも順調に背丈を伸ばしている。

 隣の畑のNさんに芋を少しおすそ分け。安納芋とのことで喜んでいた。

      




   台風が去った (2013年10月17日)

 台風が我が町の南を通過して去った。南を通過する時は台風の進む速度と左巻きの渦の速度が 打ち消しあうので風があまり強くならないと思っている。また北風になるので我が家の北側の窓 が少ないこともあり安心できる。大雨で我が家の近辺の道路も冠水している場所もありニュース にも出た。

 今日は良い天気。北海道や高い山で初雪のニュース。畑へ。これだけ雨が降ったのに水溜りが 全くない。これまでも感じていたが水はけは相当良い。道具を入れるために土の中に半分埋めて いたポリバケツが横倒しになり地上に出ていた。堆肥置場の杭が何本か外れて飛んでいた。ナスや ピーマン、シシトウなどが倒れ掛かっていたが全体的に被害は軽微だった。ブロッコリーや植えた ばかりの芽キャベツは不思議なくらいにしっかりしていた。ターサイ、紅菜苔、からし菜を間引く。 生長が進んで個性が出てきたので間引きやすい。ダイコンは5センチほどの太さになった首根っこ がせり上がってきた。サトイモを2本掘りあげた。安納芋のツルを引っ張り掘ってみた。大きな 芋と小さな芋が出てきた。「くろまめ」は草取りの後で疲れていたらしく「ひんだれた〜」と言って 芋の葉の上に座り込んだ。シュンギクと小松菜を収穫。ホウレンソウの余っていた種を蒔いた。 赤トンボが飛び、ラッキョウの紫の花が咲いていた。

      




   菜っ葉の間引き (2013年10月8日)

 キンモクセイの匂いが漂ってくる。オレンジ色の花が秋の少しくたびれたような日差しに良く 合う。畑に近付くと熟れたギンナンが路上に落ちていてタイヤで潰れる音が聞こえる。一年経つ のははやい。

 最近種を蒔いた菜っ葉が順調に発芽している。種袋を空にしようと全部をスジ蒔きにしたので 通勤電車のように密集している。紅菜苔とターサイは前回に1回目の間引きをしたので2回目は 間引きする芽がわかりやすいが、からし菜は密集している1回目なので困る。それでも何とか 生長の差を見つけ出し、あとは半ば適当に間引きを続けた。雑草であれば無心に取り続ければ良いが 選別の間引きとなると抜き取るのが気の毒になる。ビニール袋いっぱいになった間引き菜は帰って 塩もみにすると笑ってしまうほど小さくなってしまう。ゴボウも間引きした。爪楊枝ほどに生長して いるゴボウは鼻を近づけるとかすかにゴボウの匂いがする。これも無駄なく利用する。

 ニンニクの芽が10センチほどの伸びてきた。雑草をきれいにしたらニンニクがきれいに目立った。 収穫もれのイモから生長した「離れサトイモ」を試し掘りしてみた。まだちょっと若いようだが 十分に食べれそうだ。モロヘイヤは、あの真夏の雨の後のみずみずしい葉っぱは見当たらず小さくま とまってやや水分が抜けた葉っぱだ。もう黄色い花を付けて種を付けて「終活」に入っている。 最後の収穫をして抜いた。

 隣の畑のNさんよりヘチマを3本貰った。タワシになるとのこと。振ってみると軽くて内部は ある程度乾燥しているようだ。しばらく干してから皮をむいてみよう。

      




   ダイコン発芽 (2013年9月17日)

 台風一過の快晴。台風で空気がかき回され乾燥した冷たい空気が入ってきたようだ。畑日和だ。 まず一番で発芽したダイコンが目に入った。白首も青首も出揃っていた。風の影響は無かった。 大きくなっていて本葉も出はじめているので鳥害防止用の糸は張らなくても良いようだ。

 強風で野菜が倒れていると思ったが被害はほとんど無かった。モロヘイヤが斜めになっていた。 風のせいか時期のせいか、葉がやや乾燥気味になっていた。ブロッコリが斜めになっていた。 ブロッコリの生長にあわせて支柱への固定ポイントを上げていなかったため風であおられたようだ。 太い支柱に交換して上部で固定した。斜めになっても茎が折れていなければ問題ない。ハクサイは まだ背が低いのでうまく風をやり過ごしたようだ。ゴボウの芽が出てきた。

 友人からもらった下仁田ネギとからし菜の種を蒔いた。紅菜苔とターサイの種を蒔いた。土は 十分に湿っていたがジョロでたっぷりと水を撒いた。発芽が楽しみだ。

      




   紫タマネギの種を蒔く (2013年9月11日)

 ゴボウ、ニンジンの第二弾、ホウレンソウ、紫タマネギの種を蒔く。土の湿度は十分だがジョロ で上から水を撒いておいた。昨年はヒョロヒョロの生長でイマイチだった紅菜苔も今年は挑戦して みたい。

 ラッキョウの芽が出揃った。最初にヒョロヒョロと伸びてきた茎の先端に小さな「ラッキョウ坊主」が 付いている。植え付け後、まずは最初の秋に紫の花を付けて、その後冬越し、初夏に収穫する。最初に 花が咲いて後は余生を送るのはまるで桜のようだなと思ったが、ラッキョウにしてみれば人間の勝手な 思い込みなのかも知れない。人間が一回掘りあげるので「まずは花が咲いて」と勝手なサイクルを考えて しまうのだが、堀りあげられないラッキョウから見れば普通の野菜や植物のように秋に花を咲かせている だけなのだろう。ラッキョウは初夏に掘りあげないと2年目のサイクルに入り、さらに分球して数多くの 小粒ノラッキョウに変身するらしい。来年は全部収穫せずに一部は翌年に持ち越したい。

    




   ダイコンの種を蒔く (2013年9月9日)

 ダイコンの種を蒔く。白首ダイコンと青首ダイコンの2種。先日畝に堆肥を入れてまだ繊維が 残っているが9月の第一週頃が蒔きどきとのことなので決行。根が又になる可能性があるが売り物 ではないのでそれも面白い。ニンニクは今年収穫したホワイト六片を100個植えた。九州より 送ってもらって今年収穫した紫ニンニクも植える。

 久しぶりに隣の畑の俳人・光成高志さんにお会いする。相変わらず元気で各地の旅行、俳句、水泳、 畑を楽しんでいるとのこと。

      




   畝をおこす (2013年9月1日)

 秋が来たと思っていたら暑さがぶり返しニュースでは各地で37℃を越えているらしい。 ダイコンとニンニクの畝作りをするために夕方から畑に出かける。黒い雲が広がってきて それほど暑くはない。雨も期待できそうだ。数日前に蒔いた小カブと小松菜の双葉が出ていた。

 昨日、畝を1本おこしたが今日は2本追加予定だ。まずはスコップで土をおこす。草を置いていた ところは土が軟らかいが歩いていたところは固い。苦土石灰、醗酵鶏ふんと自家製堆肥をすき込む。 雑草を盛り上げていたところは内部が醗酵熱であたたかい。耕運機が無いのでスコップとクワでの 手作業だが自分の性分に合っているようだ。あたりが薄暗くなってきたので作業終了。

 モロヘイヤが元気だ。ニガウリはこぼれ種から芽が伸びてきた。今年はナスがよくできて ナス三昧であったがそろそろ花の数が減ってきた。枝をカットして秋ナス期待だ。 

      




   菜っ葉の種を蒔く (2013年8月28日)

 数日来の雨で畑の土は水分を保っておりいい感じだ。雑草の種が飛んだのだと思うが2mmほどの 小さな双葉が土の表面に無数に発芽している。雨を待って一斉に発芽したようだ。クワで土の表面を こそぐ。サトイモに土寄せをする。雑草取り、溝掘り、土寄せが一度に出来て一石三鳥だ。

 カボチャを掘りあげる。昨年のカボチャはポクポク感が少なく旨くなかったが今年採れた1個目は 理想的なカボチャの旨さであった。ニガウリとオクラも掘りあげる。ニガウリの蔓を引っ張ると小さな 実がいっぱい連なってきた。オクラは今年は不作だった。ミニ人参が良くできた。香りが良い。小カブ、 小松菜、シュンギクの種を蒔き上からジョロで水を撒いた。ラッキョウの芽が幾つか出てきた。

      




   溝を掘る (2013年8月19日)

 畑に行くために3人で朝5時に起きる。田んぼの方角から「コケコッコー」と鶏の鳴き声が聞こ えてくる。少なくとも3箇所から聞こえてくる。昼間は気が付かないが近所で鶏を飼っている家が 何軒かあるようだ。畑に着くと、もう隣のNさんが来ていた。

 ホースを借りて水を撒く。サトイモに個別に水をかけていると「溝を掘ってそこの水を流すと楽だし 根に近いところに水が行く」と教えてくれた。早速畝に沿ってサトイモから30センチぐらい離し 長い溝を掘る。そこにホースの水の出口を固定しておくと水が溝を流れて満たされてゆく。水は 正直なもので溝の底が平らになっていないと、そこで溜まってしまう。そこを削るとまた次の溜まり が出来る。溝の見掛けだけの形の良さは、正直な水の性質でたちまちボロがあらわになってしまう。 結構この溝の補正は面白いのだ。サトイモは溝を掘ったがあとの野菜は上から撒いた。サトイモは 特に水を欲しがる作物なので、畑を幾つか持っている農家は自分の家に一番近い畑でサトイモを 作るらしい。

 畑の境界にマリーゴールドの花を植えた。病害虫対策に良い成分を放出しているらしい。以前、 境界に植えたニラはしっかりと根付き「韮坊主」が出てきた。「花ニラ」はニラより美味とのこと。

      




   ラッキョウを植える (2013年8月6日)

 このところ少し涼しい日が続いている。雨もたっぷりと降った。今年収穫したラッキョウはラッキョウ漬け にしたり人にあげたりしたがまだたっぷりと残っている。緑の芽が出てきたので植えることにする。 ラッキョウは連作可能で肥料もほとんど要らないらしい。植える時期も掘りあげて直後に植えても良いとあり 丈夫そうだ。20センチ間隔で2列、深さ5センチにして植えた。埋めてしまうとひと安心だ。

 秋にゴボウの種を蒔いたが水不足等で発芽しなかった。ある日見慣れない芽が1つ出ていてゴボウかと 思い脇の畝に植えておいた。順調に生長したが土を深く掘っていなかったので長さは期待していなかった。 本日掘ってみると蛸の足のようになっていた。1本1本はゴボウらしい姿なので使えそうだ。

 追加で植えたキュウリの苗の葉っぱが枯れていた。雨がたっぷり降ったのに根が未成熟だったのか。 今日は堆肥をすき込むつもりであったが雑草刈りを優先してやっていたら雷がゴロゴロ近付いてきた。 ゴロゴロを聞きながら作業をするのは好きだ。ダイナミックな自然と一体になった気持ちになり良い ものだ。そのうちに雨が降り出したので急いでトマト、ナス、インゲン等を収穫して車に戻った。

      




   安納芋の分家 (2013年7月19日)

 隣の畑のNさんが長いホースを準備してくれていたのでたっぷりと水を撒く。特にサトイモは 念入りにあげる。ニガウリは葉の茂みの中に小さな実が出来ていた。モロヘイヤ、オクラ、シシトウ、 ピーマン、トマト、ナス、長ネギ、インゲン、トウモロコシ、カボチャ、シソ、ニラなど全部に満遍なく 水を撒く。トマトが真っ赤に色づいているので自分も水分を補給する。長いホースが折れると水圧が高くなり 元栓付近で差し込んでいるホースが抜けてしまうので自然のカーブが保たれるように注意をする。 日陰グループのフキ、ミョウガ、ショウガにも忘れずに水を撒く。前回たっぷりと水を撒いたせいか 雑草たちも元気復活している。

 安納芋の葉がいよいよ伸びてきたので分家させることに。カッターナイフで葉を7−8枚残してツルを カット。何日か置いて葉を萎びさせてからのほうが根付きが良くなりベターらしいが、分家自体がかなり 時期遅れになっているのでちょっと置いてから植えつけた。フェイルセーフとして本家のほうも大半は そのままにしておいた。

 ナスが良くできるので最近は焼きなすを良く食べる。暑いなか、皮をむき易いようにナスをこんがり 焼くのに時間がかかるが、今日はひと工夫して短時間で焦がすことができた。冷蔵庫で冷やしてショウガ をすり醤油を垂らす。美味で飽きない味だ。

      




   ラッキョウを掘る (2013年7月6日)

 昨日今日と強い風が吹いている。風の嫌いな自分は気が滅入る。午後少し日が翳ってきた頃に 畑に出かける。案の定、風でミニトマトが倒れていた。ある程度生長して茎が太くなっていたので 折れてはいなかった。再起できそうだ。中玉トマトは元気に赤くなっていた。食べると甘くて旨い。 キュウリは生長しすぎて40センチぐらいの長さでぶら下がっていた。キュウリもナスも風の影響で 葉が縮み見通しが良くなって実が露出過多になっていた。

 トウモロコシはヒゲが茶色に変色し受粉したことを示している。とらまめ(母91歳)が試しに 皮をむいてみる。きれいな黄色になっているがまだ若そうだ。3本とって持ち帰る。甘くて旨かった。 インゲンは最初に植えたグループは花が咲かなくなったので収穫して抜き取った。安納イモの苗は 生長を続け、そろそろ「分家」させてもいいようだ。カボチャの雌花の下にまるいベビーちゃんが 見えるようになってきた。

 ラッキョウを掘る。良く分球して太っているので結構な量の収穫となった。少し風があるせいか ニュースで言っているほど暑くはなく畑日和であった。トマトが生長してきたので次回は支柱の補強 が必要だ。

      




   ジャガイモを掘る (2013年6月28日)

 畑にトンボが現れた。まだ秋は感じたくない。ジャガイモを掘る。アンデスレッドは大きかったが キタアカリは小粒だ。小粒でも全部持ち帰る。ラッキョウは試し掘りごとに大きくなっている。 中玉トマトがほんのり色づいてきた。堆肥の下のほうが土になっているので畝に戻して耕した。 土の中にはミミズがいっぱい。急に明るくなってビックリしたことだろう。一輪車がないのでスコップ で運ぶが、これはちょっとした作業量になる。お決まりのキュウリ、ナス、インゲンを収穫する。 先日掘り上げたニンニクは良く乾いた。

      




   ニンニクを掘りあげる (2013年6月21日)

 薄曇。ニンニクを掘りあげる。ちょっと収穫時期が遅くなった。ホワイト6片と宮崎から送ってもらった 早生ニンニク。早生ニンニクは元々小柄な品種だが紫がかった表皮は南国らしく力強い。安納イモの苗は だんだんツルを伸ばしてきた。とり残したラディッシュが割れて土の上にせり上がっている。噛んでみる とダイコンの味だ。

トウモロコシの雄花を指ではじくと黄色い花粉が飛ぶ。雄花を折って雌花のヒゲの上でポンポンしてやる。 自家受粉を避けるために雄花と雌花の成熟時期に時間差がある仕組みになっているとのことだが個体数が 少ないのでしょうがない。隣の畑の花粉が風で飛んできている可能性もある。

堆肥置場の下のほうが土に還っていて使えそうなので、スコップで掘り出し、ニンニクを抜いたあとに 補充した。抜いた雑草も土に還して畑の地力を高めたい。堆肥置場の構造をもっとしっかりしたもの にしたい。
またまた雨が降り出し帰るきっかけとなった。ショウガの芽が出てきた。

      




   雑草取りの日 (2013年6月19日)

 昨日は風がなくナスやキュウリも大きくなっていてピースフルな畑日和であった。トウモロコシ の周囲に支柱を立て鳥除けの赤い糸をグルグル巻いた。半分の面積の雑草を取った。
 今日は風が吹いていたが朝早くから畑へ。主な目的は雑草の完全制覇であったが、到着すると トウモロコシが大変。風で倒れ掛かっていた。急いで支柱を立てヒモで結ぶ。昨日張った赤い糸 も何とか支えにはなっていたが結局2本が折れてしまった。雄花もいくつか落ちていたが、 トウモロコシ本体の雌花よりは、こういうときには「存在価値」が下がる。周りを見るとトウモロコシ の第二弾やトマト、ナスなども風に耐えていた。全てヒモで結び強化した。この時期は葉が茂り始め 「仮分数」になっている割には茎がまだ細いのだ。風の対策がおろそかになっていたことに反省。

 「くろまめ」は雑草取りに専念している。取った草の量も結構あり雑草置場がいっぱいなので、空い ている場所に草を積み重ねる。長時間やっていたので珍しく腰が痛くなった。きれいになった畑にサトイモ、 ラッキョウ、ジャガイモなどが再登場した。茂ったバジルとまだ細いが初インゲンを収穫。

 隣の工場の若奥さんが出てきて挨拶する。ラッキョウを掘って持ち帰ってもらった。醤油やミリンで 和風に煮ても美味しいとのこと。梅やビワが生っている。いつでも好きなだけもって行ってくださいとの こと。採り始めたが「くろまめ」が食べながら採っていたら雨が降ってきたので少しだけになった。

      




   インゲンの3回目 (2013年6月9日)

 昨日は先輩・友人に畑を案内しキュウリ1号2号、ニンニク、ラッキョウなどを土産に持ち帰 ってもらった。

 さて本日は雨の天気予報がすっぽ抜け、乾燥が続いている。車で畑に到着すると土ぼこりで しばらく窓が開けられないほどだ。我々が車で水を運ぶのを見かねて隣の畑のNさんが容器2つ に水をたっぷり入れて置いてくれていた。
 ラディッシュは丸々と太る。「インカのめざめ」は地上部が枯れたので掘りあげる。もともと 小柄なイモだが小さいイモだった。四角豆のツルが伸びて掴むところをさがしているので横の支柱 を追加して横に這わせた。ナス1号が出来ていた。キュウリ3号をビールのツマミ用に収穫。

 インゲンの1回目は順調に生長して白い丸い花をいっぱい咲かせている。2回目も順調だ。 今日は3回目の種を蒔いた。土が乾いているので蒔く前、蒔いた後にたっぷりと水を遣った。 インゲンの種まきと木搾液によるカボチャの虫除けは「くろまめ」の仕事になっている。

      




   ニンニクの花芽 (2013年6月1日)

 晴れているが空気が涼しい畑日和だ。前の日に買っておいたミニトマトの補充の苗と トウモロコシの追加の苗を植える。シュンギクが育ってきた。胡麻和え用に収穫。ラディッシュ も今回は赤く丸く食べられるほどに生長している。ニンニクの花芽が出てきたのでカットする。 そのままにしておくとニンニク玉の生長に影響があるとのこと。ニンニクやネギ類を収穫して 帰るときの車の中は良い香りで満たされる。肺の中や気管も消毒されそうだし車の隅々まで浄化 されそうだ。花芽は「ニンニクの芽」として今晩の一品となった。ラッキョウは立派に生長して いる。試し掘りをして塩ラッキョウに。こぼれ種から発芽したニガウリが20個ほどツルを伸ばし てきた。次回はネットを張る予定。昨シーズンに収穫し残したジャガイモやサトイモから芽が出 て生長している。
 次世代に繋ぐ生命力には感心する。植物の花の中にはメシベが基本的には他の花の花粉を待って いるが、どうしても遭遇しないときは花の命が終わる前にメシベが(不本意ながら)自分の花の 中のオシベに倒れこんでゆき受粉し種を作るものがあるようだ。人間も若い頃は理想を高くもって いても最後には近場にいる人と結婚するという。同じ考えのようだ。ワーストケース、種ができな くても地下茎、株分けやイモなどで「自分だけで何とかする」野菜は結構ある。我が家の畑でもフキ、 ニラ、ジャガイモ、サトイモ、サトマイモ、ショウガなど。
 ところでジャガイモは形だけ花が咲くし、竹は100年に一度花を咲かせ、花が咲くと枯れるという。 動けない植物は、動き回れる動物より「生命の維持」には色々な工夫がありそうだ。

      




   サトイモの芽出揃う (2013年5月29日)

 畑へ向かう途中の空は黒い雲に覆われ今にも雨が降り出しそうだ。ラジオからは「梅雨入り」 の言葉が繰り返し聞こえてくる。エンドウ豆は下の葉が白く変色してきた。花も咲かなくなって きたのでお終いとし全部抜く。小松菜もお終いにして抜く。中玉トマトは元気だがミニトマトは 元気がない。植えた当時に風が強くて茎にダメージを受けたようだ。次回再トライしてみよう。 キュウリが元気に伸びているのでネットを張った。良く見ると黄色い花の付け根にベビーちゃんが 出来ていた。体は小さいのにトゲは一人前だ。ニンニクの花芽が出来てきた。次回はカットする 予定。サトイモの芽が出揃った。サトイモらしい葉が並ぶ。中玉トマトに緑の塊が見えたので はやくもトマトが出来たかと思ったが、近付いてみるとアオガエルの背中だった。
 帰りの車のフロントガラスに雨粒がポツポツと。

      




   安納イモを植える (2013年5月19日)

 昨日、知り合いより安納イモ、ワタ、万願寺トウガラシの苗を頂いた。安納イモは「芽だし」を されたとのことで貴重なものだ。本日はこれらを畑に植えた。風除けに肥料の空袋で囲うことを 考えていたが、エンドウ豆を冬越しさせるときに北側にササを立てることを思い出し、ササの枝で 「ミニ防風林」を作った。夏の間の強い風は南から吹くことが多いので南側を密にした。イモは これからツルを伸ばすので次々にカットして「分家」させる予定だ。ベランダの青紫蘇の半分を 畑に移植した。
 ラディッシュが大きな双葉を広げ、シュンギクの芽がギザギザ状になってきた。トウモロコシ の葉が波状になり背が伸びた。小松菜が生長し食べごろになったので収穫。四角豆のツルが伸びて きたので支柱に絡ませた。
 カボチャの葉が虫に食われ穴が空いていた。「くろまめ」が木搾液を水で薄めてスプレーした。 畑の一角に蟻が巣を作っている。「くろまめ」に木搾液をかけたら逃げてゆくのではとアドバイス。 気の毒な様子でかけていた。後で行って見ると慌てた蟻たちが白い卵を運んで右往左往していた。 かえって巣を拡散してしまったような気がする。気の毒な光景ではある。 

      




   オクラとモロヘイヤを植える (2013年5月14日)

 オクラとモロヘイヤの苗を植える。家に名前を記録し忘れた素性のわからない黒い豆があったので 植えてみた。ラディッシュとシュンギクの芽が出てきた。シュンギクの芽はまだギザギザしていなく丸い。 四角豆はツルを伸ばしてきた。インゲンの2回目の種を蒔く。ニンニクに追肥する。ニガウリのこぼれ種 から芽が20個ほど出てきた。今年はこの芽を活用しようと思っている。連作障害はそれぼど強くはない ようだが半分は別の畝に移植して生長の違いを観察しようと思う。
 考えてみると自然界の植物はほとんどが連作だ。種が風で運ばれたり鳥の糞になって移動したり連作に ならないような生き残り策をとっている種類もあるが多くの種類は、こぼれ種から翌年に芽がでるので 同じ場所で生長することになる。野生の環境では交配が複雑に行われその結果それぞれの種に多様性が あり、生長できない種もかなりあるが土の中の環境に合致した種のみが世代を受け継いでゆくらしい。 自然淘汰、適者生存、ダーウィン進化論、メンデルの法則、選択と集中などの言葉が思い浮かぶ。
 人間が収穫量を上げようと品種改良を続けてきた結果、ある条件の下では抜群の収穫量を得られるが 環境が変わると淘汰されやすい、ひ弱な品種になってきたようだ。バナナはかなり品種改良され収穫量 は増えたが株分けで増やしたため皆同じ性質になってしまった。同じ性質だから全滅するのも速い。 なんとか原種のバナナを見つけ種で交配して新しい品種を作ったとのことである。
 何はともあれ明るい未来のためには植物も動物も「多様性」をもつことが不可欠のようである。 「多様性」を持つために「オス」と「メス」が遺伝子を交換する仕組みに進化してきたことに感心する。

      




   ショウガを植える (2013年5月9日)

 お多福ショウガを植える。予め種ショウガを買っていたが芽が出てきたので小分けにして切り口 を乾かしておいた。30センチ間隔で芽を上にして深さは10センチほど。
 近所の保育園の空き地に車がいっぱい停まっていた。集まりがあるらしい。遊び場で子供たちを 遊ばせる保母さんたちの歌声のトーンが一段と高かった。
 一ヶ月前に蒔いた長ネギの苗が6センチほどになっているが、家に残っていた長ネギの種をさらに蒔いた。 ラディッシュの種を蒔いた。昨年のニガウリの畝から芽が出ていた。苗は買わなくて済みそうだ。 ジャガイモは紫の花を付けている。品種によっての生長の違いがよく観察できる。小松菜を間引く。 サトイモの芽が出始めた。芽の先端に若い葉っぱが巻きついている。ラッキョウを一株収穫。ニンニクを 試し掘りしてみる。ホワイト6片は地上部は元気に茂っているがニンニクの部分は思ったより小さかった。 宮崎ニンニクは地上部は細身だが紫色の表皮のニンニクはしっかりとしていた。スナップエンドウを収穫。 4回分ほど採れた。白い花はまだまだ咲いている。しばらくは楽しめそうだ。
 帰りの車の中は若いニンニクの芳しい香りでいっぱいだった。

      




   インゲンの芽がでる (2013年5月4日)

 畑日和だ。インゲンに掛けておいた不織布を外すと大きくなっていた。教科書どおりにフェイルセーフ で一箇所に3粒蒔いたが、発芽率が良いので3本とも元気だ。間引くのがもったいない。鳥にはもう 食べられないと思うが真上にイヤガラセの赤い糸を張っておいた。
 ニラがコンパニオンプランツとして虫除けなどに有効らしいのでカボチャの周りに移植した。トマト の間に植えても良いらしい。境界にニラを植えたばかりだがニラだらけになりそうだ。
 一昨日植えた夏野菜の苗に支柱を立てヒモでゆるく固定した。苗の下のほうにヒモを掛けても意味がないし、 あまり上のほうに掛けると風で弱い茎の部分にダメージがありそうで、考えさせられる。
 バジルは苗売場では「寒さに弱いですのでしばらくは室内に・・・」と書いてあったが、この陽気なので 畑に植えた。説明ボードはリアルタイムで書き換えられているのだろうか。真夏なのに道路わきに「凍結注意」 などの標識が置き去りにされているのを見かける。
 シュンギクの種を蒔く。畑の脇にお茶の木があるが、恒例の若芽を一回分だけ摘む。新茶の香りを楽しめる。
帰り道の空は入道雲の夏の空になっていた。

      




   夏野菜を植える (2013年5月2日)

 朝起きると雨が降った様子であるが西の空に青空が見えてきた。買っておいた夏野菜の苗を植える。 畑のフキの付近にキジのオスが居た。警戒する様子で畑を横切る。メスはとあたりを見回すと地味な 色のメスが置き去りにされたような不安な顔つきで居た。人間のカップルであればひと悶着起きそう であるが・・・。
 雲が切れて日が差してきた。土もほどよく湿っていて風は無し。畑日和だ。長ネギの種から芽が 出て5センチほどになっていた。不織布の下でインゲンの芽が出揃っていた。鳥に啄ばまれないように しばらく不織布を掛けておこう。四角豆の苗が7センチほどの大きさになっていた。スナップエンドウ とキヌサヤエンドウの下のほうに大きくなったサヤがぶら下がっていたので一回分を収穫。小松菜 は葉が7センチほどに伸び密集してきたので間引く。
 夏野菜の苗を植える。トウモロコシ、ミニトマト、中玉トマト、カボチャ、キュウリ、ピーマン、 カラーピーマン、シシトウ、ナス。
 次はショウガの植え付けと支柱立ての予定。

    




   インゲンを蒔く (2013年4月23日)

 インゲンの種を蒔く。一箇所に3粒。ちょっと時期が早いので不織布を被せる。今年は3回 ぐらいに分けて時間差で種を蒔こうと思う。一度に採れても保存が大変だ。人参の種を蒔く。 ラッキョウは雨で十分に水分が供給されたのか葉が綺麗に伸びている。酒のツマミに一株を収穫 する。フキがだいぶ大きくなってきたので収穫。ミョウガの芽が伸びてきた。四角豆の子葉が 首をもたげていた。昨年の赤紫蘇の飛び散った種からいっぱい芽が出てきたのでまとめる。 家に保存していたコーヒー豆が残っていたので赤紫蘇のとなりに植えてみた。
 夕餉にはもらい物のタケノコとワカメの煮物。山椒の若葉の香りが良い。畑のフキの煮付けは もちろん葉っぱも入っている。ラッキョウはかなり大きくなっているが一応エシャロット風に味噌 をつけて食べる。ラッキョウの葉は畑で捨てたが「くろまめ」が持ち帰っていた。豚肉と炒め物に するレシピもあるらしいが今回はヌタになった。美味だ。ビールの後の「ジョニウォーカー、グリーンラベル」 もお終いになった。先日お酒のコーナーで懐かしい「サントリー・レッド」を見つけた。お金の無い 時代にお世話になった。今度買い求めて味わってみたい。45年ぶりだ。

      




   ニラを移植 (2013年4月13日)

 長ネギの種を蒔く。畝を2列耕した。畑と車の通る道の境界にニラを移植した。ニラをひと塊 掘りあげると株分けの準備が出来ていた。四角豆、小松菜、長ネギの種に水をあげた。

      




   サトイモ植える (2013年4月5日)

 久しぶりに晴れて穏やかな天気だ。明日からまた風雨が強まるとのこと。畑へ続く道は桜の花びらが 敷き詰められている。畑に着くとお隣のNさんが近付いてきてサトイモの種芋は要るかとのこと。 ありがたい。内心期待していた。我が家の種芋候補生はカビが生えたり腐ったり、なんとか緑の芽が 出てきたイモだけでは数が足りないと思っていたのだ。いただいた白い袋一杯のイモ達は大きくふっくら としていて健康優良児だ。早速植えた。我が家のサトイモの血統も引き継ぎたく次回植えたいので一部 スペースを空けておいた。
 一ヶ月ほど前に植えたジャガイモの芽が生長していた。伸びきったからし菜、ブロッコリー、子カブ、 葱坊主の出来てきた長ネギなど引っこ抜き、苦土石灰と醗酵鶏ふんをすき込んだ。フキノトウが伸びて 開ききっていたが、先日、スーパーでこの伸びきっているフキノトウを販売しているのを見かけたので 一応持ち帰ることにした。ホウレンソウの勢いが良い。Nさんにも差し上げた。
 いつも近くの保育園の保母さんや子供たちの声を聞きながら作業をして、いい時間を過ごしているが 今日は天気が良いので散歩に出てきた。お互いに声を掛け合った。

      




   フキ広がる (2013年3月24日)

 雑草のホトケノザは生長して綺麗な紫色の花を咲かせている。大きくなっているが抜きやすい。 続いてペンペン草が生え始めた。ぺんぺん草は次々に花を咲かせる「無限花序」といわれるら種類らしく、 下の方で花が終わって種ができている間も、先端部では次々と開花していくらしい。生命力の権化みたい な草だ。畑の脇の車の通る道も含めひととおり雑草を退治した。
 ホウレンソウが元気で葉がみずみずしい。からし菜は生長して背が高くなり花をつけ始めた。最期に 種ができるところまで観察しても面白そうだ。和カラシも楽しめるかも。
 フキノトウが大きくなって本体の葉が出てきた。地下茎が伸びているらしい。日陰を作ってやりたい。
 スイセンが黄色い花をつけていた。光が強くなって春本番だ。

      




   えんどう豆に支柱をたてる (2013年3月15日)

 暖かくなり雨が畑の土をしっとりさせると雑草が息を吹き返す。今年はホトケノザが茂っている。 春先には春一番の花としてオオイヌノフグリと共に写真に撮ったりしてありがたがったものだが、 これほど繁殖すると「雑草」になってしまう。歩く場所はクワでそぎとったりするがえんどう豆や ニンニクなど入り組んだ場所に生えているものは手で抜くことになる。戦争で空爆しても最期は 地上軍のしらみつぶしの人海戦術が必要なのと似ている。えんどう豆は種類によって状態に違いが ある。スナップエンドウはいちばん元気だ。蔓を伸ばしたがっているので支柱を立てる。キヌサヤ は枯れて変色した葉に守られて若い芽が伸び始めている。秋に伸びた葉はこの新芽を守るための風よけ になったようにも思える。ツタンカーメンのエンドウは血統を絶やさないほどに細々と伸びている。 エンドウの周りのホトケノザも抜いたが風よけにある程度あったほうが良かったかとも思う。 「唇滅べば歯寒し」とはこのようなことをいうのであろうか。ホウレンソウはぐんぐん伸びている。 おひたしでポン酢が良い。ニラも春の光を浴びて生長を始めた。

      




   ジャガイモを植える (2013年3月9日)

 一気に春がやってきた。部屋に風をとおす。私の仕事である朝の結露拭きがなくなった。
 ジャガイモを植える。スコップで深めに土をほぐしてからクワで整える。畝は気持ち高くする だけで生長するにしたがい土を盛ってやる。「キタアカリ」と「インカのめざめ」と「アンデスレッド」 を少し。あとは食用に買ったイモから芽が出たものもついでに埋め込んだ。土を被せて一安心。
 からし菜が茂っている。長ネギは残り少なくなってきた。ラッキョウは試し掘りをして持ち帰った。 今晩のビールのツマミになる。フキノトウも採れたのでフキ味噌に。フキの本体の小さな葉が出ていた。 えんどう豆は雑草の中で元気に冬を越した。そろそろ支柱を立ててやる季節だ。

      




   サトイモを掘る (2013年2月17日)

 朝方は寒かったが風が無く日差しも伸びてきたので昼は暖かくなった。まずはサトイモを全部掘りあげた。 ダイコンも全部抜いた。落ち葉を掻き分けるとフキノトウが出ていた。1月31日にも最初のフキノトウを 見つけたが同じものなのかは不明だが今回は家に持ち帰った。からし菜が生長しているので収穫。ラッキョウ が順調に伸びている。長ネギは10本ほど抜いた。ネギはまだまだ春先まで楽しめそうだ。サトイモは 種芋を残すが、しばらくはイモ料理が続きそうだ。
 空いている畝が増えてきた。しばらく力仕事をしていない。暖かくなり土を耕すのが楽しみだ。

      




   畑はじめ (2013年1月9日)

 今年はじめて畑に行く。やはり夏の畑に比べると華やかさはない。まずは種を蒔いた紅菜苔やターサイ を見てみたが芽は全く出ていなかった。芽の出かかっていたゴボウも消滅していた。やはりこのところの 寒さは植物にとっても厳しいようだ。えんどう豆は暮れに相当伸びていたので心配していたが横に這って 寒さをかわしているようだ。一生懸命に環境に適応しようとしている姿は健気だ。ホウレンソウは水平に 葉を広げ最大限に太陽の光を受けようとしている。ニンニクは葉が細いので寒さに強そうだ。ニラは完全に 生長がストップしている。ラッキョウを試し掘りをしてみた。親指の先ほどに太ってはいるが形状がいかにも 若い感じだ。また埋め戻しておいた。長ネギ、ダイコン、サトイモを掘る。長ネギは棒で縦に穴を開けて ストンと落とすやり方で植えたものだが良く生長した。ダイコンは太りすぎ状態。サトイモは夏の日照りに も耐えて立派にイモを付けた。