工房 豆&豆 −8

黒檀で土偶やアクセサリー、勾玉、とんぼ玉や真鍮バングルをハンドメイドしています。
ダーニングマッシュルームも作ってみました。
天気の良い日は畑で野菜作りをしています。




 ミミズク土偶(2018年12月27日)

ミミズク土偶を削った。最初は力任せに使わない部分を彫刻刀やルーターで 削り落していたが、ノコギリを使い固まりで取り除いたほうがかなり効率が 良い。 遮光器土偶とミミズク土偶を並べてみた。

 ドングリを作る(2018年12月26日)

あらかじめ2色の板を貼り合わせておいた。 それをさらに細かく切断して削った。

 穴あけ(2018年12月24日)

削り、磨き、穴を空ける。天然石の場合には穴あけは大変な作業だが木の場合は あまり時間がかからない。まず予備として1ミリの穴をあけてから5ミリの穴を あけた。1回目は一気に裏側まで5ミリのキリで突き抜けたが木のバリが出て 穴周りがきたなくなった。2回目からは5ミリで途中まで穴をあけてあとは反対側 からキリを進めた。バリがなくなりきれいな穴に仕上がった。 ハンドドリルなので穴あけ時にモノを固定するのが大変。作業台のコーナーに押しやったり、 「くろまめ」に押さえてもらったりしていたが、押さえてもらいたいタイミングに都合よく、 「くろまめ」の手が空いているものでもない。 ということで「卓上万力?」を購入した。しっかりと固定してくれて実に便利だ。穴あけが ますます楽しくなった。

 黒檀&真鍮(2018年12月21日)

土偶はごつごつした仕上がりになったが今回はつるっとしたものを作ってみた。 真鍮の棒とステンレスの棒を埋め込んだ。最初は片面だけに埋め込むことを 考えていたが、どちらの面からでも見えるように穴を貫通させて真鍮を 差し込んだ。

 豆遮光器土偶(2018年12月18日)

黒檀の切れ端があったので豆遮光器土偶を彫ってみた。さすがに固い。 主にミニルーターで削った。特徴的な目を削ったらそれらしい顔になった。 「Google」に言葉ではなく画像で類似画像を検索する機能がある。顔つきを どれぐらい「土偶」として認識してくれるか試してみた。すると検索結果で いっぱい画像が出てきたが土偶は一個もなくてほとんどがブラウンクッキー やチョコクッキーのお菓子または製作中の画像だった。 それではと本物の土偶の写真で画像検索してみた。検索結果のすべてが土偶 だった。認識ソフトの精度は高そうだ。 結局、こうなりました。

 ダーニングマッシュルーム(2018年12月10日)

暮れの慌ただしさ。思い出の椅子などを断捨離でクリーンセンターに運ぶ。 車に積めないぐらいの大きさのものは引き取りにきてもらったりネジを外して 分解したり。「お口直し」にダーニングマッシュルームを作ってみたくなった。 旋盤が無いのでひたすら削る。彫刻刀でだいたいの形を作る。今回はその後を カッターナイフを使って表面を削ってみた。思ったより上手く木を削ることが できた。 ダーニングマッシュルームは布地や毛糸と共に働くので「ケバ」は大敵だ。 目の粗い紙やすりでツルツルになるように磨く。 今日は2個できた。

 鹿の角(2018年10月12日)

北海道よりエゾジカの角の先端部が届いた。 さっそく面取りをして穴をあけて真鍮棒で巻いた。 「くろまめ」は今までに作った天然石の勾玉などを組み合わせた 別のアイデアがあるらしい。

 角を真鍮で巻く(2018年8月23日)

以前買った鹿や水牛の角があったので真鍮の棒で巻いた。真鍮の棒は あらかじめ焼きなましをしておくことで容易に曲げることができる。

 ワインのコルクで(2018年6月27日)

右膝のじん帯損傷と骨折。遅れ遅れになっている畑の野菜たちの収穫が 気がかりだ。先日見たらジャガイモやラッキョウは地上部が枯れていて 収穫OKの状態だった。本日行こうと思っていたら南風が強い。明日に順延。 我が家の「工房」をぶらぶらしていたらワインのコルク栓の入れ物が目に 入った。引っ張り出してきて木工ボンドで組み立てた。ボンドが乾くのが 待ちきれなくて先に進めようとするので倒れないようにするのが大変だった。

 真鍮と銅で「てんとう虫」(2018年5月9日)

大きめのてんとう虫を作ってみた。15mm径の真鍮丸棒をカットするのは 簡単ではないが時間をかければ難しさはない。羽のセンターに狭くて深い 直線を入れたいがズレたりして見栄えが悪くなる。いっそのこと羽を二つの パーツにして貼り合わせた。V字の谷がくっきりして良くなった。

 真鍮と銅で「カメ」(2018年4月27日)

「しずく」を作ろうと思い6mm径の真鍮丸棒をカットしたが銅を 貼り合わせたツートンカラーにしたくなり銅はカメの甲羅となった。 丸棒をつぶして手足をつけたが全体が小さいため細かい細工ができな かった。

 真鍮と銅で「てんとう虫」(2018年4月25日)

真鍮と銅を貼り合わせて「てんとう虫」の形にしてみた。真鍮と銅の接着に ロウ付けが必要かと思っていたが半田ごてではんだを伸ばしたら思ったよりも 良く溶けたのでハンダ付けにした。 本体の上部に穴をあけて「9ピン」を差し込みはんだ付けをした。「9ピン」 を半田ごてで熱していると熱の伝導が良すぎて先に付けておいた銅の羽の ハンダが緩んできた。手早く作業する必要があるようだ。

 真鍮で「しずく」(2018年4月20日)

10mm径の真鍮丸棒をカットして穴を空けて模様を付けた。 最初はシンプルな樽型にしようと思っていたがミニルーターで削るのが 楽しくなって結局このような形になった。 「くろまめ」がアクセサリー箱から「しずく」のアクセサリーを出して きた。真鍮で「しずく」を作ってみたが細い4mm丸棒しかなく「しずく」 というよりは分銅(ふんどう)の形になった。次回は6mmの丸棒でやって みたい。

 錫のアクセサリー(2018年4月17日)

錫(すず)でアクセサリーを作ってみました。写真の上のふたつは ペンダント用に真鍮のリングを埋め込みました。中央は穴をあけて チョーカーに。下のふたつはパーツを接着してブローチの予定。

 真鍮でバングル(2018年4月6日)

真鍮の丸棒をつぶして模様をつけた。最終の長さをカットしてから つぶしたり叩いたりするとオリジナルより長くなってしまうので 叩いたあとでカットした。

 鹿の角と真鍮(2018年3月26日)

ダーニングマッシュルームを作る。木の目はなかなか制御しがたい。 気持ちよくコリコリと削っているとバサバサ感の領域に入り繊維方向 にまとまって剥がれたりする。いろいろな木材で試してみたい。 鹿の角の手持ちがあったので真鍮の棒を巻き付けてみた。

 パスタ鍋修理(2018年3月18日)

3mm径の丸棒を叩いてほどよくつぶして模様を付けた。 細いほうは2mm角棒を材料にした。 角棒を材料にしたバングルは面取りをしたら良くなった。 今日は「くろまめ」に頼まれてパスタ鍋の湯切りザルの取っ手の修理 をした。太い針金を探していたらたまたま「ピアノ線」らしきものが 見つかった。2mm径だが超硬い。直角に曲げるところはペンチでは到底無理。 真鍮加工のときのように熱してからやっと曲げた。カットも「喰い切り」 では刃が欠けそうなので「タガネ」で叩き切った。「くろまめ」曰く、 オリジナルより良くなった、とのこと。

 ねじる(2018年3月13日)

「くろまめ」がシンプルなバングルが好みというので丸棒をカットして 焼きなましをして丸くした。両端はつぶしてヤスリで磨いた。 Uの字に曲げておいた馬蹄の材料に穴をあけた。今まで切れなくなったキリ を使い続けていたが新しいキリに交換したららせん状の切りカスになって短時間 で穴があくようになった。 4mmの丸棒を叩いて角型にして捻ってみた。穴をあけた。穴が開いていれば いろいろな使い方ができる。

 馬蹄を作る(2018年2月28日)

久しぶりに真鍮細工。1,5mmのキリで穴を開けて3.0mmのキリでバリをとる。

 肉厚のマッシュルーム(2018年2月11日)

新しい彫刻刀はさすがに切れ味が良い。木の削れる音と感触が気持ちよい。 今回は肉厚なのでカンナも使ってみた。カンナでも良く削れるが木目の 方向によってはイマイチだ。荒削り用にノミが欲しくなった。 肉厚のカサに短くカットした鎌の柄を差し込む。石づき部分も太くなった。

 ダーニングマッシュルームの素材(2018年2月10日)

ダーニングマッシュルームの材料さがす。厚さ28mmのヒノキ材。加工室では 丸くカット出来ないとのことなので75mm角に9個カットしてもらった。 加工賃@50円。柄は鎌の柄の丸棒。

 ダーニングマッシュルーム(2018年2月7日)

ダーニングマッシュルームが欲しくて通販を調べたが、売り切れが 多く品薄らしい。自作したいがこのようなキノコ状のものはコケシ を作るみたいに旋盤が必要だろうと思い市でやっている工房に電話を してみるが旋盤はないとのこと。ホームセンターの工作室にも聞いて みたがカットする道具はあるが旋盤はないとのこと。ネットでミニ旋盤 を見てみたが簡単に買える価格ではない。まずは自作することにした。 木片はいっぱいある。イチイとヒノキを引っ張り出し彫刻刀で丸みを 出しながら削った。途中で固いフシが現れて作業が遅くなった。気を つけていたが彫刻刀で指を切った。最初は数滴血が出たが、すぐに傷口 を強く押さえて5分ほど、おそるおそる指を外したら傷口が完全にくっ 付いて血が出なかった。 イチイは板が薄かったのでヒラタケ状になった。裏に穴を開けて丸棒を 挿し込みボンドで接着した。ヒノキは板が厚かったのでドンコ状にする ことができた。やはり裏に穴を開けて丸棒をボンドで接着した。 彫刻刀の削り跡のデコボコはミニルーターで平らにした。紙ヤスリで 磨いたらデコボコが目立ったがケバケバが無ければ実用上は問題ない ようだ。

 錫でレンコン(2018年1月30日)

錫でレンコンを作った。錫のクズを溶かして再利用したので材質に 均一性がないようだ。真鍮でミニチュアの工具を作ってみた。