野放し菜園日記1


  放射線を測る (2011年12月7日)

 気温が下がってきたのでショウガを掘りあげることにする。畑に着くと久しぶりに隣の畑の高志さんが来ていた。 手には市役所で借りたという放射線の測定器が。測ってもらうと堆肥の一番値が高そうなところでも0.168マイクロ シーベルトと低いので一安心。サトイモを掘る。サトイモは賑やかに小イモ、孫イモが飛び出してくるので掘りごた え充分だ。親イモも利用するので茎をカマで切り落とすとたっぷりと茎に含まれていた水分がしたたる。スコップで ショウガを掘ると良い香りが漂ってくる。我が家はショウガを良く使うので種イモとして残る可能性は少ない。 ジャガイモが茂っているので試し掘りをしてみる。「ノーザンルビー」の赤いイモが飛び出した。秋のジャガイモ なのでこれほど大玉に育つとは思っていなかった。ミニ人参も掘ってみた。バジルは寒くなって元気がなくなって きたので全部抜いた。高志さんよりゴボウを頂けることになり掘った。ゴボウを掘るのは初めてだ。スコップで周り を結構深く掘ったつもりだが、まだまだ土の中に入り込んでいる。何本かは途中で千切れてしまった。夕食で ゴボウと牛肉のしくれ煮、ミニ人参の白和えが食卓にのぼった。

      



  黒豆 (2011年12月3日)

 黒豆のサヤをベランダでしばらく干したので11月30日にいよいよ豆を取り出した。普通の黒豆は良く乾燥 してサヤが自然によじれて豆が飛び出している。口が開いていないものは落花生を割るときのように押すとパカッ と乾燥した音がして真っ黒い豆が飛び出す。かわいいものだ。普通の黒豆は良く採れた。丹波の黒豆は虫食いが 多かった。サヤを割ると豆に寄り添って横になっている。豆は半分ほど食い荒らされていることが多い。本来は 白い幼虫なのだろうが黒豆のアントシアニンの色素をたっぷり取り込んだせいか体の中心部がねずみ色に見える。 調べてみると「シロイチモンジマダラメイガ」の幼虫と思われる。キャベツのアオムシ退治は平気だが黒豆の 虫は苦手だ。虫がいる場合はサヤが何となく湿っぽく、割ると虫もあわてている様子がわかる。多少の虫食いは もったいないので食べることにした。丹波の黒豆は来年の種まき用ぐらいの数の収穫であった。家庭菜園は野菜の 生態、虫の生態、気象の影響の観察には良い場所だ。

      



  ラッキョウを植える (2011年11月12日)

 晴れ。畑日和だ。昨日は111111が並ぶ日ということでデジタル時計でその瞬間を撮ろうと待ち構えて いたが別の仕事をしていたら12時近くになっていた。夜の11時に再チャンス(Pが点灯するが)あるので カメラを構えて待つ。デジタル時計に温度表示もあり20℃を超えていたが冷蔵庫で冷やして11℃に すればさらに面白いかとも思ったがやめた。シャッターを押すと11年11月11日11時11分12秒に なっていた。冷蔵庫で冷やさなくて良かった。
 畑の支柱の置き場が倒れて乱れていたのでホームセンターでブロックを買った。1個80円とのこと。 製造して車で運んでレジの厄介になり、でも80円。安い。ブロックで支柱を地面から離し脇に支柱を立て 収まりを良くした。キャベツとレタスの苗を植えた。今回は株数は少なくした。ベランダのプランターに 蒔いたラディッシュの種の残りを蒔いた。クロマメが黄色くなって倒れていたので抜いた。サヤを全部 はずしたが結構な量があって時間がかかった。良く熟したサヤの中からは黒い豆が現れた。やや若いサヤ からはあずき色の豆が現れた。隣の畑のIさんからラッキョウを貰ったので畝1列に植えつけた。宮崎の種 から育ったダイコンを2本差し上げた。イチョウの木の下に生えていたフキを許可を得て畑に移植した。 日陰を好むとのことなので日陰になりやすい場所に植えた。来春、フキノトウが見れたら嬉しい。

      



  秋から冬へ (2011年11月9日)

 夏野菜のなごりが堆肥置き場に積まれているがなかなか朽ちないのではみ出している。冬、春の野菜の 発芽が続いている。立ち話で聞く話も興味深い。銀杏は枝ごとに生り年が違う。ソースの材料となるオロシ生姜 は大きな生姜を使うと繊維が残り髪の毛と思ったユーザーからクレームがくるので小生姜を使うとのこと。 ムカゴと思っていて拾ったらお茶の実だった。今度フキを株分けしてくれるとのこと。
11月8日現在の畑の様子は以下のとおりとなっている。

  



  発芽 (2011年11月8日)

 クロマメは葉もサヤも枯れ色になってきた。土に触れて傷まないか心配だ。丹波のクロマメは当初より 支柱を立てていたので空中でしっかりと熟成している。サニーレタスはトウが立ってきたのでお終いに した。蒔いた種から次々に芽が出てきた。ターサイ、長ネギ、シュンギク、ツタンカーメンのエンドウ、 菜の花など。ホウレンソウは以前の畑では土が悪いのか出来が悪かったが今度の畑はスクスクと生長して いる。サトイモを4本抜く。親芋に小芋さらに小芋に孫芋まで付いている。親芋はややかたいが十分食べる ことが出来るので捨てないようにしている。ツタンカーメンのエンドウは友人から種をもらったもので、 冬越しのために枯れ笹など回りに立てようと思っている。菜の花は農家の方の許可をもらって抜かせて もらったものだ。ベランダで干したがまだ完熟していなかったためできた種も真っ黒ではなく、発芽する か心配していた。来年の春に黄色い花を咲かせてくれれば嬉しい。それとも食用となってしまうのか。

    



  ツタンカーメンのエンドウの種まき (2011年11月1日)

 サツマイモの収穫を完了。イモの形は当初ほど大きくなく普通サイズが多くなった。ツルが茂り広がっていた ので視覚的にいっぱい採れそうな錯覚に陥っていたが実際は期待したほど多くは採れなかった。ツルの扱いが大変で 畑の所々に山を作り枯れるのを待つことにした。イモのツルに覆われていたショウガが久しぶりに姿全体を現した。 ツタンカーメンのエンドウを蒔く。ターサイを蒔く。丹波の黒豆が枝豆の時代を過ぎ、黒い豆らしいサヤになってきた。 落花生の葉が黄色くなってきたが豆が地中にあるので収穫時期がわかりにくい。次回試し掘りをしてから掘り上げる予定。 前回試し掘りをした落花生を炒ってみた。香ばしくてビールのツマミに良い。

    



  サトイモ (2011年10月28日)

 昨日27日畑へ。サトイモの初の試し掘りをした。畝の一番端のイモの回りをスコップで大きめに土を起こし 引っ張った。手頃な大きさのイモが40個ほど付いていた。畑を借りて第一番にIさんに種芋をもらい植え付けて からほとんど手入れもせず水もやらずにこれだけ採れた。大満足。タマネギの芽が伸びてきた。長ネギの種を蒔く。 既に植えてある長ネギは手入れの成果か丈夫に伸びている。枝分かれしている部分より上には絶対に土を かけてはいけないとのことなので生長するに従い少しずつ土を盛っている。ナス、シシトウ、ピーマンは 最後の収穫を終えて抜いた。サツマイモは少しずつ掘りあげている。ツルの処分が大変だ。ブロッコリー、 ホウレンソウは初収穫。ジャガイモは元気に伸びている、秋ではあるが小さなイモが採れそうだ。からし菜は 大きくなり塩漬けにしてもカラシっぽい辛味が出てきた。初収穫のダイコンとサトイモ使って豚汁をつくる。

    



  ニンニクの芽 (2011年10月14日)

 畑にモグラのトンネルが走っている。畝の方向とは無関係に斜めに走る。土の中に居るのだから仕方が無い。 落花生の周りにモグラの仕業らしい土が盛り上がっている。さては落花生が大きくなりモグラに目を付けられたか と畝端の株をためし掘りしてみた。落花生が飛び出してきた。まだちょっと小さめだが口の小さなモグラにはむし ろ柔らかくて良いのかもしれない。
クロマメのサヤにも順調に豆が入りだした。倒れ掛かっている一株をためし採り。これは枝豆として食べるが後は 豆にしたい。植え付けて10日目でニンニクの芽が元気に出揃った。芽の出たジャガイモを植えておいたら芽が ひょろっと出ていた。これからは日照も悪くなるが小さいイモでも収穫できればうれしい。サツマイモを植え付け て伸びたツルをカットして別の畝に植えておいた。この第二世代のイモを掘ってみた。ちゃんと出来ていた。

    



  コスモス (2011年10月11日)

 秋がどんどん過ぎてゆく。10月4日はニンニクを植えた。まずは一定間隔で並べて、その後に 5センチほどの深さに押し込んだ。ジャガイモでもニンニクでも植えつけてゆくと最後の数個が余ったり 足りなくなったり帳尻あわせが大変だ。10月9日、夏野菜が無くなって畑の様子が寂しくなってきたので 元の畑にあったコスモスを移植した。背丈が大きいのに根っこは小さいので掘りやすい。歳をとるほどに コスモスの花が好きになってきた。ゴテゴテうるさくなく地味でもない。花と花の間隔も適当で秋の空に 似合う。九州の山の中をドライブしたときに小さな山村にさしかかると道路わきに咲いていた。土の栄養が 少ないのか背丈はそれほど高くないが登下校の小学生の列に合っていた。この子供たちも大きくなると 親と戦い都会に出て行くのだろうななどと思った。ダイコンは生長にバラツキがある。白系と赤系が メンデルの法則に従って出ているようだ。先頭を切って放射状に生長している。枯れかかっている場所 には追加して種を蒔いた。ぬき菜は塩もみにして食している。カブが大きくなり地上に姿を見せている。半分あき らめていた黒豆のサヤを押してみると種がふくらんでいた。ショウガはサツマイモのツルで覆われているが 良く生長している。妻が友人から教えてもらった新ショウガの佃煮をこしらえた。

    



  夏から秋へ (2011年9月30日)

 オクラを抜く。背の高い野菜が無くなって見通しが良くなった。真ん中に堆肥置き場として囲いを2個作った が夏野菜の残骸が山のようになっている。夏に収穫し家で芽の伸びたジャガイモを植えた。小さいイモでも出来 ればうれしい。ローズマリーはベランダでも作っているが成長が悪いので畑にも植えた。スティックブロッコリー の隣に普通のブロッコリーの苗を植えた。ニンニクは「ホワイト六片」を購入して持っていったがクワの振り過ぎ で疲れたため持ち帰り次回再トライすることにした。もっとニンニクを食べなければ・・・。
9月30日現在の畑の様子は以下のとおりとなっている。

  



  台風が来た (2011年9月24日)

 台風がやってきた。昨日畑に行ってみたら風の被害あり。トマト、ニガウリ、モロヘイヤ、オクラ、ナス など軒並み倒されていた。トマトは支柱を立て直そうとしてみたが支柱同士が結束されているしトマトの ツルが絡み合い困難。ニガウリはお終いにするがやはりツルが網に複雑に絡み合っているので枯らして外す ことにする。モロヘイヤはよいしょと倒れていた反対方向に癖をつけるように起こした。オクラ、ナスは 支柱を立て直し根っこのあたりに土を盛り固めた。オクラとナスは支柱は立ててあったが結んだ場所が苗の 頃のもので位置が低く今度の風には無防備であった。いずれも最盛期は終わっているがもう一花咲かせて 欲しい。青シソは穂ジソとして収穫し、抜いた。
 タマネギの種を蒔く。家に置いてあったジャガイモに芽が出てきたので植えてみた。ダイコンは元気なもの 元気でないものがあり、枯れかかっているところには新たに種を4−5粒ずつまいた。サニーレタスは 背が低いため風の被害はなく元気だ。

    



  カボチャの店じまい (2011年9月18日)

 カボチャを抜く。ツルが血管のように這い回っている。まだ若いものもあり先に花を咲かせているが動脈硬化を おこして茶色くなっているものもある。根っこを掘り起こしてみると思ったより小さくてシンプルだ。この小さな 根っこが延々と伸びたツルや葉っぱに水を送り続けていたのだと感謝。小さいカボチャももったいないので漬物に しようと持ち帰ることに。これまでカボチャの収穫数をカウントしていたが、このようなソフトボール大のものも あるのでカウントには加えないことにした。カボチャのあとにはナスが1本残った。ナスはトマトの隣りで育って いるが、この1本は元ベランダ出身で生育が悪かったので枯れたズッキーニのあと移植したものだ。畑で息を吹き 返し立派に実をつけている。カボチャのあとは掘り起こして肥料を入れ畝を作った。
ダイコンは1週間ほど前に1本立ちにしたが今日見ると生長の悪いものが4−5本あった。もう少し2本立ちのまま にしておけばフェイルセーフになったのに、残念。ホウレンソウ、カブ、からし菜は芽が伸びている。ダイコンの抜き菜 は塩もみになる。トマトは新しい実が出来なくなった。モロヘイヤは背丈ほどになり元気だ。サニーレタスは今夜の サラダ用だ。今年の夏のカボチャはエビスが12個、雪化粧が15個収穫できた。

    



  落花生の「秘密」 (2011年9月4日)

 台風12号は関西で大雨を降らしているようだが我が家の畑には適度な雨をもたらしてくれている。種を持って 畑へ。ホウレンソウを蒔く。小カブも蒔く。ダイコンは本葉が伸びてきている。次回は1回目の間引き予定。 ズッキーニは完全にカボチャに場所をとられている。ズッキーニを抜く。丹波の黒豆は花のあとに小さな毛深い サヤが付き始めた。押してみるが今のところ豆の入っている感触は無い。後から植えた別の黒豆は丁度良いくらいの 大きさに生長し花を咲かせている。落花生の様子を見ると、落花生のベビーが土の中に入っていこうとしている。 初めて見た。何か「頭隠して尻隠さず」の様子で、見てはいけないものを見てしまったような気持ちになった。 本当は「ひも付きの体」のため人目につかない夜中に土の中に隠れてしまいたかったのではないだろうか。

    



  ダイコンの芽が出た (2011年9月1日)

 夕方の買い物帰りに畑の側を通ったので立ち寄ることにした。4日前に蒔いたダイコンの種はきれいに発芽 していた。「昔の野菜」も発芽していた。写真を撮って帰るつもりであったが、見回すと野菜がぶら下がっている ので収穫。ナス、ピーマン、シシトウ、ニガウリ、トマト、オクラ、モロヘイヤ、カボチャ等。カボチャは雪化粧 を1個収穫。カボチャの玉はまだ生長を続けている。枯れかかったカボチャの葉っぱを座布団にして保護した。シ ョウガを試し掘りしてみる。抜くとお店で売っているような若いショウガが現れた。味噌をつけてビールのつまみ にした。

    



  ダイコンの種を蒔く (2011年8月28日)

 朝7時に畑へ。数日前の雨で土はしっとりしている。宮崎より送ってもらった、ダイコンと「昔の野菜」の 種を蒔く。畝に30センチ間隔でビンの底で窪みを付けてゆく。窪みに水を入れて、そこの4粒ほど種を入れて 土を被せる。隣の畝には抜き菜用として余った種をばら撒いた。カボチャはエビスを2個、雪化粧を1個収穫。 グリーンセンターで秋まき用の種と苦土石灰、醗酵鶏ふんを買う。種は金町小かぶ、ホウレンソウのソロモン、 葉からし菜、紅菜苔、ターサイ、赤タマネギのルビールージュ。苗は茎ブロッコリーのスティックセニョール、 サニーレタスをそれぞれ4株買う。夕方、ブロッコリーとレタスを植えに行く。ホウレンソウの予定畝に苦土石灰 を入れる。

    



  試し掘り (2011年8月24日)

 朝7時に畑へ。サツマイモの勢いはすごく、隣のインゲンの畝にもかぶさってきている。インゲンは枯れ初めて いるので抜くことにする。イモのつる返しをしてインゲンを抜き、深めに耕し、鶏ふんを入れた頃には日が照って きて暑くなりバテ気味に。息を整えるためにサツマイモの試し掘りをしてみたら大きなイモが出来ていた。 隣の畑のIさんが現れる。長ネギを分けてくれるという。ワラの束まで用意してくれ溝を深く掘る植え方の実演を してくれた。バテ気味ではあったが息を整えて穴掘り続行。今年はズッキーニは期待したほどの収穫は無かった。 早朝の人工授粉をサボったせいか途中で腐ってゆく実が多かった。今はカボチャのツルに巻き込まれている。

    



  はじめちょろちょろ (2011年8月21日)

 ベランダで育てている野菜は生長がやっとという感じでやっと大きくなった頃にはもう秋風が吹いてくる。 毎日観察しているゴーヤ、トマト、オクラなどは実ができても申し訳なくて食べれないほどだ。一方畑の地力 には感心する。生長が速い。夏も終わりごろになると元気なツルたちが隣の畑と互いに進入しあう。トマトは 3種類植えているが枝葉が茂り過ぎて収穫しにくいし奥まったところは日陰になってしまう。17日に枝葉を カットすることにした。始めは恐る恐る小さな枝をカットしていたのであるが間に合わない。だんだん太い枝 にもハサミをいれるようになる。最初は枝に付いている青い実がもったいないと思っていたが、そのうちカット した枝葉の束が大きくなっていくのが楽しい気持ちになった。秋ナスのためにナスもトリミング。初代シュンギク も抜いた。腐葉土作りの囲いはカットした枝葉でいっぱいになった。カボチャを6個収穫。  

  カボチャ (2011年8月1日)

 腐葉土を作る囲いに板を立てた。囲うとひと安心。落葉や抜いた雑草を放り込んでいる。もう一つは必要 そうだ。ニガウリは植えつけた当時は風が強い日が多くネットまでツルが届くか心配したほどであったが その後順調に伸び初収穫した。ミニトマトは奔放に茂りたくさんの実を付けている。腕を差し込んで熟れた 実のみを採ろうとするが完熟予備軍を落としてしまう。来年はもう少しスペースに余裕を持たせて植えよう。 トマトとバジルが採れるのでランチはパスタが多くなった。バジルは茂って食べきれないのでジェノベーゼの ソースを作って冷凍保存した。キャベツは大方収穫した。黒豆は本葉の生長が速いのでネットを外した。 第一期の丹波の黒豆は花が咲き始めた。枝葉が茂り過ぎているようなので大胆にカットした。カボチャは 相変わらずツルを伸ばし続けているが葉は少しずつ枯れ初めてきた。葉が縮んでくると隠れていたカボチャ が現れる。首根っこが乾燥してひび割れているものを選び今回は4個収穫した。食べてみると美味であった。

    



  雨が降った(2011年7月22日)

 雨が降って台風が去った。秋が来たかと思わせるような涼しさで温度計は20℃近くを示している。絶好の 畑作業日和だ。9時頃出かける。7月18日に蒔いた黒豆の種がもう発芽していた。黄色のズッキーニが太って いた。ミニトマトは鈴なり。喉が渇いたら真赤に熟れたトマトを食べる。小さなゴーヤがぶら下がっている。 葉脈の隅々まで水分を得て元気なモロヘイヤを収穫。ナス、ピーマン、シシトウ、キュウリ、オクラ、バジルを収穫。 ベランダから畑に引っ越してリハビリ中のナスにも実がついた。竹林より枯れた竹を持ってきて枝を落とし 落葉や雑草を積んでいる場所に囲い用の支柱を立てた。切り口を斜めにして土に打ち込んだ。黒豆が発芽したが 鳥避けネットとの間に空間が無く心配だ。竹を茶筒ほどにカットしてそれぞれの芽の側に立てスペースを作った。 涼しかったので結局6時間ほど畑にいた。くろまめは最初から最後まで草取り三昧。畑の周りの通路まできれいに して悦に入った様子であった。

    



 ミョウガ (2011年7月16日)

 23坪畑のミョウガは今年は出来が悪かった。来年期待で100坪畑に移植した。見ると小さなミョウガの「素」 が幾つかある。水をたっぷり与えた。今年も収穫できれば嬉しい。キャベツは2個を初採りした。向う隣の畑の岩崎 さんより黒豆を貰った。これから畑への直播きでも問題ないとのこと。鳥に突かれないようにと青い網とペグまで 借用することになった。黒豆は5月に豆を水に浸けすぎたり芽を徒長させ過ぎたりして数本しか残っていないので 今回の直播きに期待したい。雨が降らないのでカットして植えたサツマイモのツルの一部が茶色に枯れてしまっている。 タンクで水を運び掛ける。里芋は水好みとのことなのでそろそろ一雨欲しいところだ。

    



 巨大ズッキーニ (2011年7月7日)

 ズッキーニは早朝の受粉を頻繁にしていないせいか手ごろな大きさの実の収穫ができないなと思っていたら 何とペットボトルの2倍もありそうなズッキーニが横たわっていた。キュウリは30センチぐらいの長さの 水分をたっぷり含んだものが5本ぶら下がっていた。サトマイモは追加で植えた20本のツルが根付いたようだ。 さらに30本のツルをカットして挿し合計で100本になった。落花生に黄色い花が咲いた。ベランダで育てて いたナスが元気がないので畑に植え替えた。同じ時期にプランターと畑に植えた野菜であるが、畑の地力は圧倒的 だ。ナスの快復期待だ。トマトは大中小とも実を着け茂っている。支柱をもっと高くしておけば良かった。 丹波の黒豆は風にも倒れず大きくなった。正月料理の材料にするぐらいは採れそうだ。 キャベツは竹酸液+唐辛子の効果があったようでアオムシはゼロとなった。中心部が巻きはじめキャベツらしく なってきた。収穫したトマト、バジル、ズッキーニ、インゲンでパスタランチとなった。パスタを茹でるのは もっぱら私の役目だ。アルデンテに仕上げるための試し食いで10本ほどは減ってしまうのだ。丸々と太った 「田舎キュウリ」は昔風に味噌をつけて食べた。

    



 サツマイモ(2011年6月30日)

 サツマイモのツルが伸びてきた。今の時期の畑はツルだらけだ。キュウリのツルは支柱の先端まで到達して 掴まるところを捜している。通常では先端をカットするらしいが横方向にしばり誘引した。ニガウリのツルも アミに取り付き一安心。カボチャのツルの勢いには恐ろしささえ感じる。ツルの先端を見ると生命力の塊だ。 サツマイモのツルが何本も伸びている。4月末に苗を50本植えたがちょうどその時の苗の形になっている。 ツルを20本ほどカットして空いている畝に植えた。50本+20本=70本になった。先輩の苗達に追いついて イモをつけてくれるだろうか。

  



 アオムシ (2011年6月28日)

 早朝に畑へ。カーラジオからラジオ体操の音楽が流れてくる。小学生の頃の夏休みは毎日ラジオ体操をして 首から下げたカードにハンコを貰ったものだ。終業式にもらう真新しい夏休み帳はもらうと嬉しくてすぐに ページをめくり、ひととおり内容は確認した。肝油も配られた。
 畑はまだ涼しい。ズッキーニの黄色い花がきれいに開いている。まずは人工授粉だ。大きく開いた雌花の中の 雌しべの付け根部分に20匹ほどの蟻がいた。蟻が蜂の代わりに受粉してくれるというのも本当らしい。ただし 蟻の体表のつるつる感が気になる。ちゃんと花粉を運んでくれるのだろうか。小雨が通り過ぎる。
カボチャの形、表面の質感がどっしりしていて見ていて嬉しい。陰の部分にも光を当てようとひねってみるが プロレスのヘッドロックを思い浮かべてしまい気の毒なので四分の一ひねりだけにしておいた。
キャベツのアオムシに竹酢液+唐辛子のスプレーの効果はあったのだろうか。端から見てゆく。いない!完璧に いなくなっている。早朝のためヒダの奥で眠っているとは思いたくない。完全試合だ。でもこういう時に限って 一番最後のキャベツにいたりするんだよな、と思いつつ足を進めると、いた!最後のキャベツに一匹だけいた。残念。 つまんで土に落とすといつものようにクネクネする元気はないようだ。伸びている。
 サツマイモのツルが伸びてきた。次回はこのツルを切って、遊んでいる畝に追加で植える予定だ。

 強風 (2011年6月24日)

 強い風がようやくおさまった。夕方になって涼しくなってきたので畑に行ってみる。まずはキャベツ。 竹酢液+唐辛子の効果はどうだったのか。スプレーの効果かそれとも強い風で避難しているのかアオムシの数は いつもより少ないようだ。這い上がってきているアオムシも元気がなく、ちょっと萎びているようだ(と思いたい)。 またひととおりスプレーをする。
 ズッキーニが1本、この風で飛ばされていた。葉が大きく茂り実もついて逆三角形になっていたのに支柱が足り なかった。申し訳ない。すぐに残りのズッキーニに追加の補強をした。今度は大丈夫。
 カボチャの伸びたツルを整列させておいたのにこの風で煽られて方向を変えていた。枯れ草ベッドもまったく 見当違いのところにずれていた。元に戻してストッパーとしての棒を立てた。サツマイモのツルも伸び始めた。 これからはツルの手入れが大変そうだ。
 ショウガの芽が10センチほどに伸びてきた。

 ジャガイモ収穫(2011年6月20日)

 晴れ。ジャガイモ掘りには絶好の天気だ。「23坪畑」でインカのひとみ、アンデスレッド、キタアカリを掘る。 土から大きく育ったイモが現れる。今年は満足のゆく収穫があった。天気が良いので普段あまり会わない近くの畑 の人たちも出てきていてしばしの畑談義となった。畑の脇に枯れ草があったので車に積む。
 「100坪畑」のカボチャはすごい勢いで生長している。この調子で伸びれば腹の中の小腸、大腸のように引き回す ことになりそうだ。ネキリムシにかじられて弱っていた苗も復活し葉が元気になり花も咲いていた。雌花の下には 小さなカボチャも出来ている。生命の危機を感じると一生を早送りしてひととおりのシナリオをまっとうさせようと しているようだ。生長中のカボチャの下に枯れ草を敷いてやった。
 先日植えたセロリーの1本が倒れていた。やはり根本をかじられている。幸い脇から元気な脇芽が伸びてきているので ひと安心。キャベツはアオムシに食われた穴が多数。見つけるとつぶしているが追いつかない。アオムシは早朝に朝食 を食べるらしいので我々が畑に行く頃は葉の陰で食後の昼寝をしている頃らしい。それでも結構な数のアオムシを つまんでつぶすことが出来る。側を親のモンシロチョウがヒラヒラ飛んでいる。竹酢液に唐辛子を入れてみた。今度は これを吹きかけて効果を見てみたい。ニガウリの蔓が伸びてきた。ネットを張ったがちょと緩めだ。ネットの到達した 蔓だが掴まるか掴まらないか思案中みたいだ。下手に掴まると風が吹いて蔓が切れてしまうかも知れないのだ。 ネットか安定しているのかゆらゆらしているのか、目がないので触感で判断しているのか、先導役の蔓は責任重大だ。

    



 糠(ぬか)(2011年6月14日)

 ネキリムシの退治ということで糠を求めてガーデンセンターに行った。係員に聞くと置いていませんとのこと。 糠を混ぜた肥料はあるとのことであるが、これは違う。近くのコイン精米小屋に「無料でどうぞ」とあるのでは ないかと期待して行ってみたが無し。漬物のタル売り場にありそうな気がして行ってみると有りました。麹とか 塩の側に糠が。塩とか唐辛子とかが入っていないようなので一袋購入。でもガーデンセンターに置いていないという ことは撒かないほうが良いものなのかも知れない。
 畑でカボチャとズッキーニの根本に糠を撒く。撒いた外側にネキリムシが居れば効果はあるかも知れないが 内側に入っていたとすれば、かえって窮鼠猫を噛むではないが自暴自棄になって茎を噛み切るのではないかと 思いながら・・・。本日購入したセロリーの苗4株を植える。

 ネキリムシ(2011年6月13日)

 ズッキーニの初収穫を期待して畑へ行ったが何者かに突付かれていた。多分鳥だ。「食べ頃」の認識は 私も鳥も同じだったようだ。見回すと何とカボチャの1本が元気が無くしおれ気味だ。地表近くの茎を探って いるとポッキリと切り取られていた。切り口を見ると新しい根が何本か伸びていたのでそのまま土を被せた。 再生してくれれば良いが。調べてみるとネキリムシ対策としてはタマゴの殻を回りに置いてチクチク作戦で 虫に嫌がらせをする、爪楊枝を茎の周りに並べて刺し「オリ」を作り物理的に近づけないようにする、糠(ヌカ) を撒いてこれを食べさせ虫に下痢をさせて退治する、などがあるようだ。糠を撒くのが一番手っ取り早そうなので これを採用することにした。トマトはホーム桃太郎に小さな実ができている。中玉のフルティカ、ミニの千果にも 順調に緑の実がぶら下がっている。キュウリとニガウリにネットをかけた。モロヘイヤは生長しているが花をつけ たがる。昨年は秋も近い終盤に花をつけていたものだ。見つけ次第、黄色い花を摘んでいる。シュンギクは生長が 良く、間引いたものがオカズとして重宝する。柔らかくて白和えにすると旨い。時間差で作るために新たに種を 撒いた。バジルが元気良く伸びているので先端を挿し芽にして横展開してみた。

    



 人工授粉(2011年6月9日)

 長ネギで枯れてきたものがあったので抜いて元気なネギを株分けして植えた。ひげ根なので根が多少千切れても 被害は少ない。原始に近い形態の生物ほど傷ついたときの再生能力は強そうだ。長ネギが一列に並んでいる姿は 気持ちが良い。
 ズッキーニの花が大きく咲いていた。まだ雄花が多いが雌花も咲いている。くろまめが人工授粉をするが雄しべを 雌しべに付けるときに力が入りすぎて雌しべの一部が欠けてしまった。ひげ根のようにフェイルセーフになっていれば 良いが・・・。

    



 霧吹き器 (2011年6月3日)

 今日は朝早めに畑へ出かける。車を降りると湿気の多いキノコのような朝のにおいだ。畑をやる人は朝が早いとは 聞いていたが向こう隣のIさんとNさんはもうひと仕事終わっているような様子だ。早速ズッキーニを見てみると 雌花はまだ開いていない。雄花は咲いていて手持ち無沙汰の様子。食べると美味しいらしいが気の毒で今のところ 食べる気にはなれない。
 霧吹き器のアダプターを試すために水のペットボトルを買う。もったいないので中の水は飲み干して別途充填して 使いたかったのであるが急に2リットルの水を飲めるものでもなく、竹酢液を入れて使用することにする。かざして 見ると竹酢液のなかにもやもやしたカスのようなものが入っていることがわかった。水は無罪であった。ということは せっかく「清潔」な水を使ったのにまた詰まる予感。畑では快適に霧が出続けたが持ち帰ってベランダでシュッシュッ していたらややつまり気味となった。霧吹きアダプターも1日の寿命であった。
 帰りがけにIさんにズッキーニやカボチャの受粉について聞いてみたら、虫やアリが受粉してくれますよとのことで あった。アリは多分早朝より働いていると思う。アリが竹酢液の匂いが嫌いでなければ良いが・・・。

    



 ズッキーニ (2011年5月31日)

   台風一過の晴天とはいかなかったが、うす曇の畑日和だ。ズッキーニやカボチャに花が咲き始めたので 調べてみると人工授粉させたほうが良いとある。しかも朝9時頃には花がしぼんでしまうので早朝が良い とのこと。雄花と雌花の咲くタイミングのずれ、雄花の花粉はしばらくは保存がきくとのこと、同じ仲間の カボチャの花粉でもうまくいったなど興味深い。サトイモは順調に芽が出てきた。芽の形が丈夫そうで安心感 を与えてくれる。キャベツの葉の枚数が増えてきた。サツマイモは元気だ。インゲンも順調。遅くに蒔いたエンドウ はやはり元気がない。トマトは元気だ。ミニトマトは黄色い花が咲き早くも緑のトマトがぶら下がっている。 ナスは生長してきたので支柱を立てる。紫の花が咲いている。落花生は以前種を蒔いた時に形が悪くてごみの場所に ほったらかしにしておいたものから元気に芽が伸びていた。畝の列に復活させた。雑草はこれまで小さすぎて抜きに くかったがほどほどに大きくなってきた。抜くとビリビリとヒゲ根が切れて抜ける感触が指先に伝わってくる。 これからの季節は雑草抜きが追いつきそうもないのでビリビリ感を楽しんでいるわけにもいかず雑草退治専用のクワ? を買った。
先日竹酢液を薄めてスプレーしたらアブラムシに効果があったようだ。だだ溜めておいた雨水の上澄みを薄め用 に使用したら、しばらくして霧吹き器が詰まってしまった。ホームセンターに行ったらペットボトルにはめる霧吹き のアダプターがあった。
 高志さん宅に立ち寄ったら、ツタンカーメンのエンドウをもらった。雰囲気がいかにも数千年前といった 感じである。11月3日ごろに植える予定。
 帰りに「23坪畑」に立ち寄る。エンドウ豆は全部収穫した。紫タマネギは太ってきたので一部収穫。

    



 落花生の発芽 (2011年5月23日)

   昨日の雨が上がる。オクラは昨年の種を発芽させたが水に漬けている時間が長すぎたせいか芽の勢いが 弱いようだ。昨日購入したオクラの苗を植えつける。カボチャに花が咲いていた。シシトウが1本ぶら下がって いた。落花生が発芽していた。サツマイモが根付いたようで成長が加速している。サトイモの芽が2本出ていた。
帰りにお茶の葉を摘んだ。

    

    



 お茶を作る (2011年5月19日)

   先日は 「23坪畑」でナナホシテントウを何匹かを捕まえ袋に入れて「100坪畑」のアブラムシを 退治すべく放してみたが飛んで行ってしまった。強制的に目の前の食事を食べるよりも自由が良いらしい。 納戸を捜すと以前購入した竹酢液があった。アブラムシが嫌がり野菜には優しいとのことなので、これを 薄めて霧吹器に詰めいざ畑へ。トマトの支柱を立てるためにノコギリも持参することに。支柱の材料の竹は 向こう隣の方が余っていた竹を快く提供してくれた。竹酢液をスプレーした。長ネギは以前に葱坊主を取ろう として深く取りすぎ雨水が溜まるのではないかと心配していたが、切り口が枯れてきて巾着のように狭まり 口を塞いでいた。自然の仕組みは素晴らしい。
 地主のおじいさんから声を掛けられた。世間話をしていたら目の前のお茶の葉を持って行って良いとのこと。 生垣にしているが最近は収穫していないとのことである。若いお茶の葉がツンツンと伸びている。何でも手作り が好きなので喜んで頂く。エプロンに一杯ほど摘んだらおじいさんはそんな少ない量だと出来たお茶を鼻の穴に 詰めたらおしまいだという。もう少し摘ませてもらう。帰って蒸して揉んで乾燥させて早速飲んでみた。 味は新茶の香りがして上出来であった。いつでも好きなときに摘んで持ってゆきなさいというので、今回は茎も 混ざっていたが次は若葉の部分だけたっぷりともらってこようと思う。

  



 落花生を植える (2011年5月14日)

 ベランダの黒豆の芽が徒長ぎみだ。日差しが少なかったのと風が強かったので部屋のガラス越し の生活が長かったせいか。ニガウリは順調に茎が太い。両方とも畑に持ってゆくことにする。ニガウリ の一部はベランダに残して今年の夏の節電対策とする。数日前の雨で畑の土はしっとりしている。 サツマイモの芽は緑の若葉が増えてきた。インゲン、キャベツも順調。シュンギクは小さい芽が出てきた。 カボチャの葉裏側にアブラムシがついていて葉っぱの養分を吸い取っている様子なので払い落とす。 次回は何らかの「自然農薬」を作りスプレーすることにしよう。向こう隣の方から落花生の種を貰い 蒔く。落花生の殻を割るとだいたい2個の豆が入っている。前回収穫したもので、もちろんバターで ローストはしていない。渋皮の付いた状態で2個ずつ蒔いてゆく。
 帰りに「23坪畑」に寄る。キヌサヤが相当採れた。花がいっぱいあるのでまだまだ採れそうだ。 紫タマネギの葉の根本を折る。キヌサヤと紫タマネギと人参は親戚に送ることにした。土手の ヒルガオをベランダの鉢に移植した。
 キヌサヤは夕食の味噌汁の実となった。九州麦味噌と良く合う。
(by そらまめ)

  

    (割付図by くろまめ)


 ショウガを植える (2011年5月8日)

 気温は26℃まであがり夏がやってきた。風も穏やかで畑日和だ。ベランダで育てていたポットの オクラが芽を出し始めた。本来であればここで本葉がある程度大きくなるまで育てて畑に移植するべき と思うが節約して使った土がどうも固そうで首を持ち上げにくそうだ。畑に持って行くことにする。
 ジョイフル本田でスイートバジル、ニラ、モロヘイヤの苗、春菊の種、三州白芽の種ショウガ、 ブルーベリーの苗木(ブルージェイ)を買い畑に向かう。ニラはネギの列に植える。バジルは畑に 半分、半分は持ち帰ってベランダに植えることにする。モロヘイヤは大きくなるので間隔を広くとる。 春菊は種をばら蒔く。春菊が虫が嫌がるというので防虫効果も期待だが、嫌がった虫が他の野菜に 避難してきたら逆効果なのだろうか。醗酵鶏ふんを埋めてから種ショウガ1キロを植える。ちょうど掘った 畝の長さに収まった。ブルーベリーは母の日の記念樹として植えた。実付きを良くするには違う種類の ブルーベリーを一緒に植えるとより良いらしい。今回は1本にした。
 周辺の草取りをして枯葉と混ぜておいた。道の脇に蟻の巣があり蟻が忙しそうに出入りしている。 これからは農薬を使わない虫への「嫌がらせ」も課題だ。地主さんが竹林より筍を持ってきてくれた。 ありがたい。さっそく今夜のおかずだ。
(by そらまめ)

  

    (割付図by くろまめ)


 草とりと植え付け (2011年5月6日)

 友人が遊びに来て種まきを手伝ってくれた。インゲンは早くも黄緑の芽を伸ばしている。真っ直ぐに 植えたつもりだったが出てきた芽は直線とはかけ離れていた。インゲンにとっては真っ直ぐでなくても 何も問題はないはずだ。友人がインゲンの畝を延長してくれたので、そこに新たに種を蒔いた。 新たにキャベツと青ジソの畝ができた。下仁田ネギと赤ネギをもらったので植えた。土に穴を掘り 抜いた雑草等を投げ入れた。枯葉も入れて堆肥にするつもりだ。(by そらまめ)

 

   (割付図by くろまめ)


 かぼちゃの位置 (2011年4月29日)

 「23坪畑」に立ち寄り長ネギの苗を掘りあげる。アジサイ、菊、バラ、水仙も掘りあげる。 じゃがいもは順調に成長している。芽かきをする。抜いた芽に早くも小さな芋の子供が付いていた。 「100坪畑」に移動。えんどう豆の種を蒔く。長ネギを移植する。花を植える。カボチャの位置を 変えて将来蔓が伸びやすいようにする。キュウリはカボチャに場所をとられ移動した。(by そらまめ)

 

   (割付図by くろまめ)


 夏野菜 (2011年4月26日)

 朝、行きつけのグリーンセンターに夏野菜の苗を買いに出かける。先ずは醗酵鶏ふんを買う。 お決まりのナス、キュウリ、トマト、ミニトマト2種、ピーマン、シシトウ、パプリカ3色だ。 サツマイモ、ベニアズマは50本一束、ズッキーニはオーラムとダイナーの2種、カボチャは 雪化粧とエビスカボチャの2種、インゲンは種を買う。大きなフタ付きポリバケツ、作物の名札、 新しいクワも購入。畑ではまずスコップで穴を掘りポリバケツを埋める。支柱をX字に組んで、その 上に支柱を横にして空中に浮かす。収納場所が決まると気持ちが落ち着く。畑が広いので余裕のある 割付けにした。
 家では黒豆、オクラ、ニガウリが発芽を待っている。(by そらまめ)

  

   (割付図by くろまめ)


 100坪畑デビュー (2011年4月24日)

 天気良し。午後からクワを持って畑へ出かける。「作小屋さん」がいたので挨拶する。まずは 畝でも作ろうとクワを入れるが土が超ふかふかしていて山にならない。一応綱を張って真っ直ぐを 心がける。私の素人っぽいクワさばきを見抜かれたらしく「作小屋さん」が近づいてきてクワさばき の手ほどきを受ける。里芋を植える予定と言うと去年の芋が残っているから使っていいよとのこと。 土垂(どだれ)という品種とのこと、ありがたくいただき一畝植える。周辺は竹林があるが筍は今年は 不作とのこと。銀杏の若葉がきれいだ。桜もあり花見も楽しめそうだ。茂みの陰では好物のフキも発見 した。作小屋の向こうにはワラビが生えていた。ワラビを見るのは久しぶりだ。しばらくして隣の 畑の高志さんがやってくる。種より育てあげたサニーレタスの苗を頂けるとのことなので半畝に植える。 ありがたい。直線を出す糸もユニークな糸巻き方式だ。まわりに醗酵した腐葉土をまきミニ土手を作り 風を防いでくれ、さらに糠もまいてくれた。
 畑デビューはもらいものでスタートした。まだまだ場所はいっぱいある。芋、豆、カボチャ、ズッキーニ、 夏野菜などいろいろ植えて楽しみたい。ベテランさん達はいろいろ植えると体力が追いつかないとの ことでサイクルの長い野菜を植えているとのことである。
(by そらまめ)

       


 100坪の家庭菜園 (2011年4月22日)

「これから家族と畑に行ってきます。良い一日を!」とメール送信してから理想の畑に出会うまでそれ ほど時間はかからなかった。よいご縁をいただき本日、100坪の畑を契約することができた。

 今、借りている畑が今植えている野菜の収穫以降は使用できなくなったので、次の畑を探す必要があっ たが、なかなか情報は得られないままにいた。明日は一日雨になる予報なので畑の整理と夏野菜の成長を 見に行った。紫玉ネギは太り、エンドウマメはまだ花を咲かせてなかったが生育はベランダのものより良 く、ミニキャロットは素直に伸び、ミョウガは芽を伸ばし、ジャガイモは葉を10pほど広げ、ニラは短く 太く青々としていた。この畑ともお別れかと思うとやはり淋しい。

 午後からの展開をここに記しておきたい。俳句の仲間の高志さんに届け物があったのでアポなしで伺っ たところ彼は郵便受けを開けたばかりのところだった(笑)。彼が畑をしていることを知っていたので軽 く尋ねてみた。彼の借りている畑を案内してもらい、ソラマメの固定種の栽培の話を興味深く聞いた。ま た、彼の三つ目の畑の隣は空いてることを確認し、一緒に地主宅に伺った。話はとんとん拍子に進み契約 できた。

 帰宅し、また見に行った時、思った以上に広い畑にしばらく言葉が出なかった。しかし夫が「保存の利 く芋豆類、場所をとるカボチャやズッキーニなどでなんとかなる。ブルーベリーも植えて通路を広く取れ ば埋まるよ」と言った。私はムギやソバを少量植えて観察するのも面白いのではと思った。
(by くろまめ)