木曜日の風のいろ11


毎日いろんなできごとがありますね。
歩き疲れたら、立ち止まって足元を見てみましょ。小さな草が風に揺れてます。
振り返って見てみれば、いつの間にやら道だってできてるはず。曲がりくねったって、
でこぼこしてたっていいのでは。ここまで来れたのだから。
今からだって、一歩ずつ、一歩がきつかったら、半歩ずつ、ゆっくり歩いて行きましょう。
相変わらず、今日は今日の風が吹く、そんな気持ちでね。

木曜日には木曜日の風のいろ。
今日も風に乗せてメールを送ります。




   約束 (2020.2.13)      胸がちょっとドキドキする      自分に約束したことが      今日は守れなかった      自分との約束なんて      内容はさほどのことじゃない      誰にも迷惑かけることでもないし      でもちょっと申し訳ない気がする      明日こそは      …      良くも悪くも      ちょっとだけ前進のためにも      ドキドキが消えるといいな      自分のための      小さな約束
   取り扱い (2020.2.6)      家電の買い換えが続いて      新しいものがやって来ると      必ずついて来る説明書      大きく変わらないからと      じっくり読みもせず      ちょっとした失敗続きで      やっぱり      気をつけなければ      取り扱い…      自分の名の横に      要注意と書かれた書類を見つけ      えっ?なのか      おっ!なのか      ちょっと笑えた      私の取り扱いに      注意が必要なんだ…      気をつけよう      どう気をつければ良いのかは      分からないのだけど      そして      周りの方々も      気をつけてくださいね      自分で気をつければ      良いだけなのかどうかも      分からないので
   風のいろ (2020.1.30)      この時季の風のいろは…      木枯らし吹けば枯れ葉いろ      みぞれ降る午後はみぞれいろ      噂好きの人びとは      冷たい風を吹かせたがる      世の中に吹く風はいろんないろ      川向こうの家の庭先に      我が家の庭に      梅の花がぽつぽつ咲き始め      桃だって桜だって      蕾をふくらませられる日を      待っている      だから      耳を澄ませて待っていよう      近づく足音が      春いろの風を連れて来るはずだから
   感 覚 (2020.1.23)      いつも眼鏡をかけている彼女が      眼鏡をはずすと      耳の聞こえかたが違うと言う      眼鏡をかけていない私には      ?だったけど      ちゃんと見えていると      ちゃんと聞こえるのだと言っていて      感覚ってそういうものかもと思う      で      私の耳はリアルでは聞こえない音も      拾ってしまうようで      時々ハッとする      確かに      カチッとかガチャッとかガンッとか      何かの音がしたのに周りに      そういう原因になりそうなものは無く      どうも脳内で発生しているのらしい      見えないものが見えたり      聞こえないものが聞こえたり      感じないものを感じたり      森羅万象…      なのかどうか      いろんなものがいろんなことを      発生させていても      ちっとも不思議じゃない      というか      世の中は      不思議なことで満ちている      そのうち      何でも透明に見えて来そうな      気がするのだけど
   木曜日 (2020.1.16)      木曜日が来た      木曜日を意識するようになって      どのくらい経つだろう      月曜日はまだ始まったばかり      火曜日はまだ先が長い      水曜日はまだ半ば      木曜日はやっと少し落ち着く      金曜日はこれで一応大丈夫と思えるよう      仕事に切りをつけ      土日は外出の予定や家のこと      個人的な用事      ヤレヤレを感じる間もなく      また週が明け      また始まり始まり      そんな繰り返しで…      木曜日が好きなんだな      週半ばをちょっと過ぎたあたり      ここんところを乗り越えれば      とほんの少しの安堵感      そして      まだやることがあるんだ      というこれも安堵感      だから風なんかも感じられるのかも      今日は少し冷たかった      始まったばかりの今年は      どんな風が通り過ぎて行くのだろうか
   山の… (2020.1.9)      昔      山の天辺から      ハンググライダーが翼を広げて      風に乗って空を飛ぶ姿をよく見ていた      かつてその場所に行って      下界を見おろしたことがあった      今となっては夢幻のような      記憶だけれど      そんなブームがあった      一度の体験も無いまま      去ってしまった      山の天辺へはいつでも行ける      飛ぼうと思うことはもうないけれど      景色はいつでも見れる      だから      使わない翼を折りたたんだままでも      山の…      懐に抱かれて      港で身体を休めている船のように      ここに居よう      想いを浮かべ      想いを巡らせ      自由を堪能して
   展 望 (2020.1.2)      将来なんて分からない      どこまで続くのか…      でも      今まで生きて来た中に      いくつかの段階があって      そのときそのときに      はっきりした自覚や      認識は無かったとしても      それらしきものはあったはず      どうにかこうにかでも      乗り越えてここまで来れたのだから      今      第四段階辺りが終わろうとしていて      これから先の展望に      少しでも      光やその兆しが感じ取れるのなら      上等じゃないか      そんな心境で      今という峠に佇っている