野放し菜園日記5



   アスパラガス植える (2015年12月25日)

久しぶりに畑へ。隣の畑のNさんが顔を見るなり近づいてきた。暖冬で白菜が太り すぎているとのこと。白菜を頂いた。お返しにナバナを差し上げた。 インゲンは完全に枯れていたので抜いた。サトイモとヤツガシラは地上部が枯れて いた。スティックブロッコリーがたくさん収穫できた。エンドウと菜っ葉類は元気だ。 イチジクはきれいに葉っぱを落として大きくなった芽が来年のために待機している。 昨日購入したアスパラガスの「大きな根」を植えた。一緒に買った大きな鉢にも 畑の土を詰めて1株植えた。これはフェイルセーフとして持ち帰り家のベランダに 置くことにした。     

   インゲン枯れる (2015年12月6日)

昨日は夫婦で飲み会に誘われていたので一品作るために畑に寄った。アルコールは ムラサキ芋で作られた「赤霧島」を用意していたので、聖護院大根と豚バラブロック との和風煮物だ。どちらも好評だった。 畑はいよいよ冬模様になってきた。畑のまわりのイチョウは黄色く色付き落葉を始めた。 ジュズダマを手のひらにのせて「くろまめ」は昔遊んだことを懐かしんでいた。 畑の中で元気の良いのはネギの仲間だ。ニンニク、ラッキョウ、長ネギ、タマネギなど。 ハーブはローズマリー、ミント、菜っ葉類も元気だ。 ダイコンは外側の葉っぱの茎を折り、茎の断面に空洞があるかどうかがダイコン本体に「ス」 が入っているかの目安になるとのこと。まだ大丈夫そうだ。インゲンが寒さにやられて枯れ ていた。サヤも凍って解けたようで透き通るような緑になっていた。12月だから無理も 無い。     

   えんどう豆に笹 (2015年11月22日)

えんどう豆の芽は鳥に食べられることもなく順調に伸びていた。近くの笹をとって きて畝に挿し北風除けとした。この形で冬を越すことになる。 ニンニクはやっと全部の芽が出揃った。先行する芽が出てから一ヵ月半ほども経って いる。やはり形の小さい種ニンニクからの発芽が遅いようだ。発芽が遅いから 日光を浴びている時間が短くて結果また小さいニンニクが出来るのか、または 冬を越えることでどんでん返しがあるのか。新聞に出ていた「貧乏人の子供は貧乏人 になる傾向がある」という記事をふと思い出した。 チンゲンサイ、キャベツ、ショウガ、西洋ふだん草(スイスチャード)、バジルは 最後の収穫をして掘りあげた。サトイモ、シュンギクは今夜の「ナベ」と「汁」に使う。 スティックブロッコリーは茹でて食べる。ダイコン、聖護院大根は思っていた以上に 太くなっていて運ぶのが大変だった。サヤインゲンの白い花がまだまだ咲いている。 これから寒くなるがいつまで収穫できるか楽しみだ。     

   ニラをカットする (2015年11月5日)

畑で作業していると何やらフィトンチッドのような香りが漂ってくる。新製品の 肥料の匂いかと思いながら遠くに目をやると向こう隣のニンニク畑に木片の細か いチップが敷き詰められていた。そういえば畑の主が製材所から貰ってきたと、 大きな袋にチップが詰まっていた。草が生えないマルチの効果があるとのこと。 ダイコンと聖護院ダイコンはまるまる太って収穫可能だ。ニラの花をそのままに していたら黒い種ができた。新しいニラが古いニラの隙間から伸びてきているが 種の穂もまとめて地上5センチぐらいでカットした。ニラの良い香りがプーンと 湧き上がる。残骸はまとめて捨てた。ピーマンは最後の収穫をして抜いた。無料 でもらったキンセンカの種を花コーナーに蒔いた。 初夏に掘り残したアンデスレッドから芽が伸びてきていたがほうっておいた。畝を 整えるために掘るとゴルフボールぐらいのイモに生長していた。集めて持ち帰り オカズになった。     

   エンドウを蒔く (2015年11月1日)

昨日の朝リビングの窓ガラスが結露していた。他の部屋はなんともなかったので 前の晩のスキヤキの湯気のせいかと笑っていた。今朝は各部屋の窓ガラスが結露 していた。本物だ。アメダスを見ると明け方は6℃まで下がったようだ。 今日の主な作業は種蒔きだ。キヌサヤ、グリンピース、紅菜苔、カキ菜の種を蒔く。 このところ種蒔きは「くろまめ」の担当になっている。その間に「そらまめ」は 草取りだ。畝の外は「ホー」で引っ掻くが畝の中は手作業で土をかきまわす。 しばらく草取りをしていなかったらしっかりと根を張っている。バリバリと引きはがす。 ニンニクは中国ニンニクが先行して芽を出したが後追いのホワイト六片も追いついてきた。 ホワイト六片は購入した種ニンニクは追いついているが自家製のホワイト六片は出遅れ ている。ニンニクの畝に雑草がいっぱいだったので丁寧に抜く。柔らかい雑草の種類 なので抜いてもバリバリ感は無いのでちょっと拍子抜けだ。 ダイコンと聖護院ダイコンがもう一人前の太さになってきた。     

   中国ニンニク発芽 (2015年10月12日)

秋晴れ。ギンナン拾いは先客がいて大方拾われていた。木を見上げるとまだまだ いっぱい実が付いているので次回を待つことにした。 一週間前に植えたニンニクの中国産ホワイトが早くも発芽しVサインのような芽が 出揃っていた。ホワイト六片はまだ発芽の気配は無い。 ダイコンが人参ぐらいの太さに生長していた。モロヘイヤはいよいよ葉っぱが固く なってきたので最後の収穫をして抜いた。オクラも抜いた。 小松菜とナバナの種を蒔く。 キャベツとブロッコリーは赤い糸で鳥を脅しているので鳥害は無いようだが葉っぱが 虫に食われて丸い穴が空いている。虫除けにと思って傍らに植えたニラは秋になり種 を付けて歳をとり「体臭」の発散が少なくなっているので効果は無いようだ。葉を 裏返し青虫を見つけ20匹ほど退治した。     

   ニンニクを植える (2015年10月5日)

昼間でも流れる空気が冷たいと感じるほどに気温が下がってきた。北海道では 氷点下になったとのニュースも聞こえてくる。 ニンニクを植える。ホワイト六片が120個、中国産ホワイトが74個。 ホワイト六片の畝は正方形のベッド状にしてみたが真ん中辺りは手が届かずに 思っていた以上に植えにくかった。中国産ホワイトは通常の長い畝に2列にして 植えた。 ギンナンがいっぱい落ちていたので拾った。最初は長靴で潰して種をピックアップ していたが、そのうちに実ごと拾って潰しながら種を袋の中に落とし実の部分を 捨てるワンアクション方式にした。ギンナンはサクランボのように2個セットになって いるので効率が良かった。そのうち熟し柿のような汁が作業用手袋をとおして手まで 滲みてきた。少し痒くなったが大したことは無かった。 サトイモは2回目の試し掘りをしてみたが、まだまだ生長しそうだ。モロヘイヤは 葉が大きくなれずに小さくまとまってきた。ダイコンを間引くと親指ぐらいの太さの ダイコンができていた。チンゲンサイが元気だ。スイスチャードが伸びてきて茎の赤色 が緑と茶色の畑のアクセントになっている。     

   ダイコン間引き (2015年9月15日)

秋らしく空気が乾いてきた。スイスチャード(西洋ふだん草)とチヂミホウレン草 の種を蒔く。今年収穫したインゲンをサヤから出して植えた。時間差で植えて時間差 で収穫して食べるのが丁度良い。ダイコンが元気に本葉を伸ばしている。人間に例え ると小学生ぐらいであろうか。一回目の間引きをする。 前回、キャベツとブロッコリーの脇にニラを移植したが今日は回りに赤い糸を張った。 鳥が来たら驚くに違いない。大きな葉が鳥に食べられたキャベツだが中心部の小さな 葉がキャベツらしく巻きはじめてきた。ニラの花は一回全部カットしたが、またまた 伸びてきた白い花の花盛りだ。またカットしようと思ったが、それぞれの株で蜂が花 の蜜を吸いながらお食事中だ。刺されそうなのでやめた。 あれほど瑞々しい葉っぱを茂らせていたモロヘイヤだが秋の気配で葉っぱが少し乾燥 してきた。黄色い小さな花もちらほら。ニガウリのこぼれ種からいっぱい芽が伸びて きた。これは冬を越せないので全部抜いた。     

   トマト、ナスを抜く (2015年9月11日)

久しぶりの畑だ。珍しいぐらいの長雨だった。いつものことだが畑に水溜りは全く 無い。水はけは抜群だ。物置にしている「鶏小屋」は三分の一ぐらいのスペースが 吹き込んだ雨で濡れていたので肥料や道具を出して乾燥させた。 聖護院ダイコンと普通のダイコンは不織布を外した。もう立派な本葉が出ていた。 不織布はクイや支柱に引っ掛けて乾燥させた。ミニトマトはまだまだ緑の実がいっ ぱい付いているがお終いにして抜いた。ナスも抜いた。抜いたあとに牛糞堆肥、 自家製堆肥、醗酵鶏ふん、苦土石灰を入れて耕し畝を作った。自家製堆肥は抜いた 雑草を積み重ねて置いておいたものだが両手で持ち上げると醗酵熱が手袋を通して 伝わってきた。キャベツとブロッコリーが鳥に食べられていた。気休めかもしれな いが間にニラを移植した。 カラスウリの実を発見。まだ緑色だが少し黄色くなっている。アケビの実も発見。 アケビのツルをカットして、くろまめがリースを作った。少しずつ秋のモノを 加えていくとのこと。     

   ナバナの種を蒔く (2015年9月4日)

先日ダイコンの種を蒔いたが不織布の長さが中途半端で終わってしまった。 今日は家に置いてあった不織布の残りのロールを持っていった。聖護院ダイコン と普通のダイコンの芽は想像以上に生長していて不織布を追加で被せる必要は 無いようだ。種袋を空にしようと一箇所にいっぱい種を蒔いたので「カイワレ大根」 が10本ほど固まっていて少しみっともない。 ベランダに2鉢あったラベンダーの1鉢を畑の隅に植えた。カモミールの種を蒔いた。 ナバナの種を蒔いた。インゲン2世が10センチほどに育っていた。変則的な植え方 をしたので芽が出ないのかなと思っていたラッキョウからいっぱい芽が伸びてきた。 時期がくればちゃんと芽を出すらしい。ミントが元気なのでカットして水に漬けて 持ち帰った。根を出させプランターに植えたい。くろまめは畑の隅にカモミールの 種を蒔きミニ花畑にして境界線にニラを移植した。 先日、畑で採れたうずら豆を煮豆にして食べた。美味だった。歳をとると「アンコ」 が好きになると聞いたことがあるが近付いてきたらしい。それにしても花豆は花は きれいだったが実がほとんど出来なかった。調べてみると寒冷な気候が好きな豆らし く花が咲いているときに30℃を超えると実が入らないのだそうだ。北国や本州であ れば高地が栽培に適しているとのこと。なるほど花豆の値段が高い理由に納得。     

   ダイコンの種を蒔く (2015年8月31日)

このところ太陽を見ていない。そろそろ日照が欲しい。3日前に種を蒔いた 聖護院ダイコンが早くも芽を出していた。普通のダイコンの種も蒔き鳥に食べ られないように両方のダイコンに不織布を掛けた。不織布が足りなくなったので 半分ぐらいは露出したままであるが、周りの雑草にカムフラージュされるのを 期待したい。 ニラの白い花がいよいよ開いて花茎を伸ばしてきたので花茎を全部カットした。 小松菜、チンゲンサイも3日目で小さな双葉を出していた。小さな乾いた粒の中で 眠っていた「生命」がたった3日で活動開始するのだから不思議がいっぱいだ。 家のプランターに蒔いたコリアンダー(パクチー)の種の残りを畑にも蒔いた。 コリアンダーの葉はすごくクセのある匂いだが、種は爽やかな柑橘系の匂いで ビックリ。 ミニトマトは黄色い花がまだまだいっぱい咲いているが日照不足のせいか実が 作られないようだ。緑の実も赤くならない。赤い実は雨のせいかひび割れている。 雨不足の次は日照不足。自然はなかなか人間の希望するとおりにはなってくれない。     

   秋野菜の種を蒔く (2015年8月28日)

気温が下がってきたので日が昇ってからの作業が楽になった。周りの畑の人も 秋に向けて草取りの真っ最中だった。隣の畑の高志さんに久しぶりに会えた。 白瓜やイチジクを貰った。お返しに花ニラを摘んで差し上げた。高志さんは俳人 でサトイモの傍で「イモアラシ」の話題になった。私は「芋荒らし」かと思って どのような季語か首を傾げていたが「芋嵐」ということがわかった。 今日は、キュウリ、ニガウリ、シュンギクをお終いにし抜いた。タマネギ、インゲン、 小松菜、チンゲンサイ、聖護院ダイコンの種を蒔いた。タマネギは種ではなく小さな タマネギの形をしているもの。インゲンは我が家の畑で採れた種の二世だ。 長ネギの分ケツが進んできたので株分けして整備した。  

   ニラの花 (2015年8月26日)

昨日はグリーンセンターで牛ふん堆肥、ETO堆肥、種ニンニクのホワイト6片、 ホーム玉ねぎ、二十日ワケギ、マリーゴールド、コスモスを購入した。 畑に向かい秋に向けての畝の整備をした。ニンニクの予定エリアには牛ふん堆肥、 自家製堆肥、醗酵鶏ふん、苦土石灰などを入れて耕した。昨年度は小さいニンニク しか出来なかった。新たに買った種ニンニクと昨年度の残りの小さめのニンニクを 同じ場所に植えて、小さい種ニンニクが育て方でどこまで追いつくか観察したい。 数日来の雨でニラが元気になった。境界線として植えてあるニラだが一斉に白い 花芽を付けた。ニラの花は食べれるので早速収穫。花の下の茎をカットすると 切り口からニラのエキスが滴り落ち良い香りが漂う。先端から10センチほどが 柔らかくて食べやすいのであるが、つい欲張って長めにカットしてしまう。 茹でたり炒めたりして食べるとほのかに甘くて絶品だった。     

   孫と畑 (2015年8月15日)

一週間ほど前に孫が畑にやってきた。キュウリ、トマトを収穫しバジルやミント の葉を揉んで匂いを嗅ぎ長ネギを抜いた。長ネギの先にあったセミの抜け殻にも 興味を持っていた。     

   うずら豆収穫 (2015年7月28日)

早朝畑へ。まだ涼しい。サトイモの葉の中で朝露がころがっている。まずは雑草 取りから始まる。雑草をキレイにしたあとに畝を作る。耕して、苦土石灰を入れ 醗酵鶏ふんを入れ、堆肥を入れる。堆肥は堆肥置場の下のほうの土をスコップで 掘り出す。ミミズがいっぱい出てくるので土としては良いものと思う。あとは形 を整える。2本作る。眺めるとピシッとアクセントが付き畑が若返った感じがする。 うずら豆のサヤが茶色になってきたので収穫する。先日の風で支柱が全て根元近く で折れている。合成樹脂製の結び紐が散らばらないように気をつける。花豆も抜く。 花はいっぱい咲いてキレイだったが、できたサヤの数は少なかった。支柱置場の 支柱が折れたりしてどんどん短い支柱が増えてゆく。アジサイの枝をカット。 ナスとピーマンに追肥をした。ミニトマトは収穫が追いつかずに落果している。 バジルが生長し花や種をつけ始めたので種の部分をカットした。ミョウガが出て いた。10個ほどを初収穫した。     

   風にも負けず (2015年7月19日)

早朝空を見上げる。数日来続いた強風もおさまり空にはうっすらと雲がかかって いる。短い虹が出ている。久しぶりに虹を見た。今日は畑日和になりそうだ。 風が続いていたので支柱が倒れているのではと心配していたが、やっぱり倒れて いた。うずら豆の支柱が地面から20センチぐらいで折れて斜めになっていた。 サヤは大分実りが進んでいて茶色になっているが自然の姿で熟成させてあげたい。 追加の支柱を斜めに入れて起こした。 花豆とニガウリも斜めになっていた。花豆はツルと葉っぱを伸ばし放題にしていた ので風圧をモロに受けたようだ。隣で倒れこんだニガウリと「ツルの交換」をして しっかりと結び合っていた。起こすときに申し訳ない気持ちでツルをカットした。 これを機会に花豆のツルをカットして整えた。ニガウリに小さな実が幾つかぶら下が っていた。 キュウリ、ミニトマトの支柱は倒れていなかった。大きくなったキュウリ、ナス、 初物のニガウリ、モロヘイヤなどを収穫。 日差しが強い。雑草取りをしていると長靴の甲の部分が直射日光で熱くなりがまん が出来ないほどだ。めったに休憩をしない「くろまめ」もさすがに木陰でひと休み。 今日は午前中だったせいか蚊がいなかった。畝作りは次回へ持ち越しとした。     

   ミントを植える (2015年7月12日)

 数日前に長雨があがったとたんに夏がやってきた。夕方畑に出かける。蚊の対策 としてハーブが良いと聞いたので途中ペパーミントとスペアミントの苗を購入する。 挿し芽で増やしてゆくつもりなので1本ずつにした。 今日は畑のバジルの汁を顔に塗りたくって防虫効果を確認しようと思っていたのだ が、くろまめが私の首筋に防虫スプレーを吹きかけてしまったので効果の評価は 出来なくなってしまった。それでもやってみたくて顔にバジルを塗ってみた。 天気の関係や時刻の影響もあるので顔全体に塗ると効果の評価が出来ないと思い 当初は顔の半分にだけ塗って効果を見ようと思っていた。顔の左右の蚊のまつわり 付き具合の違いを見れば効果の評価ができると思っていた。防虫スプレーの影響も あると思い今回は全体に塗った。結論はバジルにはあまり虫除け効果は無いようだ。 次回はローズマリーで試して見ようと思う。 キュウリのツルがどんどん伸びて行き場がなく横に誘引している。ミニトマトの 枝もどんどん伸びている。テキストでは枝はカットするとあるものが多いが いっぱい花を付けているのをみるとつい残してしまう。豆類のツルもどんどん 伸びている。私の主な仕事は畝作り、ホーによる雑草取り、ツルの誘引で、くろまめ は手による雑草取り、収穫と自然に分担が決まってきた。 ミニトマトが赤く熟してきた。ミントを植えた。モロヘイヤがそろそろ収穫できそうだ。     

   雨があがりに (2015年7月7日)

 雨が続いていたが朝起きてみると久しぶりに雨があがっていた。畑の様子が 気になっていたので行ってみる。想像どおりキュウリは大きくなってぶら下がり ナスもいっぱいぶら下がっていた。ダイコンはトウ立ちしそうなので全部抜く。 抜くと大きなキノコが現れた。長雨で居心地が良かったようだ。アンデスレッドも 地上部が枯れてきたので全部掘りあげた。 インゲン#3が発芽して大きくなっていた。#2はもう少し太らすことにして次回 からの収穫とした。ショウガが細い芽を伸ばしていた。 草取りを始めると蚊がまつわり付いてきた。住みかを荒らされて怒っているのと 雨続きで人の血に飢えていたようだ。黒い色の上着を着ていたのも蚊を刺激した と思われる。     

   オクラ太る (2015年6月28日)

 キュウリがカラスに食べられていた。水溜りの水を飲むよりもばい菌の心配は 無いしビタミンも水よりあるのだろう。キタアカリを掘り上げる。アンデスレッドは まだ少し残っている。インゲン#1は最後の収穫をして抜いた。#2がそろそろ 食べ頃に生長している。#3の種を蒔いた。 花豆のサヤが大きくなってきた。うずら豆のサヤも相当大きなものがぶら下がっている。 オクラが小さいながらも実を付けた。初収穫したオクラを仏壇に供えた。キュウリの ツルが伸びていた。ヒモで支柱に固定した。     

   ラッキョウを植える (2015年6月16日)

 びっくりするぐらい大きなキュウリがぶら下がっていた。身体が地面に着いて 汚れるのがいやなのか葉っぱを座布団のように敷いていた。インゲンが食べ頃に なってきた。一度にいっぱい出来るので調理や保存にひと工夫いる。 ラッキョウを全部掘り上げた。2年物は想定どおりに小粒だったが大き目のものを 選んで赤ワイン漬けにした。あまりに小粒なものは処理が大変なので捨てた。 1年物の大粒と2年物の中から選抜した大き目の粒を種ラッキョウとした。 種ラッキョウは茎と根を少し残してカットし、今回は収穫即植え付けとした。 急いで調理しないと芽が伸びてしまうと言われるぐらい元気なラッキョウなので 元気に育ってくれると思う。2年物からの小粒な選抜隊は密集していて大きく生長 できなかったトラウマから脱して1年物と肩を並べるほど大きくなれるか、楽しみだ。     

   ショウガを植える (2015年6月13日)

 家で食用のショウガの発芽状態を観察していたが芽の出てくる場所が確認できた ので畑に植えることにした。大きいショウガは二つにカットした。ジャガイモと 同じように切り口が腐らないように草木灰を付けると良いらしいが半日天日で乾燥 させた。半日ではちょっと短い気がしたが一応膜のようなものはできた。 隣の畑のNさんより初採りのジャガイモを頂いた。お返しにダイコンを差し上げた。 我が家のジャガイモが育っているか気になって試し掘りをしてみた。まずまずの 出来のようだ。 花豆やうずら豆のツルが支柱の高さを越えて空中絡み合いお互いを支えにしようと している。テキストによると摘心して枝を横に伸ばすとあるがツルの先端をカットする のには罪悪感を感じてしまう。下のほうの葉っぱや横に伸びているツルの場合には それほどでもない。畑のあちこちに、こぼれ種から出た赤紫蘇が伸びている。春先に 3本ほど移植して「赤紫蘇コーナー」を作ったが、その後もあちこちに現れているが 雑草取りのときに特別扱いして残している。サトイモも堆肥の中に捨てたイモから発芽 したものが畝に植えた正式版よりも立派な葉っぱを広げている。 ラッキョウ漬けをひと瓶作れるほどの量のラッキョウを掘った。イスに腰を下して根や 茎の処理をする。夕方になってきたからか動作が止まって刺しやすくなったからか蚊が 現れる。長袖を着ていても手の先が狙われる。虫除けスプレーでシューッとすると効果 があった。馬に尻尾があって良かった。     

   ニンニク収穫 (2015年6月4日)

 雨の日と晴れの日が交互にやってくる。必要なものが交互にやってくる。考えて みるととてもありがたいことだ。 今日は晴れ。ニンニクの姿にイキオイが無いなと思っていたが枯れ始めたので収穫する ことにした。抜いてみると思っていたとおりだ。玉が小さい。これまでほとんど手入れを しなくても立派な大玉のニンニクが採れていたので油断した結果か、それとも前の年に 収穫したニンニクの大玉を種ニンニクとして使っていたが遺伝的に劣化してゆく要素が あるのか、今後の課題だ。 ダイコンは順調に育っている。これまでは冬を越すやりかただったが春蒔きでもちゃんと 育っている。間引きしたダイコンは本体はもちろん葉っぱも大変役にたっている。 ミニトマトが大分背が高くなってきたので支柱を立てた。今までは整枝しない「放任栽培」 をしていたが下のほうの枝を切って風通しを良くした。トマトはまだ緑色で熟していない。 トマトの葉をいじった時のあのヤニ・青臭い匂いが結構好きだ。 店先にラッキョウが売り出されてきたので掘ってみた。立派に生長していた。昨年、植え 直さずにそのままにしておいた2年ものも掘ってみた。分球が進み小さいラッキョウだが 数は多い。小さなラッキョウ漬けを好む人もいるようだが、細かいだけに前処理が大変との ことである。試し掘りしたラッキョウは持ち帰り、味噌を付けてビールのツマミとなる。 ビタミン菜やターサイなど菜っ葉の第二弾の種を蒔こうと思っていたが、見ると第一弾 がトウ立ちして花が咲いたり葉っぱも黄色くなってきたりしている。暑さが苦手で、もう 勘弁してください、と言っている様に思えたので種を蒔くのをやめた。 雑草の生長が速くて草刈りとの競争だ。全面の草を「草かき」で退治する。家から持って きた飲み物では間に合わずに自販機で追加の飲み物を買う。空気が乾燥しているので日陰 にいると爽やかだ。 キュウリ、ピーマン、ナス、ミニトマト、インゲンなどベビーラッシュとなっている。      

   オクラとモロヘイヤ (2015年6月1日)

 一週間ほど家を留守にしていたので畑の状況を見に行く。帰宅した日はあたりが 薄暗くなっていたがまずはベランダの鉢たちに水をたっぷりと遣った。次にアメダス を見ると留守中に雨が降ったようだった。 畑の野菜たちは元気だった。えんどう豆は枯れていたがこれは時期のせいで、豆の寿命は 短いのだ。「くろまめ」が支柱を外し豆を収穫した。ナスに実が付いていた。ピーマンも ミニトマトも実を付けていた。キュウリは支柱が仮のものでツルの行き先がなく地上を這って いたので長い支柱に替えた。良く見るとマッチ棒ぐらいの小さなキュウリが出来ていた。 花豆がオレンジ色の花を咲かせていた。 本日購入したキュウリの追加苗とオクラ、モロヘイヤの苗を植えた。先日はジャガイモ の花を摘んだが今日見ると後発の花がいっぱい咲いていた。      

   うずら豆に支柱 (2015年5月24日)

 夏の時期、雨のあとは雑草が勢いを増している。数年前のボウボウ状態からみると かなりキレイなほうだ。「くろまめ」が畝の内側の雑草を手作業で抜いてゆき「そらまめ」 が「草かき」で畝の外の雑草を退治してゆくのがいつの間にか決まっていた役目だ。 サトイモの芽が伸びてきた。家の中で保存していてかなり干からびた種芋を植えて半分 諦めていたが元気に発芽した。もらった丸型八つ頭は遅れているが3本芽が見えた。 家でビンの中に保存してあった「うずら豆」と思われる豆を植えておいたら芽が出て ツルを伸ばしてきたので支柱を立てた。支柱の間を横に2段ヒモで結んだ。ツルがどの 方向に伸びても引っ掛かりができるようにした。インターネットの原理に近い構造だ。 足りないところは笹を切ってきて挿した。何かを掴もうとしているツルたちは支柱に 巻き付けてやりたかったが左巻き、右巻きにツルごとの個性があるのか豆の種類によって 法則があるのかわからなかったので自然に任せることにした。逆に巻いてしまったら あきらめて逆に巻き続けるのか、ツルがストレスを感じながら解くのかは不明だ。 ジャガイモの薄紫の花は観賞用としてもキレイだったが取り除くことにした。栄養が 花に捕られてしまうので花は取った方が良いという説もあるが実際にはそれほど差は ないらしい。      

   イチジクを植える (2015年5月18日)

 台風の強風でえんどう豆が少し斜めに倒れていたがそれ以外の被害はなかった。 ナス、トマト、ピーマン、バジルなど順調に生長している。キュウリは2株枯れて しまった。インゲン類も元気に伸びている。ツルナシインゲンの2回目の種を蒔いた。 一度に食べきれないほど出来るので時間差で育てることにしている。ジャガイモは薄紫 の花が咲いている。ニガウリの種から芽が出てきた。ダイコンの抜き菜、ビタミン菜は 利用している。ターサイは濃い緑で丈夫そうだ。えんどう豆は豆が膨らんできた。花の 数は減ってきた。豆を太らせて豆ご飯にするのが良さそうだ。花豆のツルが伸びてきた。 そろそろ支柱を立てたい。サトイモはまだ芽が出てこない。ニンニクは日照りのせいか 例年より元気がないように思える。ラッキョウを試し掘りしてみたがまだ小さかった。 昨日は親戚宅からアジサイとイチジクの枝を貰ってきた。アジサイは今も畑にあるが 咲き方がキレイ枝を貰ってきた。イチジクは形がかわいいし何といってもあの香りに 包まれていたいものだ。 さっそく穴を掘って植えた。      

   夏野菜の苗を植える (2015年5月1日)

 夏野菜の苗を植えた。ミニトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、バジルなど。 ダイコンは不織布を被せているがめくって見ると本葉が出ていた。えんどう豆は サヤが出来ていた。ミョウガは例年あまり採れないが今年は期待できそうだ。

   ジャガイモの芽カキ (2015年4月27日)

 ジャガイモの芽カキをする。アンデスレッドから抜いた芽には小さなジャガイモが 出来ていた。ベランダに蒔いた千日紅の種が余っていたので畑にも蒔いた。水に漬けて おいたニガウリの種を蒔いた。 畑の傍にお茶の木があるが若芽がいっぱい出ていたので摘んだ。先端の柔らかい部分だけ 摘んだ。やはり日陰の部分の芽のほうが良い香りだ。家に持ち帰り、洗って乾かし、鉄鍋で 熱して、揉んで、熱して、揉んでを繰り返した。美味しいお茶ができた。      

   インゲンの種を蒔く (2015年4月24日)

 ベランダから見える田んぼに水が入ったと思ったら夜にはカエルの合唱が聞こえるよう になった。畑はダイコンが双葉を出していた。カラスに食べられそうなので不織布を被せた。 「くろまめ」が近くに生えていたヨモギを畑の脇に移植した。フキはどんどん領地を広げて いる。一部フキに侵食されたが満を持してミョウガがいっぱい芽を出した。 ニラは緑だが葉がイキイキとしていない。思えば肥料をやっていなかったと思い脇に肥料 を埋めた。ツルナシインゲンは昨年は一度にいっぱい出来て食べきらなかったので時間差 で植えることにして1回目の種を蒔いた。花豆も蒔いた。昨年収穫したインゲンも蒔いた。 昨年ベランダで育てたスイトピーの種が保存してあったので畑の端の栄養がありそうな場所 に蒔いた。土産にもらった高級マンゴーの「太陽のタマゴ」の種をポポーの傍に埋めた。 オーイという声がするので振り向くと隣の畑のMさんが手を振りながらやってきた。 サニーレタスを2株頂いた。しばらくの間、スポーツジム、俳句、畑談義であった。      

   アケビの花 (2015年4月22日)

 ベランダから眺める田んぼに水が入り始めたようだ。さっそく動画を撮りに行く。 その後、畑へ。今朝方ベランダのプランターにカモミール、タイム、ポポーの種を蒔いた。 残りの種とラベンダーの種を堆肥置場の傍に蒔いた。土に堆肥を混ぜ込もうと掘るとミミズ が元気に絡み合っていた。ビタミン菜とターサイは小さな双葉が出ていたがダイコンは まだ変化が無かった。ダイコンの畝の雑草をきれいにしてしまうと芽が出てきた時にカラス に目立ってしまうので雑草取りはほどほどにした。 えんどう豆は紫の花が咲き始めた。丈がどんどん伸びるのでヒモでぐるりと巻いて支柱に 誘引した。こぼれ種から赤ジソがいっぱい芽を出しているのでまとめた。長ネギは葱坊主 を取りながら土寄せをした。 通りかかった近くの畑のおじさんが指差す先を見るとアケビのツルがつかまるものが無くて 空中に手を伸ばしていた。しばらくアケビ談義。若いアケビのツルは珍味なのだそうだ。 茹でてほろ苦さを楽しむとのこと。さっそく近付いて少しばかり切り取った。紫色のアケビ の花もいっぱい咲いていた。主から秋になったらアケビの実やアケビヅルを採っても良いとの 許可をもらった。くろまめはカゴを編んでみたいらしい。      

   ダイコンの種を蒔く (2015年4月16日)

 しばらく雨の日が続き、昨日は風も強かった。本日は晴れて春らしい陽気だ。 ダイコンの種を蒔く。春に種を蒔くダイコンは初めてなので、どのようなダイコンが できるか楽しみだ。残っていたターサイの種も蒔く。これも例年は冬越しのタイミングで 蒔いていたが、これから夏に向かうので多分「カツラ」のように丸く広がらずに立つと 思われる。ビタミン菜の種も蒔いた。 カエルが2匹ジャンプしていた。堆肥置場の中に水仙の花が咲いていたので地面に移植 した。雑草の伸びるスピードが速くなってきた。 ジャガイモの芽が伸びて10センチぐらいに出揃った。「ちぢみほうれん草」は冬の間は ちぢみ過ぎて諦めていたが春になってのびのびと生長を始めた。フキはまだ細いが食べれる ぐらいにはなってきたので収穫。今日の収穫はホウレン草とフキだ。帰り際にヨモギを 見つけた。似たような姿で毒のあるものも有るらしいので摘んで帰ってネットで調べてみた。 草餅の匂いがして葉の裏が毛で白いので間違いは無さそうだ。      

   サトイモを植える (2015年4月2日)

 畑の地主さんに借地料を支払いに訪問する。家の敷地の中の畑を見せてもらった。サトイモ も土の中に保存されていて適度な湿気で鮮度が保たれていた。珍しいイモを持っていって良い とのことなので頂く。八つ頭の仲間であるが表面がつるっとしていて皮が剥きやすいとのこと。 調べてみると「丸系八つ頭」というらしい。長ネギも貰った。 その後、今井の桜を見にゆく。ほぼ満開だ。途中の道からの眺めにもピンク色の桜が目立つ。 一旦家に帰り着替えて畑へ。畑の傍の桜も満開だ。サトイモの土垂と丸系八つ頭を植える。 丸系八つ頭は小イモを植え親イモは今晩のオカズに。 エンドウ豆が元気にツルを伸ばしている。葉の色もきれいな緑になってきた。      

   エンドウ豆に支柱 (2015年3月25日)

 エンドウ豆に支柱を立てた。例年はネットを張るが今年は支柱オンリーにしてみた。 既製品のビニールコーティングの支柱だけだと「情操教育」的に良くないような気がして 近くの笹ヤブから笹の枝をカットしてきて支柱にした。豆のツルはまだ地面の近くで やっと頭をもたげてきたぐらいだ。行き先が定まらずに迷っている様子なので、笹の枝 の短いものをカットしてきて土に挿し、ツルの先が支柱のほうを向くように誘引した。 このように誘引するときは笹のようにしなる枝が役に立つ。ツルが言うことを聞くうちは 柔らかな圧力をかけているが、言うことを聞かないと笹のバネで圧力が強まる。自然界 では当たり前のように存在する仕組みだが既製品で実現するのはコストがかかりそうだ。 ニラが日ごとに生長している。葉が幅広になり厚みも出てきた。昨年の残骸が茶色くなって 残っていたが全部抜いてきれいにした。      

   ジャガイモを植える (2015年3月14日)

 半分にカットして干しておいたジャガイモの種芋の切り口が乾いてきたので畑に植える。 今年はキタアカリとアンデスレッドだ。「くろまめ」が30センチの棒で間隔を測りながら 植えて土を被せた。  フキノトウが中身を露出させ脇に小さなフキの葉が出ていた。ニラが緑の葉を伸ばしてきた。 アジサイが葉っぱを付けはじめ、水仙が伸びてきた。畑の近くの梅が満開で香りが漂ってくる。  ニンニクが1つ露出していたので土寄せをする。長ネギも土寄せをした。支柱置場の位置を 90度回転して通路を通りやすくした。土台のブロックを移動させ脇からこぼれ落ちないよう に支柱をたてた。  次の作業はエンドウ豆の支柱、サトイモ、インゲン、菜っ葉類などを予定している。      

   ペーハーを測る (2015年2月28日)

 だんだんと春の気配がしてくる。畑の土の酸度を測定してみた。水を加えてどろどろに した土にペーハー計を差し込む。針が左に振れてしばらくすると安定する。5−6ヶ所を 計測してみたが、だいたい6.4ぐらいで酸性には傾いていないようだ。  畝を2本たてた。苦土石灰は気持ち少なめにした。枯れ葉や醗酵した草など繊維質を たっぷりと含んだ畝が増えて、だんだん畑らしくなってきた。となりの畑のNさんより 聖護院ダイコンをもらった。  家に置いてあるジャガイモの種イモから芽が伸びてきた。来週あたりにカットして 切り口を乾かす予定。サトイモはまだ芽が伸びていない。      

   春耕 (2015年2月12日)

 日が昇ってくると春のような陽気になってきた。苦土石灰と醗酵鶏ふんは既に購入 済みだ。土に石灰、鶏ふん、堆肥を混ぜ込んで畝を作った。盛り上がった畝が畑の アクセントになり見ていて気持ちが良い。堆肥を掘るとミミズが出てくる。ミミズが いる土は良いらしい。隣の畑のタカシさんが菜の花を摘みに来られた。久しぶりの再会だ。 ひとしきり話がはずむ。  先日、ジャガイモの種芋を買った。今年はキタアカリとアンデスレッドにした。 サトイモは収穫したイモから芽が伸びてくるのを待っている。今年は青菜類にも力を 入れたい。      

   落ち葉を集める (2015年2月7日)

 フキノトウを期待して畑へ。落ち葉を掻き分けると、ありました! あまりにも可愛いので採取は先延ばしすることに。毎年先延ばしした挙句に時期を 逸して開いてしまうことが多い。我が家では汁物に散らすかフキ味噌を作るか天ぷら にしたりすることが多い。  ダイコンの残っていたものを全部抜いた。人参は地上の葉っぱを鳥に食べられて しまったが抜いてみると親指の太さぐらいの、でもしっかりした本体が飛び出してきた。 もちろん持ち帰りすることに。ローズマリーは安定して茂っているので今夜のメニュー 用に持ち帰る。  畑の周りの落ち葉を集めて堆肥置場に集める。ジョウビタキのメスが現れ遠慮がちに 何かを啄ばんでいる。カラスだと追っ払うが遠慮がちなジョウビタキのメスであれば 「どうぞごゆっくり」という気分である。      

   畑はじめ (2015年1月16日)

昨日の雨があがり晴れ。世間の景色がしっとりして春が近付いてきた感じがする。 昼過ぎから畑に。サトイモの残っていたものを全部掘り上げた。地上部分はすっかり 枯れているが掘ってみると「ひ孫」芋ぐらいまでびっしり付いていた。 ダイコンを10本ほど抜く。今晩の煮物とだいこんおろしになる予定だ。ブロッコリー は鳥に啄ばまれているが少しばかりの食べれそうな部分を収穫して掘り上げた。 長ネギは下仁田ネギを抜いた。白い部分が太いが短いので抜くのが楽だ。分けつネギの ほうは元気に分けつが進んでいた。ニンニクとラッキョウは寒さのせいで葉が垂れている が充電中といった風情だ。ニラは昨年の茎が茶色になって残っている。新芽が僅かだが 出てきた。 「ちぢみホウレン草」は寒さのせいか食べるのが申し訳ないほど縮んでいる。もう少し 待つことにした。蕗は地上部はすっかり枯れている。落ち葉の下にフキノトウが出ていないか 探ってみたが、まだのようだ。ジョウビタキのメスが来ていた。オスよりは地味な羽の色だが 優しそうな目をしていた。